tel 075-711-0118

〒606-0018京都府 京都市 左京区
岩倉中河原町193

ご予約はこちら

MENU

月・火・水・金・土

09:15〜13:00(最終受付12:00)
14:30〜18:15(最終受付17:45)

※祝日のある週の木曜日は8:45〜12:30(最終受付12:00)になります。 土曜日の診療時間は8:45〜17:00(最終受付16:30)になります。 宜しくお願い致します。
休診日
木・日・祝
京都市左京区岩倉の歯医者「金田歯科医院」木野駅徒歩5分です。

歯のセラミック治療とは?メリット・デメリット、治療の種類や費用を解説!

2024.10.18

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

セラミックの歯を選択した女性

「歯のセラミック治療とはどのような治療法?」「歯のセラミックにはどのような種類があるの?」などといった疑問をおもちの方もいるでしょう。セラミックの歯にすることには多くのメリットがあります。

その一方でデメリットも存在するため、どちらも理解したうえでセラミックの歯を選択すべきか検討しましょう。

今回は、歯のセラミック治療について詳しく解説します。歯をセラミックにするメリット・デメリットや費用についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

歯のセラミック治療とは

セラミックでできた歯

歯のセラミック治療とは、虫歯などで削った部分にセラミックの詰め物・被せ物を使用する歯科治療を指します。

セラミックは白く透明感があるため、天然の歯のような美しい見た目を再現できます。精密に作られたものは歯科医師でも本物の歯と見間違えるほどです。そのため、特に前歯など目立つ部分に使用されることが多いです。

また、セラミックは劣化が少なく色の変化も起こりにくいため、再治療のリスクを大幅に軽減します。

歯のセラミック治療のメリット・デメリット

歯のセラミック治療のメリットとデメリットのイメージ

歯のセラミック治療にはメリットとデメリットがあります。ここでは、歯のセラミック治療のメリットとデメリットについて解説します。

歯のセラミック治療のメリット

歯のセラミック治療のメリットは、以下のとおりです。

虫歯が再発しにくい

銀歯の場合、温度変化によって膨張・収縮して、天然の歯との間に段差やすき間ができることがあります。

一方でセラミックの詰め物・被せ物は長期間使用しても変形しにくいです。天然の歯との間に隙間や段差ができにくいため、虫歯が再発するリスクが低く、歯の健康を長く保つことができます。

虫歯の治療を繰り返すと歯の寿命が短くなる可能性があるため、削った歯を長く維持できるのは歯のセラミック治療の大きなメリットです。

白さが持続する

保険診療で使用されるコンポジットレジンは、使い続けるうちに変色することがあります。

一方でセラミックの歯は、水分を吸収しないため、変色が起こりにくいのです。長期間美しく白い状態を保つことができる点は大きなメリットといえるでしょう。

金属アレルギーの心配がない

セラミックのなかには金属を使用しない素材もあります。金属を使用しないセラミックの歯を選択すれば、金属アレルギーのリスクがありません。そのため、金属アレルギーの方や金属アレルギーの疑いがある方でも安心です。

歯ぐきが黒ずむ心配がない

銀歯の場合、溶け出した金属が原因で歯ぐきが黒ずむことがあります。

一方で、上述のとおりセラミックのなかには金属を使用しないものがあります。金属を使用しないセラミックの歯を選択すれば、歯茎が黒ずむ心配がなく、健康的な状態を保つことができるでしょう。

セラミック治療は見た目を美しくするだけでなく、口腔内の健康も守れる優れた治療法なのです。

歯のセラミック治療のデメリット

歯のセラミック治療のデメリットは、以下のとおりです。

割れることがある

セラミックの歯は陶器と同じ材料でできているため、強い衝撃が加わると割れることがあります。特に歯ぎしりや食いしばりのクセがあったり、奥歯などの強い力がかかる部位に使用したりすると割れるリスクが高まります。

費用が高い

セラミック治療は基本的に保険が適用されないため、保険診療に比べて費用が高くなる点がデメリットです。自費診療となるため、歯科医院によって費用が大きく異なります。そのため、事前にいくらくらいかかるのか歯科医院で確認してから治療を受けましょう。

歯を削る必要がある

上述のとおり、セラミックの歯に強い力が加わると割れることがあります。セラミックの歯に強度をもたせるためには厚みが必要となり、天然の歯を多く削らなければなりません。健康な歯を削ることに抵抗がある方にとってはデメリットといえるでしょう。

メンテナンスが必要

セラミックの歯自体は人工物であるため虫歯にはなりませんが、メンテナンスを怠ると汚れが蓄積して土台となる天然の歯が虫歯になる可能性があります。土台となる天然の歯が虫歯になった場合はセラミックの詰め物・被せ物を外して治療しなければなりません。

虫歯の再発を防ぐためには自宅でしっかりと歯磨きをすることはもちろん、定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける必要があります。

歯科医院で歯のクリーニングをしてもらうことで、ふだんの歯磨きでは落としきれない汚れを除去できるため、天然の歯とセラミックの歯を長持ちさせることにつながります。

しかし、仕事などで忙しく、なかなか歯科医院を受診できないという方にとってはデメリットといえるかもしれません。

歯のセラミック治療の種類

セラミックで作られた歯

歯のセラミック治療にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴があります。ここでは、歯のセラミック治療で使用される主な素材をご紹介します。なお、取り扱っている素材は歯科医院によって異なるため、詳しくは治療を受ける歯科医院で確認してください。

オールセラミック

オールセラミックとは、金属を一切使用せず、セラミックだけでできた素材です。天然歯に近い白さと透明感を持ち、見た目が非常に美しいため特に前歯の治療に使用されることが多いです。また、金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がある方でも安心です。

一方で、銀歯に比べて強度が低く、強い力が加わると割れる可能性がある点はデメリットといえます。

ジルコニア

ジルコニアとは、人工ダイヤモンドと呼ばれるほど非常に強度が高い素材です。そのため、強い力がかかる奥歯に使用されることが多いです。ジルコニアも金属を使用しないため、金属アレルギーの症状が現れる心配がありません。

一方で強度が高いことから、噛み合わせの歯を傷つける可能性がある点はデメリットといえるでしょう。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックとは、セラミックとプラスチック(レジン)を混ぜ合わせた素材です。セラミックの美しさと、プラスチックの柔軟性を兼ね備えています。また、オールセラミックやジルコニアなどのほかの素材に比べると安い点もメリットです。

一方でプラスチックを含んでいるため変色しやすく、強度が低い点はデメリットといえるでしょう。

メタルボンド

メタルボンドとは、金属のフレームにセラミックを焼き付けた被せ物です。金属の強度とセラミックの美しさを併せ持っています。奥歯など強度が求められる部位に使用されることが多いです。

ただし、金属が使用されているため、金属アレルギーの症状が現れたり、歯茎が黒ずんだりするリスクがある点はデメリットといえるでしょう。

歯のセラミック治療の費用

歯のセラミック治療の費用を計算するイメージ

歯のセラミック治療は基本的に保険適用の対象になりません。そのため、費用は高額になります。自費診療になるため歯科医院によって費用は異なりますが、詰め物は4万円〜8万円ほど、被せ物は8万円〜18万円ほどが相場でしょう。

しかし、なかには一部保険が適用されるものがあります。専用のシステムを使用してハイブリッドセラミックのブロックを削り出して作成されたCAD/CAM冠・CAD/CAMインレーは、条件付きで保険が適用されます。

保険が適用されるCAD/CAM冠の費用は6,000円程度、CAD/CAMインレーの費用は4,000円程度です(3割負担の場合)。保険適用には条件があるため、詳しくは歯科医師に確認するとよいでしょう。

まとめ

セラミック歯にした笑顔の女性

セラミックの歯は白く透明感があり、天然の歯のような見た目を再現できることから多くの方に選ばれています。特に前歯など目立つ部分に使用されることが多いです。ほかにも、虫歯が再発しにくく、金属アレルギーの心配がないなど多くのメリットがあります。

その一方で、強い力が加わると割れる可能性がある点や治療費が高額である点はデメリットといえるでしょう。

セラミック治療にはメリットだけでなくデメリットもあります。また、セラミックの歯にはいくつか種類があるため、歯科医師に相談のうえご自身に合ったものを選択してください。

セラミック治療を検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、皆さまの「行きたい歯医者」を目指して診療を行っております。虫歯・歯周病治療、ホワイトニング、矯正治療、予防歯科など、さまざまな治療に力を入れています。

ホームページはこちらWEB予約も受け付けております。ぜひ一度ご覧ください。

Optimized with PageSpeed Ninja