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京都市左京区岩倉の歯医者「金田歯科医院」木野駅徒歩5分です。

子供の虫歯と食生活の関連性について②

2022.06.12

京都市左京区岩倉の歯科医院、金田歯科医院の院長の金田直樹です。
前回の子供の虫歯と食生活の関連性について①の続きです。

どうすれば子供の歯を虫歯から防ぐことができるのでしょうか?

まず最初にしていただきたいことですが、
おやつの時間を決めて下さい。
子供は体が小さく胃も小さいので1回の食事で食べられる量も少ないです。ですので、子供が必要とする栄養が三度の食事では摂りきれません。
しかしつい手軽なスナック菓子、甘いケーキ、パン、などの砂糖や油が多い食べ物を与えがちになっていませんか?

このようなおやつは満腹感が得られにくいと言われています。栄養も十分ではないこともあります。
しかもとても虫歯になりやすいのです!

おやつに関しては、食べる回数よりも何を食べるかで決まってきます。
理想のおやつは

おにぎり、じゃがいも、サツマイモ、とうもろこし、干し芋、せんべい、果物
などです。
まただらだら食べることを避けておやつをあげましょう。
余談になりますが、例えば板チョコを1枚食べるとします。その板チョコを食べる時間が1時間と5分と比べるとどちらが虫歯になり易いでしょうか?

答えは1時間です。
1時間かけて食べるとその間と唾液が中性に戻るまでの間、合計で1時間30分ほどお口の中が酸性になっています。一方、5分で食べると30分から40分ほど、お口の中が酸性になっています。酸性になっている時間が長いとそれだけ虫歯になりやすいです。

同じ量のおやつを食べるにしても時間が短いと虫歯になりにくいです。

次にジュースなどの甘い飲み物ですが、コーラなどの清涼飲料には砂糖が入っているのでできるだけ控えるようにしましょう。

アクエリアス、ポカリスエットもかなりの量の砂糖が含ませています。
また乳酸菌飲料も思っている以上に糖分の多い飲み物です。
これら糖分の多い飲み物を与えるときには飲む回数などに注意してください。

これらのことから虫歯にならないようにするには歯磨きをすることが一番大事です。
しかし歯磨きだけでなく栄養バランスのいい食事を良く噛んで食べることもとても大切です。
よく噛んで食べることで、唾液の分泌が促進されます。唾液の分泌が多い方が虫歯になりにくいです。
最近は軟らかいものばかり食べていたり、ストレスによって唾液が出にくくなっている子供さんも多いようです。
ストレスとむし歯なんて関係ないと思われがちですが、それは間違いです。
・口の中がよく乾く
・食事中に水やお茶がないと食べられない
・歯ぐきが真っ赤に腫れている
などがあれば、ストレスのせいでお口の中が乾きやすい可能性があるのかもしれません。
最近では口呼吸のせいでお口がいつも開いている状態の方も多くみられます。
そうなると唾液の分泌量が少なくなってしまいます。

まとめ

1.おやつの時間を決めて、規則正しい食生活をする
2.甘い飲み物は控える
3.良く噛んで食べる
4.歯の予防治療(定期健診)をする
5.しっかり歯磨き(保護者の方の仕上げ磨き)をする
6.フッ素を取り入れる

以上のことが虫歯予防につながる第一歩です。
意識して日常に取り入れてみましょう!

今日も長文を読んでいただきありがとうございました。

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