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2021.07.31
京都市左京区岩倉の歯医者、金田歯科医院の院長の金田直樹です。
こんにちは!皆さんいかがお過ごしですか。
台風の影響思ったほどではなく、よかったです。いやこれからでしょうか?毎年6月から台風接近ってよくありましたっけ?発生しても近づいてくるイメージがないのですがどうだったでしょうか?
さて、この頃、頬杖を無意識についている事が多く、いけないと思うことがよくあります。考え事をしていて思わず、仕事が終わり帰宅しぼーっとして思わず、運転中の信号待ちで思わず、本当に頻繫にしています。
たかが頬杖ですが見た目はもちろん健康にも良くないので気付いたらすぐやめるようにしています。頬杖は頬とはありますが下あごを手にのせたり押したりします。下あごは関節で上あごと繋がり、四方八方に動き食べ物をすりつぶすのにも活躍します。頬杖をつくとその下あごに頭の重さがのしかかり(成人の頭の重さは約4~6kg)、一気に負荷がかかります。
そのため下あごが後退したりゆがみ、歯並びが悪くなるだけでなく噛み合わせもズレていき、歯と歯の間にすき間が生まれて虫歯や歯周病のリスクが高まります。 さらに、下あごは関節で固定されているのですから顎関節症のリスクも高くなります。
下顎は人間の身体の中で唯一、左右にまたがり存在する関節であり、左右の関節が一対となって協調して動くことにより機能します。このため噛み合わせの不調などにより左右の動きの協調性が失われバランスが崩れると、どこかに大きな負担がかかり、顎関節症を引き起こす原因となります。
また頬杖は、左右交互に均等につくことはあまりありません。左右のどちらか片側でつくケースが多いようです。片側の頬ばかりに圧がかかる状態が続くと、顔の骨や口角などがゆがんでしまうこともあります。結果的に、顔にもゆがみが生まれしまいます。いい事は一つもありません。
癖だからといって甘くみると危険です。皆さんも気付いたらすぐにやめましょう!