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2025.03.07
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こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。
入れ歯は、歯を失った時に手軽に取り入れられる治療法のひとつです。歯を失うと食事や会話など、日常生活に影響を及ぼすことがありますが、入れ歯があれば会話を楽しんだり、もっと快適に生活できたりするかもしれません。
しかし、入れ歯と聞くと費用がいくらかかるか不安に思う方も多いです。部分入れ歯か総入れ歯か、保険適用か自由診療かによって、かかる費用は大きく異なります。
今回は、入れ歯の費用について詳しく解説します。
負担割合が1〜3割の方の場合、部分入れ歯なら約5,000円~1万5,000円と負担を抑えて入れ歯を作成できます。総入れ歯の場合は、1万5,000円~2万円ほどの費用がかかります。
また、保険適用の入れ歯の床部分はレジンと呼ばれるプラスチックでできています。扱いやすい素材なため入れ歯の作成が容易で、治療期間は2週間から1ヶ月程度と短いです。できるだけ早く不便な状態を脱したいという方にも人気です。
保険適用の入れ歯に比べ、保険適用外の全て自費の入れ歯には多くの種類があります。費用や特徴が異なるので、一つずつ説明していきます。
費用の目安は、約10万円~55万円です。
保険の部分入れ歯特有である、金属の留め具がない入れ歯です。金属の留め具がないので、笑ったり喋ったりしたとき周りに気づかれにくく、自然に仕上がります。
柔らかい素材で床部分が作られていて軽いので、装着時の違和感が少ないのが特徴です。
費用の目安は、部分入れ歯が25万円~60万円、総入れ歯が約30万円~80万円です。
金属床義歯とは、歯茎に密着する部分がコバルトクロムやチタンなどの金属で作られた入れ歯です。床部分が薄く装着感が良いのに加え、金属の強度によって歯の耐久性が高まります。
さらに、金属は熱を通しやすい素材なので、食べ物の冷たさや温かさを直接感じられます。食事の楽しみを失いにくい入れ歯と言えるでしょう。
ただし、金属を使用しているため、金属アレルギーの方は注意が必要です。
費用は、40万円~150万円が目安です。
残っている歯やインプラントを土台として、その上に入れ歯を装着する方法です。総入れ歯、部分入れ歯の両方に対応していますが、インプラントの本数や固定の仕方によって費用が大きく変動します。
残っている歯やインプラントを支えに装着しているので、ズレたり噛む力が弱くなることがないのが特徴です。
費用は、部分入れ歯は45万円から、総入れ歯は80万円からが目安です。BPSデンチャーとは、ヨーロッパ発祥のイボクラール・ビバデント社が開発した高品質のフルオーダーメイドの入れ歯です。
BPS公認の歯科医師と歯科技工士が連携し、口腔内の状態や筋肉の動き、咬み合わせのバランスなど口腔内のデータを徹底的に収集します。型取りや嚙み合わせのチェックを複数回にわたって念入りに行うため、細部まで患者さまに合わせて作成可能です。
フィット感が良いため長時間装着していても疲れにくいことが特徴です。食べカスも挟まりにくいので、日常のお手入れが簡単です。
ただし、取り扱っている歯科医院が少ない傾向があります。
部分入れ歯は10万円~50万円、総入れ歯は40万円~50万円が目安です。
顎や歯茎といった粘膜に触れる部分を柔らかいシリコンでカバーしているのが特徴です。歯茎にぴったりと密着するため、外れにくく装着時の痛みが少ないです。
現在の入れ歯に痛みを感じる方や、見た目と機能性の両方を求める方に選ばれています。
ここでは、保険適用の入れ歯と自費の入れ歯の違いについてお伝えしていきます。
自費の入れ歯は、数種類の素材から自分に合わせて選択することが可能です。保険適用の入れ歯では、レジンと呼ばれるプラスチック、クラスプ(バネ)は金属で作られます。
ご自身の希望を細かく叶えたい場合は、自費の入れ歯を検討する必要があるかもしれません。保険適用の入れ歯の作成時は、色や形も自由に選択できません。
保険適用の入れ歯は、歯や顎の細かい動きにうまく対応できない可能性があります。プラスチック特有の硬さが原因でしょう。また、使用するうちに入れ歯と歯茎との間に隙間ができ、外れたり装着時に異物感を覚えたりすることが多いです。
自費の入れ歯は、何度か精密に型を取って微調整を繰り返します。しっかりと密着してくれるので、一人ひとりの口にフィットし、保険適用の入れ歯に比べると異物感が少ないです。
保険適用と自費の入れ歯では、上述したとおり使用している素材が違います。プラスチック製の保険適用の入れ歯は耐久性が低く、破損する可能性が高いです。
自費の入れ歯ではさまざまな素材を選択できます。そのため、審美性やフィット感だけでなく、耐久性も高めることが可能です。
ただし、素材や構造によっては修理が難しいケースがあります。保険適用の入れ歯はプラスチック製なので、万が一破損しても修理しやすいです。
自費の入れ歯は、何度も調整して患者さまに口内にフィットするように制作します。そのため、治療工程が多くなり、完成までに時間がかかります。
それに対し、保険適用の入れ歯では選択できる素材や構造に限りがあります。選択肢がない分、治療期間が短い傾向にあります。
保険適用の入れ歯と比べ、自費の入れ歯は高額なものが多いです。保険適用のものは1万5,000円程度で作れるのに対し、自費の入れ歯は10万円以上するものが多いです。
ただし、オーダーメイドなので着用中のストレスが少ないなどのメリットもあります。
保険適用の入れ歯では、使用できる素材に限りがあります。そのため、審美性を高めることができません。特に、部分入れ歯の場合は、金属のバネを使用するので、装着していることがわかりやすいです。
しかし、自費の入れ歯では、自然な見た目を目指せます。
自分の歯を失った場合には、入れ歯の他にもインプラントとブリッジという治療方法があります。ここでは、インプラントとブリッジについて詳しく解説します。
インプラントとは、歯を失った顎の骨に人体との相性が良いチタン製の人工の歯根を埋め込み、歯を再建する治療です。人工歯根の上にアバットメントという土台をたて、人工歯を被せます。
歯肉の切開や骨に穴を開ける外科処置が必須なので、骨の高さや厚みが足りない場合や、高血圧などの全身疾患がある場合、治療できないことがあります。また、手術に伴うリスクがあり、術後には腫れや痛みが発生するケースが多いです。
しかし、独立した歯を作れることから、周囲の歯への影響を抑えて治療できるメリットがあります。インプラントの平均寿命は10〜15年とされており、メンテナンスを欠かさなければ長く使用可能です。
顎の骨と人工歯根が結合するまで待つ期間が必要なため治療期間は3〜6ヶ月と長いですが、健康な歯を傷つけず保持したい方に選ばれています。
費用の相場は、1本20万円~50万円程度です。
ブリッジ治療とは、失った歯の前後にある歯を削り、それを土台として連結した人工歯を被せる方法です。1本の歯を失った場合、前後の歯に被せる部分と合わせて3本の人工歯が連結した被せ物を使用します。入れ歯のような取り外し式ではありません。
前後の歯を土台として使用するため、失った歯の本数が多い場合や、残っている歯の状態がよくない場合は、治療できないケースがあります。周囲の歯を削る必要があるので、土台となる歯の健康状態も重要です。
ブリッジは、選ぶ材質にもよりますが保険が適用されることがあるため、経済的負担を抑えて受けられると言えるでしょう。治療期間も1ヶ月~3ヶ月とインプラントよりも短いです。
費用は、1本1万円前後が相場です。
今回は、保険適用の入れ歯と自費の入れ歯の費用などについて解説しました。それぞれの特徴をしっかりと理解したうえで、ご自身にあった入れ歯を選択しましょう。
入れ歯を検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院は、皆さまの「行きたい歯医者」を目指して診療を行っております。虫歯・歯周病治療、ホワイトニング、矯正治療、予防歯科など、さまざまな治療に力を入れています。
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