MENU
09:15〜13:00(最終受付12:00)
14:30〜18:15(最終受付17:45)
2021.09.02
京都市左京区岩倉の歯科医院、金田歯科医院の院長の金田直樹です。
“スマホ首”
という言葉を耳にされたことありますか?
ここ数年で急激にスマホが普及し、隙間時間や暇な時についついスマホを手に取っていませんか?スマホを手にするとついつい下を向きがちになします。すると首に負担がかかります。
もちろんこれらも問題です。
しかし、お子さんの問題で多いのが「口腔機能発達不全症」です。
発症の原因が一人一人で異なるので何から改善すれば良いのか迷われている方も少なくないかと思います。
例えば嚥下(飲み込む)には2種類あるのですが、主に母乳を飲む時に使う乳児型嚥下が残ったまま成長している場合は、専門的な訓練によって成人型嚥下へと移行させることができます。
そうすることによって口腔機能の発達を正常に戻すことも可能です。
というのも、乳児型嚥下と成人型嚥下では筋肉や呼吸の使い方が違います。
乳児型嚥下はほっぺたが動いて飲み込むのでほっぺたの筋肉が外から歯を押すため顎が大きくならないのです。
その他、「食べている時の姿勢」というのも口腔機能発達不全症に深く関わってきます。「食べることと姿勢」の関係性について次回以降に詳しくお話しますね。