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京都市左京区岩倉の歯医者「金田歯科医院」木野駅徒歩5分です。

歯の神経をとったのになぜ歯が痛くなるの?

2021.04.10

京都市左京区岩倉の歯医者、金田歯科医院の院長、金田直樹です。

歯の神経を取る、という治療をしたことのある方は多いかと思います。歯医者の仕事をしていると歯の神経を取ったのになんで歯が痛くなるの?と患者さんから聞かれることがあります。結論からお伝えすると歯の神経をとってもその歯が痛くなることはあります。

歯の神経を取るとどういう痛みに対しては痛みを感じなくなるのでしょうか?それは虫歯だったり、知覚過敏などの痛みは感じなくなります。虫歯は知覚過敏は細菌や冷たいもの、熱いものなど外的な要因が歯の神経を刺激して痛みが出ます。ですので歯の神経を取ると虫歯や知覚過敏の痛みはなくなります。

では神経をとった後の痛みはどういう痛みなのでしょうか?

例えば歯の周りの骨が歯周病で影響を受けて減ったり、歯の根っこの先に膿の袋ができて噛んだら痛い、歯が割れて細菌がその境目から入り込んで骨に感染が起こって痛みが出る、歯茎に傷ができて痛い、食いしばりや歯軋りで歯の根っこの周りの歯根膜に炎症が起こって痛い、など歯の周りの骨や歯茎や歯根膜が痛みの原因となっている場合がほとんどです。

こういった理由から神経を取った歯でも痛みが出ることがあります。歯の神経を取ると歯の強度が弱くなります。神経を取るという状況になると歯の根っこに空洞ができるのではの強度は弱くなります。

また神経を取ると、例えば虫歯ができても痛みが出ないので、自覚症状がありません。ですので、気がつくと神経を取った歯に大きな虫歯ができてしまっていて歯が残らない、歯を抜かないといけない、などの状況になることもあります。

歯のメンテナンスは皆さんに必要なことですが、歯の神経を一つでも取る治療をしたことのある方はメンテナンスでお口の中のチェックをさせて下さい。スタッフ一同ご連絡をお待ちしております。

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