tel 075-711-0118

〒606-0018京都府 京都市 左京区
岩倉中河原町193

ご予約はこちら

MENU

月・火・水・金・土

09:15〜13:00(最終受付12:00)
14:30〜18:15(最終受付17:45)

※祝日のある週の木曜日は8:45〜12:30(最終受付12:00)になります。 土曜日の診療時間は8:45〜17:00(最終受付16:30)になります。 宜しくお願い致します。
休診日
木・日・祝
京都市左京区岩倉の歯医者「金田歯科医院」木野駅徒歩5分です。

小児歯科

お子様の歯を守るために

お子様の乳歯はいずれ永久歯へと生え替わっていきます。
しかし、いずれ生え替わるから乳歯は虫歯になっても大丈夫というわけではありません。
乳歯にできた虫歯は、その後生え替わる永久歯にも少なからず影響を与えます。
例えば、乳歯の虫歯の数が多いと、そのあと生えてくる永久歯が虫歯になるリスクが上がってしまいます。
もし今お子様に虫歯がなくても、定期的に健診を受けてお口の中を清潔に保ち、しっかりとした予防管理を行うことが大切です。

乳歯の特徴

乳歯は永久歯と比べて以下のようば特徴を持っています。

  1. 歯のエナメル質や象牙質が薄く虫歯になりやすい
  2. 虫歯の進行が早い
  3. 歯の中にある歯随(歯の神経)の占める割合が大きく、虫歯になると歯随を傷めてしまう可能性が高い

上記の理由から、乳歯は注意深くケアしてあげる必要があるのです。
歯科医院でのメンテナンスとご家庭でのケアで歯の健康を維持するように心がけましょう。

永久歯への生え替わり

お子様の歯はお母さんのお腹の中にいるときから形成され始め、妊娠2~3ヶ月になると乳歯の芽(歯胚)が全て揃います。
生後 6ヶ月頃を過ぎたあたりから乳歯が生え始め、3歳頃にはほぼ全ての乳歯(全部で20本)が生え揃います。
個人差がありますのでこの時期にすべて生え揃っていなくても心配する必要はありません。
その後、4~6ヶ月で乳歯の石灰化が始まります。顎の骨も変化しておおよそ6歳前後で永久歯への生え替わりが始まります。生えはじめたばかりの永久歯はまだ未発達で酸に弱く、簡単に虫歯になってしまいます。
永久歯に生え替わったからといって安心せず、ご家庭と歯科医院でのお口のケアが重要となります。

時期別の注意事項

乳歯時期(生え始め)

生後半年ほどで乳歯が生え始めます。早い段階でご来院ください。

  1. 歯科医院でフッ素塗布を行う
  2. 食べ物を口移ししたり食器の共有をしないようにする
  3. 甘いものを長時間ダラダラと与えないようにする
  4. 食事のあとは必ず歯磨きをしたりガーゼで歯の汚れを拭う

乳歯時期(生え揃った頃)

三歳ほどで乳歯が全て生え揃ってきます。だんだんと食事の量が増えてくるため、虫歯になるリスクも高くなる時期です。

  1. 歯科医院でフッ素塗布を行う
  2. 朝、夜に規則正しく歯磨きをするよう心がける
  3. フッ素配合の歯磨き粉を使用する
  4. 甘いものを長時間ダラダラと与えないようにする

永久歯時期(生え始め)

5〜6歳頃から乳歯が抜けて永久歯に生え替わり始めます。
生えたばかりの永久歯は免疫力が弱く虫歯になりやすいため要注意です。
永久歯は一生使い続ける歯ですので、ここからが虫歯予防の本番です。

  1. 歯科医院でフッ素塗布を行う
  2. シーラントを行う
  3. お子さんの歯磨きの後、親御さんの仕上げ磨きを徹底する
  4. 甘いものを長時間ダラダラと与えないようにする

永久歯時期(生え揃った頃)

12〜13歳頃には永久歯が生え揃います。
奥歯がとくに虫歯になりやすいといわれており、学校の課外活動などで外食が増えてきます。

  1. 歯科医院でフッ素塗布と定期健診を行う
  2. シーラントを行う
  3. 1日の食事量などの食生活のチェックをする
  4. 甘いものを長時間ダラダラと与えないようにする
  5. 間食をしない

お子様の虫歯予防法

左京区 歯医者 フッ素塗布

フッ素塗布

お子様の歯の表面にフッ素を塗布することにより、エナメル質を強化して虫歯菌が出す酸によって歯が溶けるのを防いでくれます。
また、酸で軟らかくなってしまうエナメル質を硬くする「再石灰化」の作用もありより効果的です

左京区 歯医者 シーラント

シーラント

普段しっかりとお子様の歯磨きをしていても、歯ブラシの毛先が届きにくくどうしても磨き残しが出てきてしまうのが奥歯の溝です。
そのような歯ブラシが届かない歯の溝を塞ぐのが、シーラントというプラスチック樹脂です。溝をシーラントで塞ぐことにより、溝に汚れが溜まりにくく、また溝が浅くなるので、しっかりと歯ブラシの毛先が入りこみ磨き残しを極力減らすことができます。

左京区 歯医者 甘いものを時間をかけて食べない

甘いものを時間をかけて食べない

例え話ですが、1枚の板チョコを1時間かけて食べるのと5分で食べるのを比べると、どちらの方が虫歯になりやすいでしょうか?
答えは1時間かけて食べる方です。1時間かけて食べると食べている間ずっとお口の中は酸性に傾いています。食べ終わってから唾液の働きでお口の中は酸性から中性に戻りますが、1時間かけてダラダラとおやつを食べていると、すぐには中性には戻らず、またすぐに昼ご飯や晩ご飯になり、また口の中が酸性に傾きます。お口の中が酸性に傾くと虫歯ができやすくなります。可能でしたら、お菓子など甘いものは控えていただくことが虫歯予防になりますが、もし甘いものを食べるとしてもきちんと時間を決めて長時間食べないようにするだけで虫歯の発症リスクは下がります。

お子様の歯を守るために保護者の方ができること

「子どもの歯は私が守る」という気持ちをもって歯医者に通ってください。
また、子どもの歯を守るにはまずはご自身のお口の中を理解することが大切です。
虫歯菌は、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には存在しません。
赤ちゃんの虫歯の原因となるのは、普段から赤ちゃんと時間を過ごしているお母さんやお父さん、保護者の方の行動が関係していることが多いのです。
赤ちゃんと同じスプーンやお箸を使う、口移しで食べ物を与える、また愛情表現であるキスなどがその要因となります。
こうしたちょっとした行動で、赤ちゃんのお口に虫歯菌が移っていくのです。
そのため重要なのは、お母様・お父様、保護者の皆様がご自身のお口の衛生状態をチェックし、お母様・お父様、保護者の皆様ご自身の良好な口内環境を整えることがお子様へ移す虫歯菌の量を減らすことに繋がるのです。つまり、お子様の虫歯予防に繋がるのです。

小児歯科のQ&A

Q歯磨きはいつから行うべきですか?
A歯の生え始めから始めてください。
お子さんの乳歯が生え始めたら歯磨きを始めましょう。
最初はうちは思うように磨かせてくれないと思いますが、歯磨きをしながら音楽テープやビデオをかけるなど歯磨きの時間が楽しくなるように努め、毎日の習慣になるように心がけてください。
Q子供が歯医者に行きたがらないのですがどうしたらよいでしょうか
Aまずは歯医者さんに慣れることから始めましょう。
お子さんが嫌がる場合、いきなり治療を始めるようなことはしません。
お子さんに説明だけをする、スタッフと遊んでもらう、ユニットに座ってもらうなど、まずは歯医者さんに来ることに慣れてもらうことからスタートし、段階を踏みながら治療を行いますので是非お子様と一緒にご来院ください。
Qフッ素塗布は何歳から可能ですか?
Aなるべく早い時期での塗布をお勧めします。
乳歯・永久歯共に生えて間もない時期はフッ素塗布の効果が発揮されやすいので、歯が生えてきたらまるべく早い時期に歯科医院でフッ素塗布をしておくことをお勧めしますが、フッ素を塗れば安心というわけではなくその後の歯磨き習慣化や食生活のチェック、定期健診を行うことが大切です。
Q小児歯科には何歳から通ったらいいですか?
A何歳からでも大丈夫です。
小児歯科には年齢の条件などはありません。
お子様のお口の中や歯のことで気になることがあればお気軽にご来院ください。
Q1枚の板チョコを食べる場合、1時間で食べるのと5分で食べるのを比べると虫歯のリスクはどっちの方が高いでしょうか?それともそれほどリスクの差はないでしょうか?
A1時間かけて板チョコを食べる方が虫歯のリスクは高いです。詳細はお子様の虫歯予防を参照してください。
Optimized with PageSpeed Ninja