MENU
09:15〜13:00(最終受付12:00)
14:30〜18:15(最終受付17:45)
2021.12.27
こどもの歯は弱いの?
京都市左京区岩倉の歯医者、金田歯科医院の院長の金田直樹です。
乳歯や生えたての永久歯は弱いことをご存知ですか?
今日は特にお子さんの歯を守ることについてのお話です。
乳歯や生えたての永久歯が弱い、つまり虫歯になりやすい理由を以下に列挙します。
・乳歯は永久歯よりやわらかく、エナメル質が薄い
乳歯の歯の質は永久歯と比べるとやわらかく、一番硬い層であるエナメル質の厚さも永久歯の半分くらいしかありません。
そのために虫歯になりやすく、また進行が速い傾向があります。
・生えたての永久歯は未熟
生えたての永久歯は大きくしっかりしているように見えますが、まだ完成しておらず未熟な状態で虫歯になりやすい傾向があります。
また歯の噛み合わせの面の溝が複雑で深いです。そのため汚れが溜まりやすく、また汚れを落としにくいため、虫歯になりやすい傾向にあります。
歯を守る方法は?
次に歯を守るための方法をお話しします。
1.おやつのダラダラ食べをしない
虫歯は、虫歯菌が糖分を餌にして酸を作り、それが歯を溶かすことで起こります。
お口の中に糖分が長く留まるとお口の中が酸性に傾き虫歯になりやすい環境になります。おやつのダラダラ食べは気をつけましょう。
2.正しい歯磨き
ご飯の後はもちろん、お菓子を食べた後やジュースを飲んだ後の歯磨きの習慣が大事です。
また眠っている間には唾液が減り虫歯のリスクが高まりまるので寝る前には必ず歯を磨きましょう。またお子さん一人ではすみずみまできれいに歯を磨くことは難しいので、小学校高学年になるくらいまでは保護者の方が最後に仕上げ磨きをしてあげることをおすすめします。