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京都市左京区岩倉の歯医者「金田歯科医院」木野駅徒歩5分です。

歯の寿命は何年?平均寿命と短くなる原因、延ばす方法

公開日:
更新日:

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

歯磨きをする高齢女性

「いつまでも自分の歯で美味しい食事を楽しみたい」「将来、歯を失ってしまわないか心配」とお悩みの方はいませんか。歯を失うと、噛み合わせのバランスが乱れるだけでなく、全身の健康や生活の質にも大きな影響を及ぼす可能性があります。

しかし、歯の寿命を縮める原因を理解し、適切な対策を継続すれば、大切な歯を一生モノとして長く残せるようになります。

この記事では、歯の平均寿命の目安、歯の寿命を短くする3大要因と失ったときの影響、そして今日から実践できる歯の寿命を延ばすためのセルフケアとプロケアについて分かりやすく解説します。将来にわたってお口の健康を守りたい方は、ぜひ参考にしてください。

歯の平均寿命はどれくらい?

歯の寿命を考えるイメージ

歯の平均寿命は、平成11年の厚生労働省の調査では、犬歯(糸切り歯)が最も長く約66年、第二大臼歯が最も短く約50年とされています。ここでいう寿命は、歯が抜けるまでの年数の目安と考えるとわかりやすいでしょう。

犬歯は根が長くしっかりしているため比較的長持ちしやすく、反対に第二大臼歯のような奥歯は噛む力の負担が大きいため、寿命が短めになりやすい傾向があります。

ただし、これらの数値は平成11年時点の調査によるものです。現在は予防意識の高まりや歯科医療の進歩により、歯の寿命は徐々に延びている傾向があります。そのため、今はもう少し長い可能性も考えられます。

令和4年の人の平均寿命は、男性81.05年、女性87.09年です。これと比べると、最期までご自身の歯で不自由なく食事ができている方は、まだ多いとはいえないのが現状です。

また、平均寿命はあくまで平均であり、すべての方がその年数で歯を失うわけではありません。生活習慣やお口のケアの状態、治療歴、噛み合わせ、歯ぎしりの有無などによって大きく差が出ます。早く歯を失う方もいれば、一生ご自身の歯を保てる方もいます。

歯の寿命は決まったものではなく、日々のケアや歯科医院での管理によって長く保てる可能性があります。

歯の寿命を短くする要因

虫歯になって穴が開いた歯

歯を失う主な原因としてよく知られているのが、虫歯と歯周病です。この2つは、歯の寿命を左右する大きな要因です。

さらに、歯の破折も見逃せません。歯が割れたり折れたりすると、状態によっては歯を残すことが難しくなることがあります。

それぞれがどのように歯の寿命を縮めるのか、順に見ていきましょう。

虫歯

虫歯は、虫歯菌が出す酸によって歯質が溶かされることで起こります。初期の小さな虫歯であれば、虫歯になった部分を削り、詰め物や被せ物で修復することで、機能を保ちながら使い続けられることが多いです。

ただし、治療をしても歯が元の状態に完全に戻るわけではありません。削る量が増えるほど、ご自身の歯質は少なくなり、歯は弱くなりやすくなります。

虫歯が進行して歯の根まで広がると、神経を除去する処置が必要になったり、状態によっては抜歯を検討したりすることがあります。神経の処置そのものが悪いわけではありませんが、歯を残すために必要な治療になる一方で、その後の歯は以前よりももろくなりやすい傾向があります。

また、小さな虫歯であっても、一度治療した歯が再び虫歯になり、再治療を繰り返すと、そのたびに歯質が少しずつ減っていきます。最初は小さな治療で済んでも、長い目で見ると歯の寿命を縮めることにつながる場合があります。

そのため、虫歯はできるだけ早く見つけて、必要最小限の治療で済ませることが、歯の寿命を守るうえで大切です。しみる、食べ物が詰まりやすい、黒ずみが気になるといった変化があるときは、早めに相談すると歯質を守りやすくなります。

歯周病

歯周病は、歯周病菌による感染症で、歯の周りの組織を少しずつ壊していく病気です。歯ぐきの腫れや出血などから始まり、進行すると歯を支えている歯槽骨が破壊されていきます。

歯周病のやっかいな点は、初期には痛みが少なく、自覚しにくいことです。歯ぐきから血が出ても、強く磨きすぎたせいだと思って様子を見てしまう方も少なくありません。

しかし、歯周病で問題になるのは歯そのものだけではなく、歯を支える土台の組織です。歯槽骨が破壊されると、歯がグラグラと動くようになり、最終的には抜け落ちることがあります。重度まで進行し、歯を残すことが難しいと判断される場合には、抜歯を選択することもあります。

歯周病は高齢の方だけの病気ではなく、年代を問わず起こります。歯みがきのときに出血する、口臭が気になる、歯ぐきが下がってきた、歯が浮く感じがするなどの症状がある場合は、早めに確認することが大切です。

歯の破折

歯の寿命を短くする主な要因としては虫歯と歯周病がよく知られていますが、歯の破折も非常に多いです。スポーツ中の接触や転倒、事故などで歯が折れるケースも、歯の破折に含まれます。

突発的な事故をすべて防ぐことは難しいですが、強い衝撃を受ける可能性があるスポーツでは、マウスガード(マウスピース)を使って歯への衝撃をやわらげる方法があります。ただし、これで完全に防げるわけではないため、状況に応じた対策が大切です。

また、歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合も注意が必要です。歯に強い力が繰り返しかかることで、歯が欠けたり割れたりすることがあります。特に睡眠中の歯ぎしりはご自身では気づきにくく、朝起きたときの顎のだるさや、詰め物の欠け、歯のすり減りなどで見つかることもあります。

歯の破折は、見た目には小さな欠けに見えても、内部に深いひびが入っていることがあります。割れ方によっては歯を残すことが難しく、抜歯を検討する場合もあります。

さらに、神経を除去する治療をした歯は、以前よりももろくなりやすく、割れるリスクが高まります。神経を取った歯がすべて割れるわけではありませんが、負担のかかり方によっては注意が必要です。

虫歯が進行すると神経の処置が必要になる可能性も高まるため、虫歯は大きくなる前に治療することが、結果として歯の破折予防にもつながります。

歯を失うことによる悪影響

歯を失って後悔する女性

ご自身の歯を失うと、お口の中だけでなく全身にもさまざまな影響が出ることがあります。歯を失った部分を補う目的は、見た目を整えることだけではありません。しっかり噛める状態を保ち、残っている歯や噛み合わせへの負担を減らすことも大切な目的です。

失った歯を補う方法には、ブリッジ、入れ歯、インプラントなどがあります。どの方法が合うかは、お口の状態や残っている歯の状況によって異なります。

ここでは、歯を失ったままにした場合に起こりやすいお口の中への影響と、全身への影響を確認していきます。

お口の中への悪影響

歯を失った場合、お口の中では見た目だけでなく、噛みやすさ、清掃のしやすさ、発音など、さまざまな面に影響が出ることがあります。

具体的にどのような変化が起こりやすいのかを見ていきましょう。

歯槽骨が痩せる

歯は歯槽骨に埋まっており、噛むときの刺激は歯を通して歯槽骨に伝わります。歯槽骨は、このような刺激を受けることで厚みを保っています。

歯を失うと、その部分の歯槽骨には刺激が伝わりにくくなります。その結果、歯槽骨が少しずつ痩せていくことがあります。

顎の骨が痩せると、頬がこけたように見えるなど、顔の印象が変わることもあります。また、骨の量が減ると、将来ブリッジや入れ歯、インプラントなどで補う際に治療計画へ影響する場合もあります。

噛み合わせのバランスが悪くなる

歯を失うと、噛み合わせのバランスが変化します。1本だけの欠損でも、お口全体に影響が及ぶことがあります。

噛み合わせのバランスが悪くなると、残っている歯に強い負荷がかかり、痛みや炎症が起こることがあります。一部の歯に負担が集中するため、欠けたり割れたりするリスクも高まります。

さらに、失った歯の隣の歯が傾いたり、噛み合っていた歯が移動したりすることがあります。こうした変化によって、噛み合わせの乱れがさらに大きくなる場合もあります。

失った歯と噛み合っていた歯が伸びてくることもあります。歯が伸びて歯の根の表面が露出すると、知覚過敏が起こることがあります。根の表面にはエナメル質がないため、虫歯にもなりやすくなります。

このような変化をできるだけ防ぐためにも、歯を失ったときは早めに補う方法を歯科医院で相談することが大切です。

周囲の健康な歯も虫歯や歯周病になりやすくなる

歯を失うと、残っている歯の周りが磨きにくくなることがあります。すき間ができたり、周囲の歯が傾いたりすると、汚れがたまりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まりやすくなります。

特に、歯周病で歯を失った場合は、隣り合う歯の歯槽骨にもすでに影響が及んでいる可能性があります。そのため、周囲の歯でも歯周病が進行しやすいことがあります。

歯を失ったからといって周囲の歯がすべて悪くなるわけではありませんが、清掃しにくい環境になることで、残った歯を守る難しさは増しやすくなります。

すき間から息が漏れる

歯を失ってできたすき間から息が漏れやすくなり、発音が不明瞭になることがあります。特に前歯の欠損では、サ行やタ行などの発音が気になりやすい傾向があります。

話しにくさを感じると、人前で話すことに気を使う方もいます。ただし、感じ方には個人差があります。発音への影響が気になる場合も、歯を補う治療を検討するきっかけになります。

全身への悪影響

歯を失うと、お口の中だけでなく全身にも影響が及ぶことがあります。特に、しっかり噛む機能が低下すると、顎の使い方や食事の内容、体への負担にも関わってきます。

顎関節に負担がかかる

噛み合わせが悪くなると、顎関節に過度な負荷がかかりやすくなります。顎関節症のリスクが高まることもあるでしょう。

また、歯を失った側を避けて、噛みやすい側ばかりで食べるようになると、顎の使い方に偏りが出て、さらに負担がかかることがあります。

噛み合わせの乱れは姿勢の崩れにつながることもあり、肩こりや腰痛などの不調に関係する場合もあります。ただし、こうした症状の原因は歯だけとは限らないため、全体を見ながら考えることが大切です。

消化吸収が悪くなる

歯を失うと、食べ物をしっかり噛みにくくなります。その結果、胃や腸に負担がかかり、消化吸収に影響する可能性があります。

また、噛みにくさからやわらかい物ばかり選ぶようになると、食べられる物が偏りやすくなることもあります。こうした変化が続くと、食事の満足感や栄養バランスにも影響することがあります。

認知症のリスクが高まる

噛むという行為は、脳へ刺激を伝える働きがあります。歯がほとんどなく、入れ歯も利用していない方は、20本以上歯が残っている方と比べて、認知症の発症リスクが約2倍になるという研究結果があります。

このことから、歯を多く失うことは認知症のリスクと関連すると考えられています。ただし、これは関連を示す研究結果であり、歯が少ないと認知症になると決まるわけではありません。認知症の発症にはさまざまな要因が関わります。

それでも、しっかり噛める状態を保つことは、お口の健康だけでなく全身の健康を考えるうえでも大切です。

歯の寿命を延ばす方法

歯の健康を守るために使用するデンタルケア用品

歯の寿命を延ばすためには、虫歯や歯周病を予防することに加えて、歯科医院で定期的にお口の状態を確認することが大切です。

歯を長く保つには、毎日のセルフケアだけでなく、歯科医院での専門的な管理、そして歯に負担をかけにくい生活習慣の3つをあわせて考える必要があります。

ここでは、歯の寿命を延ばすために意識したい3つの方法を紹介します。

ご自宅でのケア

虫歯や歯周病の予防にとって、毎日の歯みがきなどのセルフケアはとても重要です。

虫歯は虫歯菌、歯周病は歯周病菌が関わって起こります。細菌の集まりである歯垢が長く付着したままになると、虫歯や歯周病になりやすくなります。

歯ブラシで丁寧に汚れを落とすことに加えて、歯間ブラシやデンタルフロスを使い、歯と歯の間の汚れもしっかり除去しましょう。歯ブラシだけでは落としにくい部分があるため、補助清掃用具を組み合わせることが大切です。

ただし、使いやすい道具はお口の状態によって異なります。歯と歯のすき間の広さ、被せ物の有無、歯並びなどによって合うものが変わるため、自分に合った清掃用具や使い方は歯科医院で相談するとよいでしょう。

可能であれば、歯科医院でブラッシング指導を受けてください。毎日磨いているつもりでも、磨き残しやすい場所には個人差があります。ご自身に合った磨き方を身につけることで、セルフケアの質を高めやすくなります。

歯科医院でのケア

ご自宅で行うケアだけでは落としきれない汚れや歯石を補うのが、歯科医院でのケアです。定期的に、歯石や取り残した汚れを除去してもらいましょう。

また、定期検診を受けることで、虫歯や歯周病の早期発見につながります。症状が出る前の小さな変化に気づけると、歯を大きく削る治療や、進行した歯周病への対応を避けやすくなります。

お口の中のトラブルを早期に見つけて必要な治療につなげることは、歯の寿命を延ばすうえで大切です。

なお、定期検診の頻度は一律ではありません。虫歯や歯周病のなりやすさ、セルフケアの状態、治療後の経過などによって適した間隔は変わるため、ご自身のお口の状態に合わせて相談することが大切です。クリーニングだけで歯が長持ちするわけではなく、日々のケアと組み合わせて管理することが重要です。

生活習慣の見直し

虫歯や歯周病の予防、そして歯を守るためには、生活習慣の見直しも大切です。

しっかり噛んで食べる習慣を続けると、唾液の分泌量が増えます。唾液にはお口の中を洗い流す自浄作用や、細菌の働きを抑える殺菌作用があるため、虫歯や歯周病になりにくい環境づくりに役立ちます。

一方で、間食が多い方や、だらだらと長時間食べ続ける習慣がある方は、お口の中が酸性に傾く時間が長くなり、虫歯のリスクが上がりやすくなります。食べる回数や時間の取り方も、歯の寿命に関わるポイントです。

また、硬いものを食べるときは奥歯で噛むようにしましょう。前歯は食べ物を噛み切るのには向いていますが、硬いものを砕くのには適していません。前歯で無理に噛み続けると、欠けたり傷んだりする原因になります。

歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、マウスガードの使用を検討する方法もあります。こうした癖が続くと、歯に強い力がかかり、破折につながる可能性があります。特に睡眠中の食いしばりは自覚しにくいため、歯のすり減りや詰め物の破損を指摘されたことがある方は、歯科医院で相談するとよいでしょう。

生活習慣の見直しは、特別なことを一度に始めるよりも、毎日続けやすい形で整えていくことが大切です。

まとめ

歯磨き指導をする歯科衛生士

歯の平均寿命は、平成11年の調査では50〜66年程度とされています。現在は歯の寿命が徐々に延びている傾向があるため、実際にはもう少し長い可能性もあります。

ただし、最期までご自身の歯で不便なく食事ができている方は、まだ多いとはいえません。歯の寿命には個人差があり、虫歯や歯周病、歯の破折、治療の繰り返し、生活習慣などが影響します。

記事の要点を整理すると、まず歯の寿命を縮める主な原因は虫歯、歯周病、歯の破折です。次に、歯を失うと噛み合わせの乱れや周囲の歯への負担、発音のしにくさ、全身への影響などが起こることがあります。そして、歯の寿命を延ばすためには、毎日のセルフケア、歯科医院での定期的な管理、生活習慣の見直しを続けることが大切です。

歯の寿命は決まっているわけではなく、ケア次第で長く保てる可能性があります。虫歯や歯周病を予防し、歯に負担をかけにくい生活習慣を意識しながら、定期的にお口の状態を確認していくことが大切です。

歯の寿命を延ばしたい方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、皆さまの「行きたい歯医者」を目指して診療を行っております。虫歯・歯周病治療、ホワイトニング、矯正治療、予防歯科など、さまざまな治療に力を入れています。

ホームページはこちらWEB予約も受け付けております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

金田 直樹 院長

■この記事の監修者

金田 直樹 院長

経歴
  • 1980年3月 松本歯科大学卒業
  • 1980年4月 糸岡歯科医院 勤務
  • 1984年8月 金田歯科医院 開業
           
一言

数ある歯科医院の中から金田歯科医院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
金田歯科医院、院長の金田直樹です。
当院は1984年から岩倉で開業し、地域の皆様に支えられて、また皆様と一緒に皆様の健康作りをしてきました。
息子夫婦も歯科医師として2020年秋より一緒に働いております。
今後は息子夫婦も一緒に皆様の健康維持とより一層の健康増進に貢献したいと思っております。
家族や自分の大切な方に通っていただきたい歯科医院を目指して、自分ならこんな歯科医院に通いたい、家族や大切な人にぜひ受けて欲しい歯科治療を第一に考えております。
金田歯科医院をよろしくお願い致します。
スタッフ一同、笑顔でお待ちしております。

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