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2021.10.23
京都市左京区岩倉の歯医者、金田歯科医院の院長の金田直樹です。
入れ歯を毎日つけていますか?
京都市左京区岩倉の歯医者、金田歯科医院の院長の金田直樹です。
最近気温がぐっと下がり寒くなりましたね。体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。
今回は入れ歯についてです。
以前にお伝えしましたが、入れ歯は歯を失った方の食事、会話、見た目にまで関わるほど大切なツールです。
しかし、完成してすぐに馴染み使いこなせるわけではありません。
毎日使ってもらい、痛みや強く当たるところを調整しながら徐々に慣れていっていただく必要があります。
ですので、はじめのうちは慣れずに大変なことが多いです。しかし、気持ち悪いからと入れ歯を入れない期間が長くなるとどのような問題が起こるのでしょうか。
・健康な歯に負担になる
親知らずを除くと上下の歯は合わせて28本の歯がありますが、1本でも減ると他の歯に負担がかかります。
以前歯を工場に例えた話を思い出してみてください。
健康な歯の負担が増え最終的には負担がかかり過ぎた歯を失う可能性もあります。
・歯並びの変化
入れ歯を入れない状態が続くと残った歯の歯並びが悪くなったりと支障が出てきます。隣の歯が倒れたり、噛み合う反対側の歯が伸びてきます。
・発音が変わる
入れ歯を入れないで会話や食事をしていると動かす筋肉が減るのでお口周りの筋肉が衰えてきます。
筋肉の衰えは発音を悪くしたりお顔の表情も暗くなってしまいます。
・舌をかみやすくなる
・ほっぺたをかみやすくなる
入れ歯は”義歯”と書き、義足や義手と同じように
日常生活を送る上でなくてはならないものですがリハビリまたは練習が必要なものです。
部分入れ歯は2週間ほど入れてないと入らなくなります。針金がかかっている歯が動いてしまうためです。
入らなくなったら入れ歯を無理矢理入れると更に入れ歯が変形したりなどの原因になります。
もし入れ歯を長期間していない方は無理に入れず当院にご連絡下さい。
ご自身で調整などはされないようにお願い致します。