tel 075-711-0118

〒606-0018京都府 京都市 左京区
岩倉中河原町193

ご予約はこちら

MENU

月・火・水・金・土

09:15〜13:00(最終受付12:00)
14:30〜18:15(最終受付17:45)

※祝日のある週の木曜日は8:45〜12:30(最終受付12:00)になります。 土曜日の診療時間は8:45〜17:00(最終受付16:30)になります。 宜しくお願い致します。
休診日
木・日・祝
京都市左京区岩倉の歯医者「金田歯科医院」木野駅徒歩5分です。

インプラントオーバーデンチャーの費用は?治療のメリットも解説!

2023.08.18

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

インプラントオーバーデンチャーを持つ手

昨今注目を集めている「インプラントオーバーデンチャー」をご存じでしょうか。

今回は、インプラントオーバーデンチャーの概要や費用、メリット・デメリット、治療の流れなどを解説します。

インプラントオーバーデンチャーとは?

顎に手を当てて考える中年女性

インプラントオーバーデンチャーとは、取り外しができる入れ歯をインプラントで固定する治療方法です。総入れ歯から部分入れ歯まで幅広く対応しており、一般的な入れ歯よりも機能性が高く、使い勝手がよいことから注目されています。

通常の入れ歯はズレたり外れたりすることがよくありますが、インプラントオーバーデンチャーは顎の骨に直接インプラントを埋め込むので、安定性が高いです。しっかりと噛むことができるため、今までどおりに食事を楽しめるでしょう。入れ歯がズレることによる痛みなどのトラブルを予防することもできます。

インプラントオーバーデンチャーの費用

机に置かれた電卓を叩く手元

インプラントオーバーデンチャーにかかる費用は、総額500,000円〜1,500,000円ほどです。入れ歯を固定する方法やインプラントの本数によっても費用は大きく変動します。

通常の入れ歯は保険が適用されるので、3割負担であれば約9,000円で治療を受けられます。インプラントオーバーデンチャーは保険適用外なので、費用は全額自己負担しなければなりません。そのため、治療費が高額です。

しかし、医療費控除の対象になるので、確定申告を行えば税金の一部が戻ってきます。

インプラントオーバーデンチャーのメリット・デメリット

Merit Demeritと書かれたパズルのピース

インプラントオーバーデンチャーのメリット・デメリットを把握すれば、自分に合っている治療方法かどうか確認できるでしょう。インプラントオーバーデンチャーを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントオーバーデンチャーのメリット

インプラントオーバーデンチャーのメリットは、以下のとおりです。

  • 取り外せる
  • 噛む力が向上する
  • 顎の骨が少なくても治療できる
  • バネがない
  • 違和感が少ない
  • ズレる心配がない
  • ガタつきが少ない

インプラントオーバーデンチャーは顎の骨にインプラントを固定するので、天然歯と同様にしっかりと噛むことができます。埋め込むインプラントの本数が少ないので、体への負担はもちろん、経済的な負担も軽減できるでしょう。

通常の入れ歯と同様にケアできるので、口腔内の環境も整えやすくなります。

インプラントオーバーデンチャーのデメリット

インプラントオーバーデンチャーのデメリットは、以下のとおりです。

  • 保険適用外なので治療費が高額になる
  • 天然歯に被せる場合は虫歯のリスクが高くなる
  • 治療を受けれない可能性がある
  • 噛む力が強まるため人工歯が消耗しやすい

インプラントではなく天然歯に入れ歯を被せる場合は、残存歯に食べカスや歯石が溜まりやすくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるでしょう。

また、外科手術が必要なので、持病を持っている方や禁煙ができない方などは、インプラントオーバーデンチャーの治療を断られるかもしれません。

インプラントオーバーデンチャーとほかの治療法の違い

体の横の2つのチェックボックスで悩む男性

インプラントオーバーデンチャーとほかの治療法の違いをご紹介します。

入れ歯との違い

入れ歯とは、人工歯を用いた取り外し可能な装置を装着して、失った歯を補う治療方法です。歯茎の上に乗っているプラスチック製の歯で噛むので、天然歯と同じようにしっかりと噛むことは難しいです。

しかし、インプラントオーバーデンチャーであれば、顎の骨にインプラントを埋め込むので、しっかり噛むことができます。入れ歯のように外れることやガタつく心配はありません。

インプラントとの違い

インプラントとは、顎の骨にインプラントを埋め込んで人工歯を取り付ける治療方法です。失った歯の本数が多くなると、治療費用や治療期間が長くなります。

インプラントオーバーデンチャーは、すべての歯を補う場合も少ない本数のインプラントで支えられます。インプラントよりも治療期間を短くすることができ、体への負担や治療費を抑えられるでしょう。

オールオン4との違い

オールオン4とは、最小4本のインプラントで片顎の歯をすべて支えるインプラント治療方法です。

インプラントオーバーデンチャーは口蓋部がプラスチックで覆われていますが、オールオン4は口蓋粘膜のままなので、何も覆われていません。

インプラントオーバーデンチャーは自分で入れ歯の取り外しができるため、オールオン4よりもメンテナンスがしやすいでしょう。介護が必要になった場合、介護者でも入れ歯を簡単に取り外せるので、インプラント周囲炎の予防にもつながります。

インプラントオーバーデンチャーの治療の流れ

startからgoalまでのstep

インプラントオーバーデンチャーの治療の流れは、以下のとおりです。

  • 問診・精密検査
  • 治療計画の立案
  • 手術
  • 入れ歯の作成・装着

それぞれ解説します。

問診・精密検査

まずは問診と精密検査を行い、口腔内の状態を確認します。治療への要望、不安・疑問などのカウセリングも行われるでしょう。

歯科医院によって異なりますが主に行われる精密検査は、以下のとおりです。

  • レントゲン検査
  • 唾液検査
  • 噛み合わせの検査
  • CT撮影
  • 身体の疾患の確認

問診と精密検査で得られたデータを分析し、資料を作成します。

治療計画の立案

作成した資料をもとに、最適な治療方法が提案されます。検査結果や患者さまの要望に合わせた治療プランを、提案された計画のなかから自分で選択することが可能です。

治療スケジュールや治療費用の説明も受けられるので、気になることがある場合は質問しましょう。

手術

インプラントオーバーデンチャーは、以下の流れで手術を行います。

  1. インプラントを顎の骨に埋め込む
  2. 入れ歯を固定するアバットメントを取り付ける
  3. 装着する入れ歯に留め具を埋め込む
  4. インプラント体と入れ歯を連結させる

外科手術を行うので、手術後は出血や強い痛みが生じるでしょう。顎の骨とインプラント体が結合するまでに期間が必要なので、結合を待つ期間は仮歯を装着して過ごします。

入れ歯の作成・装着

顎の骨とインプラント体が結合するまで3~6か月間ほどかかるので、結合を待つ間に入れ歯の作成を行うでしょう。入れ歯の作成が完了したら、インプラントの先端に取り付けたアバットメントに入れ歯を装着します。

治療終了後は、インプラントを長持ちさせること、インプラント周囲炎などを予防することを目的に、3~6か月に一度を目安に定期的にメンテナンスを受けてください。

インプラントオーバーデンチャーがおすすめの方

歯科医院のカウンセリングを受ける女性

インプラントオーバーデンチャーがおすすめの方は、以下のとおりです。

  • 骨量が少ないためオールオン4が難しい方
  • 入れ歯がズレる・外れることに悩んでいる方
  • 高齢の方
  • 体への負担をなるべく減らしたい方
  • 虫歯や歯周病によってすべての歯を失った方
  • 現在使用している入れ歯でしっかりと噛めない方

現在入れ歯を使用している方は、使っている入れ歯をインプラントオーバーデンチャーに使用できます。入れ歯の作製費が不要になり、治療費用を安く抑えることが可能です。

また、体への負担が少なく、顎の骨が痩せることを防げるので、高齢者にも適した治療法といえるでしょう。

まとめ

美しい歯を見せて笑う中年女性

今回は、インプラントオーバーデンチャーのメリット・デメリットや、インプラントオーバーデンチャーの治療の流れをご紹介しました。

インプラントオーバーデンチャーにかかる費用は、総額で500,000〜1,500,000円ほどです。入れ歯を固定する方法やインプラントの本数によって費用が大きく変動します。

インプラントオーバーデンチャーのメリット・デメリットを把握すれば、自分に合っている治療方法かどうか確認できるでしょう。今回の記事を参考に、インプラントオーバーデンチャーについての理解を深めてください。


インプラントオーバーデンチャーを検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

Optimized with PageSpeed Ninja