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2021.07.20
京都市左京区岩倉の歯科医院、金田歯科医院の院長の金田直樹です。
味蕾とは
食事を楽しむ時に欠かせないのが”味覚”ですよね。
その中でも特に子どもの味覚についてお話します。
ご存知の方もいるかと思いますが、
味には
甘味、塩味、酸味、苦味、うま味
があります。
これらの味は舌の味蕾というところで感じます。
味蕾とは、舌の表面にあるブツブツとしたものです。
加齢とともに濃い味付けを好きになる方が多いと思いますが、赤ちゃんのお口の中には約10,000個の味蕾が存在するといわれています。
成長と共に減少していき
成人では約7,000個、高齢者になると約3,000個まで減少してしまうと言われています。
この数値から子どもの方が大人よりも味覚に敏感だということになります。
妊娠8ヶ月頃には好きな味と嫌な味を認識するといわれており、味覚は生まれてすぐに活動を開始することが分かっています。
乳児期になると甘味に対しては早くから反応し、塩味に関しては1~3歳頃に発達するといわれています。
というとこは、大人よりも味覚に敏感な時期に砂糖が入った甘いお菓子やジュースを与えてしまうとその味を覚えてしまい、甘いものをよく好むようになってしまいます。
またむし歯のリスクもとても高くなります。
白砂糖ではなく自然の甘みのあるものにしたり、ジュースではなくお茶やお水に変えたり
することをおすすめします。
大人が甘いと感じる食べ物は、お子さんにとっては大人よりもさらに甘いと感じることになります。
大人の方だけではなくお子さまのお口の中の健口を守るお手伝いもさせていただきます。
自然に近いもの、例えば野菜をスティックなどにしておやつに取り入れてみるのも良いかもしれません。