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2021.05.18
京都市左京区岩倉の歯医者、金田歯科医院の院長の金田直樹です。
感染予防のマスクで口元を隠すことが多くなりましたね。
ですが口元が綺麗で笑顔が爽やかなのは素敵ですよね!
さて、皆様はご自身の歯のお色に興味を持たれたことはありますでしょうか?
「全体的に歯が黄色いなあ、、、、」
「数年前に比べると白くなくなってきたような、、」
「あの人みたいに歯が白くて笑顔が似合う人になりたい!」
など思ったことはありませんか?
歯を削ったり被せたりせずに白くする方法は、大きく二つあります。
「クリーニング」と「ホワイトニング」です。
「クリーニング」とは、
歯石を除去して歯の表面を磨いて汚れをとる方法です。
お茶やコーヒーやタバコのヤニなどの着色汚れ(ステイン)などはこちらで綺麗に落とすことができます!
「ホワイトニング」とは、
歯の元々の色を明るく、きれいで爽やかな見た目にする方法です。過酸化水素の含まれる薬剤により歯が白くなります。
クリーニングでは、ステインをとる事はできても元々の歯の色の白さを変えることは出来ません。
ホワイトニングを行うことで元来の歯の色をを変える事が出来ます。
ところで、一番歯が白いピークの年齢はいくつだと思いますか?
実は、、20歳なんです!
20歳を過ぎて年を重ねると共に歯が黄色く見えやすくなります。
それはなぜなのか?
それは「歯の内部の黄ばみ」です。
歯は図のように「エナメル質」「象牙質」「神経」という3層構造でできていますが、歯の内部にある「象牙質」はもともと黄ばみをもった組織です。
日本人は外側のエナメル質が薄いこともあり、歯の内部にある象牙質の黄ばみが透けて黄ばんだ歯に見えます。
さらに、歳を重ねるとこの象牙質が分厚くなってくるため、より黄ばんで見えるようになります。
「最近、歯が黄ばんできた気がする」と思うのは、この歯の内部の黄ばみが主な原因なのです。
では次回は
“ホワイトニングで歯が白くなる仕組み”についてお話します。