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2021.08.12
京都市左京区岩倉の歯科医院、金田歯科医院の院長の金田直樹です。
来院された時に、
お薬手帳を持って行っていますか?
と聞かれたことはありませんか?
お薬手帳=医科で必要な物
と言う認識の方が多いかと思いますが、
実は歯科医院でも凄く重要です。
というのも飲まれているお薬がどういう作用の物なのか、そのお薬を飲んでいる状態で歯の治療が可能なのか、等色々あります。
例えば糖尿病の方だと、病院で検査した際の数値(HbA1c)も重要になります。
数値が高いと抜歯した時の傷が治りにくく、また歯周病も進行しやすいです。
インプラント等のオペをする時にも目安にしたりします。
また、骨粗鬆症や癌のお薬でBP製剤を飲まれていたり注射でのお薬をしている方であれば医科の先生と歯科治療について相談してから行う場合もあります。
血液をサラサラにするお薬を飲まれていたら出血が止まりにくい場合もあります。
このように、「どのようかお薬を飲まれているか」で出来る治療が変わってきます。
また治療前や治療後の対応や準備が変わってくる場合もございます。
ですので、持病があってお薬を飲まれている場合は必ずお薬手帳を持って来て下さい。
もしお薬手帳が無い場合は、処方された時のお薬の説明の紙などをお持ちいただいても大丈夫です。
また、そのお薬自体を持って来ていただくかお薬の名前を覚えて来ていただけると治療の目処が立てやすいです。
ご協力お願いいたします。