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2021.08.07
京都市左京区岩倉の歯科医院、金田歯科医院の院長の金田直樹です。
今日は歯がなくなった後の治療に関してのお話です。
むし歯や歯周病など何らかの原因で歯を失って、そのままにしておくとお隣の歯が倒れこんできてしまいきちんと噛むことが出来なくなります。そこで何らかの方法で噛む機能を補う必要があります。
その方法は、以下の3つの方法です。
・入れ歯(義歯)
・ブリッジ
・インプラント
以前のブログでお伝えしましたが、
いずれも歯を失ってしまった部分の機能を取り戻すための方法でそれぞれに特徴があります。
どれを選択したら良いか、そのポイントになるのは、
①審美性(見た目)
②快適さ
③他の歯への負担
④値段
ではないでしょうか。
保険診療では、噛めるようにするという最低限の機能や健康を回復するために材料などにこだわらず「失ったところを補う」ということに焦点を当てた治療になります。
ですので、保険の入れ歯やブリッジという選択肢になります。
この点でインプラントは天然の歯と同じように噛むことが出来る為、違和感も少ないです。
そして何よりも、他の歯への負担があるかないかという部分が特徴です。
他の歯に負担がかかるとどうなりますか?
負担を余分に受けた歯は1.5倍もの仕事をしないといけなくなり、そのの寿命が短くなる可能性があります。
よく見られるのが、ブリッジにした歯が負担がかかりすぎてご自身の歯が割れたり折れてしまう場合です。
折れてしまった歯は抜歯になる可能性も高いのです。
また入れ歯でも同じように、入れ歯のバネをかける歯に負担がかかり、いわゆるビールのフタの栓抜き状態になりその歯に負担がかかり最悪の場合は抜歯になってしまうこともあります。
永久歯は抜けてしまったら二度と生えてきません。
そうならないように、今あるご自身の歯を大切にしていただきたいです。
ただインプラントら機能性など優れていますが、保険適応外の自費診療となります。
こういったことを踏まえながら、一緒にご自身に合った治療法を考えていきたいと思っております。
繰り返しますが、
まずはご自身の今ある歯を守ること
これが最も大切なことです。
ご自身の歯より優れている治療方法はありません。ご自身の歯でご自身の人生、楽しいお食事をなさることが一番です!