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インプラントってどんな治療?

2021.11.11

京都市左京区岩倉の歯医者、金田歯科院の院長の金田直樹です。

インプラントという言葉が世間に広まってからすでに20年から30年は経つのではないでしょうか?

インプラントという言葉は知っているけど、一体、どんな治療なのか、今回はその辺りのお話をしたいと思います。

インプラントは今ではかなりの予知性が確立された、つまり医学的に長持ちする治療となりました。

現在、インプラントはネジのようなものを顎の骨の中に入れます。

インプラント=ネジの形態、これが現在では一般的です。しかし、一昔前まではインプラントはブレード型、つまり板のようなものをトンカチの形態の器具で顎に打ち込んだり、柱を顎の中に入れたりしていました。そこから様々な経緯を経て現在の余地性の高いインプラントの形態になりました。

骨がある方であればインプラントは本当に安全な治療です。時間も1時間から2時間あれば終了します。歯科という世界でインプラント治療とよく比較されるのが親知らずの抜歯、特に下の横向きに生えている親知らずの抜歯なのですが、私の経験上、親知らずの抜歯よりインプラントの方が患者様の負担も少なく、また時間も少なく、治療後の痛みも少ないです。

骨が少ない、もしくはない場合は少し難易度としては上がるので、この限りではないのですが、骨がある場合は負担の少ない治療となっています。

でも顎にインプラントを入れる、と聞くとなんだか後退りする、そんな方もおられると思います。ではなぜ、そのような怖いと思われる方もおられるインプラントという治療がこんなに広まったのか、それはひとえに良い治療だからです。

インプラントとは歯がなくなった際にする治療ですが、インプラント以外に歯がなくなった時の治療として入れ歯とブリッジがあります。

この3つにはそれぞれメリット、デメリットがあります。

入れ歯のメリットは、短期間で出来上がる、歯を削る量が少ない、保険で治療可能などがあります。

入れ歯のデメリットは、違和感が大きい、針金が目立つ、針金が目立たない入れ歯だと保険外で高い、手入れが面倒、針金をかけている歯に負担がかかる、入れ歯が当たって歯茎が痛くなることがある、などがあります。

ブリッジのメリットは、違和感が少ない、つけ外ししないので煩わしくない、保険で治療可能、などがあります。

ブリッジのデメリットは、歯を大きく削る、土台の歯に神経が残っている場合、削ることで中の神経が痛む、取り外しができないので、汚れを落とすことが難しく、歯周病や虫歯になりやすい、金属を使うので目立つ、白いブリッジは保険外になるので費用が高い、などがあります。

インプラントのデメリットは保険外なので費用が高い、インプラントと骨がくっつくまでに期間がかかる、骨がない場合は骨を作ることが必要である、などがあります。

インプラントのメリットは、何よりも残っている歯に負担がかからないので残っている歯が割れたり、虫歯になったり、歯周病になる可能性が他の治療に対して一番少ない、です。

お口の中を一つの工場に例えると、歯がなくなる前は28本の歯があるので、28人で働く工場と思ってください。そこから1人、2人と人数が減ると、最初のうちはなんでもない、かもしれません。しかし、その状態が何ヶ月、何年も続くと残っている人が働きすぎで疲労困憊になってしまいます。お口の中も同じです。最初は何ともないかもしれませんが、そのままでいると、他の歯に何かしらのトラブルが起こります。

こういったトラブルがインプラントの場合は他の2つの治療方法に比べると一番起こる可能性が少ないです。一番高いのがブリッジです。一番残っている歯に負担がかかります。

歯がなくなった時のもう一つの選択肢として、抜けたまま放置するという、選択をされる方もおられるかもしれません。ただこの選択はお勧めはしません。抜けた歯の隣の歯が倒れてきたり、向かい合わせの噛み合わせの歯が伸びてきて、噛み合わせに不具合が起こり、噛めなくなる可能性が生じます。

歯が抜けた、もしくは歯が抜けて以前に治した場所に違和感がある、という方はぜひご相談ください。

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