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2021.05.02
京都市左京区岩倉の歯医者、金田歯科医院の院長の金田直樹です。
インプラント治療前の検査って何があるの?と疑問に思われる方もおられるのではないでしょうか?
前回はインプラントの歴史などについてお話しさせていただきました。
さて、今回はインプラント治療前の検査についてお話します。
インプラントの外科手術を問題なく安全に行うために、歯やお口の中の状態はもちろんのこと全身の健康状態や飲んでおられるお薬を把握しておくことが大切です。
検査といっても様々あり、今日はお口のお写真や歯のレントゲンにいてご紹介します。
パノラマは歯並び、顎の骨、顎の関節などお口全体を見ることができます。
CTと共にインプラント治療の治療計画や診断で必要です。
デンタルは、お口の中にフィルムを入れて1~4歯やその周りの状態を詳しく把握でき、虫歯や歯周病の部分的な診断に用います。
顎の骨の厚みや高さ、骨の質、神経や血管の走行位置など、お口全体の状態を立体画像であらゆる角度から診査できます。そのため、神経や血管の損傷、貫通などのトラブルを軽減できると考えられ、インプラント治療を受ける方には必ずCT撮影を行います。
また、そのCTの結果から入れる予定のインプラントの太さや、長さ、位置、角度などをシミュレーションします。
CTを撮影することで治療前に入念にお口の中の診査や診断ができるため、より安全に治療を受けてもらえます。
インプラント治療に備え口腔内の写真を撮影します。
撮影写真は治療計画の立案に用いたり、患者様への治療前・治療後の説明時に用います。
患者様の治療後の健康管理やインプラントメインテナンスを継続していくための大切なデータとなります。
レントゲン等の検査は以上ですが、
正確な診断と安全なインプラント手術、術後のインプラント長期安定性などを考えた場合とても大切です。
次回は歯周病検査や全身状態の把握の必要性になどについてお話しますね。