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前歯をインプラントにするメリットとは?自信と笑顔を取り戻す方法

2023.12.01

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

前歯のインプラント治療

何らかの原因で前歯を失うと、食事や人との会話などの何気ない日常を楽しめなくなります。噛む・話すなどの機能的な問題だけでなく、見た目に悩む方が多いでしょう。

今回は、前歯をインプラントにするメリット・デメリットや、具体的な治療の手順について解説します。虫歯や事故で前歯を失って治療を検討している方や、前歯がないことで自信を失っている方は、ぜひ参考にしてください。

前歯を失った場合の治療法とは?

前歯がない人

そもそも、前歯を失った場合の治療にはどのような方法があるのでしょうか。主な治療法として、以下の3つが挙げられます。

部分入れ歯

部分入れ歯は、その名のとおり部分的な入れ歯のことです。前歯部分だけの入れ歯を作成して、失った歯を補います。

部分入れ歯の治療では、基本的に大きく歯を削ることはありません。ほかの健康な歯への負担を最小限に抑えて治療が可能です。

また、いつでも簡単に取り外せるため、洗浄などのメンテナンスや歯磨きがしやすいことも特徴でしょう。選択する素材によりますが、保険が適用されるのでほかの治療法と比べると安い場合が多いです。素材や形状にこだわって作成した場合は、保険が適用されないこともあります。

ブリッジ

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を土台として人工歯を装着する治療法です。橋を架けるように人工歯を被せるので、ブリッジとよばれています。

健康な歯を土台として失った歯を補うため、自然な噛み心地を叶えられることがメリットです。

しかし、土台となる2本の歯を削る必要があります。健康な歯を削らなければならないことは、大きなデメリットでしょう。

治療費用は入れ歯と同程度か、やや高い程度です。入れ歯と同様に、基本的には保険が適用される治療です。素材などにこだわる場合は保険が適用されません。

インプラント

インプラントとは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着することで失った歯を補う治療です。歯の部分だけを補う入れ歯やブリッジとは異なり、根本部分から再建するため、天然歯に非常に近い噛み心地を得られます。

1本ずつでも、すべての歯でも補うことが可能ですが、顎の骨の厚みや量が足りない場合や、糖尿病や骨粗鬆症といった持病がある場合は実施できない可能性があります。

ほかの治療とは異なり外科手術を伴う治療なので、希望するすべての方が受けられる治療ではありません。

前歯をインプラントにするメリット

前歯をインプラントにするメリットイメージ

前歯をインプラントにするメリットは、以下のとおりです。

審美性が高い

インプラントは、入れ歯やブリッジと比べて天然歯に近い自然な前歯を作れます。例えば、部分入れ歯で前歯を補う場合、入れ歯を固定するためのバネ(クラスプ)が見えることや、入れ歯がずれて前歯の見た目に影響を及ぼすことがあるでしょう。

インプラントは人工歯根を顎の骨に埋め込んで人工歯を装着するため、支えるためのバネを必要としません。

また、インプラントの人工歯にはセラミックが使用されるのが一般的です。セラミックは天然歯の色調や艶、透明感の再現性に優れており、非常に自然な人工歯に仕上がります。

人工歯を支えるためのバネが必要ないこと、自然な人工歯に仕上がることから、インプラントは非常に審美性が高い治療といえるでしょう。

天然歯のような噛み心地が得られる

インプラントは、ご自身の歯で噛むような自然な噛み心地を得られます。入れ歯やブリッジとは異なり、歯根部分から再現するためです。天然歯の構造と非常に近いので、自然な噛み心地を得られます。

入れ歯やブリッジは、歯の部分のみ補う治療です。天然歯とは構造が異なるため、噛む際や話す際に違和感を覚える方が多いでしょう。

天然歯の噛む力を100%とした場合、部分入れ歯は30〜40%程度、ブリッジは50〜60%程度しか再現できません。インプラントは90%以上とされているので、硬い食べ物も問題なく食べられるでしょう。

発音しやすい

インプラントで前歯を補った場合、ほかの治療法に比べて発音しやすいこともメリットといえます。人工歯が外れる心配や、装着時の違和感がないからです。

部分入れ歯で前歯を治療した場合、会話で口や舌を動かすことで、入れ歯が外れる・ずれることがあります。バネや歯茎を覆う床など、口内に入れると異物感が強いパーツもあるので、発音するときの感覚が掴めないこともあるでしょう。

インプラントは天然歯に近い構造で歯を補うので、自然な装着感を得られて発音しやすいです。

ほかの歯に負担をかけない

インプラントは、ほかの歯に負担をかけずに治療できます。

ブリッジの場合は、失った歯の両隣の歯を削って土台にしなければなりません。健康な歯を削ることに抵抗がある方は非常に多いです。削ることで、歯の寿命が縮まるケースもあるでしょう。

部分入れ歯の場合は歯を削る必要はありませんが、隣接する歯にバネをかけて入れ歯を固定します。強く締め付けることはないですが、少なからずほかの歯に負担をかけるでしょう。

インプラントは独立して治療できるので、ほかの歯に負担をかけることがありません。健康な歯の寿命を縮めることなく、失った歯を補えるのです。

前歯をインプラントにするデメリット

前歯をインプラントにするデメリットイメージ

前歯をインプラントにする主なデメリットは、以下の3つです。

費用が高い

インプラントの治療費用は、ほかの治療法と比べて高額になります。

インプラント治療には、高度な知識とスキルが必要です。前歯のインプラントは特に難易度が高いといわれているため、より専門的な知識と技術が必要になるでしょう。そのため、費用が高くなる傾向があります。

また、インプラントは原則自由診療となるため、保険が適用されません。全額自己負担しなければならないので、費用が高くなります。

人工歯根が露出することがある

歯茎は、加齢とともに下がることがあります。ブラッシングの際の力が強すぎることなども、歯茎が下がる原因になるでしょう。

インプラントを入れた前歯の歯茎が下がると、人工歯根が露出することがあります。インプラントは見た目の美しさから選択する方が多いですが、人工歯根が露出すると審美性が低下します。特に、前歯のインプラントの人工歯根が露出した場合は、非常に目立つでしょう。

定期的なメンテナンスが必要である

インプラントの治療後は、定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける必要があります。

インプラントの寿命は10〜15年とされており非常に長いですが、適切にメンテナンスを受けていなければ寿命は短くなります。適切にメンテナンスを受けていれば、20年以上使い続けられることもあるでしょう。

メンテナンスの際は、インプラントの状態だけでなく、口腔内全体の健康状態を確認してもらえます。何らかのトラブルが起こっていても早期に適切に対処してもらえるので、メンテナンスは必ず受けてください。

前歯をインプラントにする治療の流れ

前歯をインプラントにする治療の流れ

前歯をインプラントにする治療の流れは、以下のとおりです。

①カウンセリング・検査を受ける
②人工歯根を顎の骨に埋め込む
③人工歯根と顎の骨が定着するのを待つ
④アバットメントを装着する
⑤人工歯を装着する

まずは、カウンセリングや検査を行い、現在の歯や顎の骨の状態を確認します。インプラント治療ができる状態であれば、人工歯根を顎の骨に埋め込む手術を行います。

人工歯根を埋め込んだら数週間ほど待ち、顎の骨と人工歯根を定着させなければなりません。顎の骨と人工歯根が結合したら、アバットメントを装着します。

アバットメントとは、人工歯根と人工歯を接続するための連結部です。アバットメントの装着後、歯茎が落ち着くのを待って人工歯を装着すれば、インプラント治療は終了です。

治療後は、定期的にメンテナンスを受けましょう。

前歯をインプラントにする費用

前歯をインプラントにする費用

インプラントの治療費用は、部位に関わらず1本300,000〜400,000円程度です。実際の費用は歯科医院によって異なるので、治療を受ける前にしっかりと確認してください。

まとめ

インプラント

今回は、前歯をインプラントにするメリット・デメリットや治療の流れ、費用について解説しました。

前歯を失うと非常に目立つので、ストレスに感じる方が多いでしょう。インプラントは健康な歯に負担をかけることなく、失った歯を補える治療です。

審美性が高いだけでなく、天然歯に近い感覚を得られるなど機能性も優れています。前歯を失った方は、インプラントを検討してはいかがでしょうか。

前歯のインプラント治療をご検討の方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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