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京都市左京区岩倉の歯医者「金田歯科医院」木野駅徒歩5分です。

インプラント治療はいつ始める⁈

2021.08.18

京都市左京区岩倉の歯科医院、金田歯科医院の院長の金田直樹です。

インプラント治療はいつ始める?!

いきなりですが、永久歯の中で一番失うリスクが高い歯はどこかご存知でしょうか?

それは下の奥歯(大臼歯)です。

歯を失った場合の治療法は以前お伝えしましたが、インプンラント治療が普及する前は失った歯の前後の歯を削ってブリッジを装着するか入れ歯にするケースが多かったかと思います。

多くの歯を失って見た目の問題が出てきたり、以前のようにあまり噛めないなどの日常生活に不自由が出てきてからインプラント治療を受けるとなると、かなりの時間と費用が必要となります。

ですので歯を失った本数が少ないうちにインプラント治療を選択されると、時間と費用も抑えられることができます。

なぜならインプラント治療の目的の一つは残った歯にかかる負担を軽減し、残った歯の寿命をのばすことだからです。

ブリッジは両隣の歯を削って柱にして歯を固定させますが、インプラントの場合はブリッジのように両隣の歯を削る必要はありません。

歯を失ったままの状態を放置したり、ブリッジのように前後の歯を削って人工の歯を入れると、残っている歯に失われた歯の分の負担がかかることになります。人間に例えると、お口を工場、歯を人間とします。お口の中には親知らずを覗くと28本の歯があります。28人の工場だと考えてください。その工場は6つのチームに分かれています。(お口の中が上下前歯、上下左右奥歯、の6つに分かれます。)そのグループのうち、1人がいなくなったとします。おそらく数日は何事もなく仕事が終わるかと思いますが、これが半年、1年、2年、と続くと、そのグループのメンバーが過労になってしまい、体調を崩す可能性があります。すると他のグループから助っ人が来る、するとその助っ人のグループのメンバーが過労になる、、こういった負のスパイラルに陥る可能性があります。お口の中も同じです。一本の歯がなくなると、無くなってすぐはなんともないかもしれませんが、その状態が長く続くと、他の歯に負担が大きくなり、他の歯にトラブルが生じます。最悪のケース、他の歯の抜歯が必要になることもあります。

こういった負のスパイラルを断ち切るには、残っている歯に負担をかけない、インプラントがベストな治療方法ではないでしょうか?

また入れ歯のように噛む力が落ちず、噛む力も極端に落とすことなく保つことができ、見た目も自然に近い状態で作ることが可能できます。入れ歯の異物感のような感覚もありません。

そしてインプラントはしっかりメンテナンスを行えば更に長く持たせることができます。

歯を失ってしまうことによる問題は

「食事がしにくくなる」

「見た目が悪くなる」

といったことだけではありません。

歯を失ったまま長い間放置してしまうと失った歯の隣りの歯がだんだんと傾き、

噛み合わせが悪くなってしまいます。

発音しにくくなったり、片側ばかりで噛むことで顔や身体の歪みにつながったり、口の中以外にも影響が出てきます。

「噛む」ということは当たり前のことのようでとても大事なことです。

インプラント治療をしようか迷われている方や疑問がある方はお気軽にご相談下さい。

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