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2021.09.13
京都市左京区岩倉の歯科医師、金田歯科医院の院長の金田直樹です。
今日のお話は親知らずについてです。
親知らずとは前から数えて8番目の永久歯です。
上下左右に1本ずつある方が多いですが、
中にはない人もいます。
特にここ近年は食生活の変化などにより顎が小さい人が多いため、8番目の歯が入るスペースがなく真っ直ぐ生えてこないことがよくあります。
生え方のパターンを説明します。
①まっすぐ完全に生えている
他の歯と同じようにまっすぐに生えていて
相手の歯と噛めるように機能する。
→他の生え方の親知らずよりは腫れなどが起きにくいですが、一番奥なので歯ブラシが届きづらく、むし歯のリスクが高いです。
② 斜めに生えていて歯茎から一部だけ親知らずが出ている
→一部だけ親知らずが歯茎から出ていると、汚れがたまりやすく腫れなどトラブルを起こしやすくなります。
また、隣の歯との間にも汚れがたまりやすく虫歯や歯周病のリスクもあります。
③ 歯茎に埋まっている親知らず
完全に歯茎に埋まっている親知らずは、虫歯や歯周病のリスクは低いです。
何も問題ないければ良いですが、隣の歯を押すように生えていたりもします。場合によったら7番目の歯の根っこを吸収させることもあります。
定期的にレントゲンを撮り確認していく必要があります。
次回は、”親知らずを抜く時の注意すること”です!