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2021.03.31
京都市左京区岩倉の歯医者、金田歯科医院の院長の金田直樹です。
歯石が付きやすいところと付きにくいところがある、この事実をご存知でしょうか?
歯石がつきやすい場所は下の前歯の裏側と上の奥歯です。なぜこの2箇所に歯石がつきやすいかと言うと、この二箇所には唾液が排出される管があります。大駅の出口は、カルシウムの濃度が高くなります。そこにプラーク、歯垢があると、そのカルシウムと反応して硬い歯石になります。歯石になると歯ブラシでは落ちません。歯科医院にある専用の器具で落とすしかありません。
歯石は、虫歯菌や歯周病菌の住処となります。この歯石がずっと口腔内にあると、虫歯や歯周病のリスクが上がります。この歯石ですが、どんなに歯ブラシが上手な人でも3ヶ月ほどすると歯の表面に付着します。私でも歯石を取って3ヶ月もすると下の前歯の裏側などに歯石が付きます。虫歯歯が痛くなったり染みたりするので気づきますが、歯周病は痛みがないので進行しても気がつかないことが多いです。
歯石がついていると虫歯や歯周病のリスクが上がるのはもちろんですが、口臭の原因になったり、歯茎からの出血の原因になったりします。歯茎から出血すると、口腔内の細菌が血管を通して全身に運ばれます。歯周病菌が全身に運ばれると、心臓の病気である心筋梗塞、狭心症、脳の病気である脳梗塞、動脈硬化、糖尿病、低体重児出産、ご縁性肺炎、骨粗しょう症、関節炎、腎炎、メタボリックシンドロームの原因になると言われています。健康はお口の中から作られます。日々のお食事も口腔内で噛んで食べるところから始まります。前回、歯医者に行ってから3ヶ月以上期間の空いている方は一度、クリーニングにお越しいただければ幸いです。スタッフ一同ご連絡お待ちしております。