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京都市左京区岩倉の歯医者「金田歯科医院」木野駅徒歩5分です。

よく噛むことは健康に繋がっている

2022.03.05

京都市左京区岩倉の歯医者、金田歯科医院の院長の金田直樹です。

今週から少しずつ暖かくなっていますね。

春がすぐそこまで来ている、そんな陽気ですね。今日のブログのお話ですが、よく噛むとどんなにいいことがあるか、についてのお話をしようと思います。

食べ物を口に入れて噛んでみると、顔、頭、舌などさまざまな筋肉が連動して動いているのがわかります。

これらの動きは脳が無意識にコントロールしています。意識的によく噛もうとか、右で噛もうとか、左で噛もうなど、と考えながら噛むこともあるかと思いますが、1日3度の食事中に終始色々とこのようなことを考えながら食べている人はいないと思います。つまり脳が自然にさまざまな筋肉をコントロールして食事をしています。このようによく噛むことでさまざまな筋肉が動くので、よく噛むことで脳へ送られる情報が多くなり、脳の働きも活発化してくるのです。よく噛むことでお子様の学力があがる、ということも言われています。

更に噛むことは認知症予防にもつながっています。

また、よく噛むことで唾液の分泌が活性化されます。

人が1日に分泌する唾液の量は平均で約1.5リットルです。500mlのペットボトルならなんと3本分の量になります。つまり1日食事と飲み物から500mlのペットボトル3本分以上の水分の補給が必要となります。人は生活する上で汗もかきますし、尿も出ます。唾液だけでも1.5リットルです。さらに汗や尿の分の水分の補給も必要ですので、意識して水分を補給することが必要となります。特に冬は夏に比べて汗をかかないため、水分の補給が少なくなりがちですので注意が必要です。夏でも冬でも唾液の分泌量はさほど変わりませんし、尿もさほど変わりません。冬の方が寒いので尿に関しては増えるかもしれません。寒いとトイレが近くなります。

ただ人によっては唾液の量が減りドライマウスになることもあります。

その原因の多くは、生活習慣や年齢や薬の副作用だとされています。

唾液を増やすのに効果的なのがよく噛むことです。食材を大きく切る、食事には根菜など歯ごたえのあるものを選ぶようにする、おにぎりなどは海苔を巻く、サンドイッチなどは耳を切らずにそのまま食べる、などの工夫をすることで噛む回数が増えます。このようによく噛むことを心がけましょう。そのほか「おしゃべり」も有効で、唾液の分泌が促進されます。

両手でほっぺたをぐるぐるとマッサージしたり顎の下を親指でぐるぐるとマッサージすると唾液腺という唾液を作る組織が刺激されて唾液の量が増えます。これを唾液腺マッサージと言います。

唾液の役割は以前お伝えしましたが、

虫歯予防や細菌の増殖を抑えるなど大切な仕事をしてくれています。

お口の中が健康だと食事もおいしく楽しいですよね!

なんでもよく噛んで食べられる健康的なお口を保ちましょう。

今日も長文を読んでいただきありがとうございました。

左京区 岩倉 歯医者 金田歯科医院 お食事
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