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歯周病と糖尿病の関係

2022.05.19

京都市左京区岩倉の歯科医院、金田歯科医院の院長の金田直樹です。

今日のお話は歯周病と糖尿病の関係についてです。

実は歯周病と糖尿病は深い関係があります。

歯周病はお口の中の病気で、歯茎に炎症が起こったり、歯茎の下の骨が溶ける病気です。歯周病が重症になると、歯茎の周りにある歯周ポケットと呼ばれる歯の周りの溝が深くなり、そこから出血や膿が出ます。

一方、糖尿病とは血管、血液の病気です。糖尿病は、インスリンというホルモンが十分に働かないため、血液中を流れるブドウ糖という糖(これを血糖と呼びます)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓で作られるホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。

血糖の濃度(これを血糖値と呼びます)が高いままで放置されると、血管が傷つき、将来的に心臓病や、失明、腎不全、足の切断といった、より重い病気につながります。

このように一見すると関係のなさそうな歯周病と糖尿病ですが、なぜ関係があるのでしょうか?

歯周病の状態がよくなく、出血や膿が出ている歯周ポケットからは、炎症に関連した化学物質が血管を経由して体中に放出されています。この化学物質が糖尿病の原因の一つです。

中等度以上の歯周ポケットが口の中にあるすべての歯にある場合、その歯周ポケットの表面積の合計は手のひらと同じ程度と言われています。歯周ポケットはなかな見えないので放置されがちですが、例えば手のひらサイズの出血や膿がお腹の臍の上にあったらどうしますか?ほぼすべての人がすぐに病院に行くと思います。これが歯周病となると見えないので、また痛みもほぼないために治療なしで放置されていることが多いです。ただ、今のたとえ話からもわかるように、からだ全体からも歯周病は無視できない問題であるとご理解いただけると思います。

歯周ポケットから出た炎症関連の化学物質は、血流に乗って、血糖値を下げるインスリンの働きを弱くします。そのため、糖尿病が発症・進行しやすくなります。

糖尿病になると出血がしやすくなったり、傷が治りにくくなったり、感染をしやすくなったりします。つまり糖尿病の人は歯周病になりやすく

一度なるとなかなか治りにくいのです。

逆に歯周病になると炎症に関連した化学物質が血液に乗って全身を巡り、糖尿病を引き起こします。

つまり、歯周病と糖尿病はお互いに原因と結果の関係にあるのです。

逆に言えば、糖尿病がよくなると糖尿病の結果である歯周病もよくなり、また歯周病がよくなると結果である糖尿病もよくなります。

歯周病も糖尿病も私たちの体によくない影響を与えます。

歯周病や糖尿病になったら治療が必要なのはもちろんですが、こういった病気にはならないに越したことはありません。つまり予防が大切です。

私たち歯科医院を予防歯科として利用していただき、ぜひ健康な生活を送ってください。

歯周病の予防に1番有効なのは定期的なお口の中のクリーニングです。

人にもよりますが、3~6ヶ月に1度のクリーニングが大切になります。

もし1年以上歯科医院に行っていない、という方はご連絡をいただけると幸いです。

本日も長文を読んでいただきありがとうございました。

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