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2022.06.01
歯磨き粉ってどれくらいつけるといいの?今日はそのお話をしたいと思います。
京都市左京区岩倉の歯医者、金田歯科医院の院長の金田直樹です。
歯磨き粉の量ってどの程度つけて磨いておられますか?おそらくそれほど気にしておられる方は少ないのではないでしょうか?
歯磨き粉を多くつけてしまいますと、口の中が泡だらけにになってしまい、磨けていないのに歯磨き粉に含まれている成分によって爽快感を感じるので磨いたような感覚になってしまいます。歯磨き粉は小指の爪くらいの量で十分です。文献によると何センチ、これくらいの量など細かく書いてあるものもあります。しかし、正直覚えるのが難しいです。歯を磨く人の小指の爪、を目安量にしていただけるとわかりやすいかと思います。お子さんであればお子さんの小指の爪、大人の方であればその方の小指の爪くらいの量の歯磨き粉で磨いてください。
このくらいの量だと口を濯ぐのも1回から2回で濯ぐことができます。そんなに少ない回数で大丈夫、と思う方も多いかもしれませんが、実は十分なのです。何回も濯がないと口の中の泡がなくならない方は歯磨き粉の量が多いかもしれません。
また最近の歯磨き粉にはフッ素が含まれている歯磨き粉が多く流通しています。
また誤ってうがいを出さずに飲み込んでしまったことがある方もおられると思います。特にお子さんの場合、吐き出さずに飲み込んでしまうこともあるのではないでしょうか?フッ素を飲み込むと身体に悪い、と思っておられる方も中にはおられるかもしれませんが、日本で販売、流通している歯磨き粉に含まれているフッ素は国の認可を受けておりますので、万が一、飲み込んでしまったとしても身体に害はないです。歯磨き粉のチューブを一本丸ごと飲み込むと流石に身体に影響が出ることもありますが、1回量の歯磨き粉を謝って飲み込んだとしても影響はありませんのでご安心ください。
話を戻しますが、口を濯ぐ回数が多くなるとフッ素も洗い流されるのでうがいの回数は必要最低限がいいのです。歯磨き粉を小指の爪くらいの量にして口を濯ぐ回数を1回から2回にしてぜひお口の中にフッ素を止めるようにしていただき、虫歯の予防をしていただければ、と思います。
新しい歯ブラシで歯を磨いて、適切な時期に歯ブラシを交換して、また新鮮な歯ブラシを使って歯を磨いて、虫歯、歯周病を予防して健康なお口を保ってください。さらに適量の歯磨き粉で歯を磨いていただき、うがいで口を濯ぐ回数を1回から2回にしてお口の中にフッ素をとどめていただき虫歯予防をしてください。
本日も長文を読んでいただきありがとうございました。