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歯科衛生士になるには費用がどれくらいかかる?費用を抑える方法を紹介!

2024.09.13

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

歯科衛生士の女性

歯科衛生士になるには、厚生労働大臣が指定する養成施設に通い、実習などを含めた専門的なカリキュラムを受講する必要があります。具体的には専門学校や大学などに通う必要があるため、どのくらい費用がかかるのか気になる方も多いかもしれません。

そこで今回は、歯科衛生士になるためにかかる費用や期間などについて解説します。歯科衛生士の仕事に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

歯科衛生士の仕事とは

ブラッシング指導をしている歯科衛生士の女性

歯科衛生士の仕事は大きく、歯科予防処置・歯科診療補助・歯科保健指導の3つに分けられます。以下では、それぞれの仕事内容について解説します。

歯科予防処置

歯科医院で歯科衛生士からクリーニングなどの処置を受けた経験がある方は多いのではないでしょうか。歯科予防処置は歯科衛生士の重要な仕事のひとつで、口腔内の汚れや歯垢、歯石を取り除いたりフッ素を塗布したりする処置を行います。

歯科診療補助

歯科診療は歯科医師を中心としてチーム医療で行なわれることが一般的です。歯科衛生士は歯科医師の指示を受けて歯科診療の一部を担当したり診療の補助を行ったりもします。

歯科診療補助の内容はさまざまですが、患者さんとコミュニケーションをとることも歯科衛生士の仕事のひとつです。

歯科保健指導

歯科保健指導とは、患者さんが自分で虫歯や歯周病を予防していけるように指導を行うことです。例えば、生活習慣の見直しやセルフケアのスキルを身につけられるように支援します。最も患者さんにとって身近なものでいうと、ブラッシング指導が歯科保健指導にあたります。

そのほか、寝たきりの高齢者や要介護者の訪問口腔ケアや摂食・嚥下訓練なども歯科保健指導の分野に含まれます。

歯科衛生士になるには費用がどれくらいかかる?

歯科衛生士になるには費用がどれくらいかかるかイメージ

歯科衛生士になるための費用は通う学校によって異なります。ここでは、大学に通う場合と専門学校に通う場合のそれぞれの学費について確認しましょう。

大学に通う場合

歯科衛生士になるために大学に通う場合、学費の目安は500万〜600万円程度になります。内訳は入学金が10万〜30万円程度、毎年の授業料が100万円前後、その他教科書代やテキスト代、諸経費などです。

また、大学に4年間通う必要があるため、専門学校よりも期間や費用がかかる傾向にあります。

専門学校に通う場合

歯科衛生士になるために専門学校に通う場合、費用の目安は300万〜400万円ほどです。内訳は入学金が10万〜20万円程度、年間の授業料が60万〜70万円程度、その他教科書代やテキスト代、諸経費などです。

専門学校は大学に比べて通う期間が短く、費用を抑えられるのが特徴です。できるだけ早く歯科衛生士として働きたい方や学費を抑えたい方は、専門学校のほうが適しているかもしれません。

なかには、夜間部がある学校もあるため、働きながら歯科衛生士の資格を取得したい方は、そちらも調べてみるとよいでしょう。

歯科衛生士になるための費用を抑える方法

歯科衛生士になるための費用を抑える方法イメージ

学費が高くて進学が難しいと感じる方もいるでしょう。以下では、費用を抑えるための方法について解説します。

奨学金制度

学費の負担が厳しいと感じる場合には、奨学金制度の利用を検討するとよいでしょう。奨学金制度は専門学校や大学どちらでも利用でき、日本学生支援機構の第一種に該当すれば無利子で借りることが可能です。

ただし、日本学生支援機構の第一種に該当するかどうかは世帯年収や学業成績などといった条件があるため、第一種が難しい場合には有利子で借りる第二種となります。

教育ローン

教育ローンとは教育に必要な資金を銀行などから借りる制度のことです。銀行以外にも、国の教育ローンでは融資額上限が350万円以内で、利息付で借りられます。

学校独自の支援制度

学校によっては独自の支援制度が用意されているところもあります。例えば、学費の一部が免除されたり授業料を月々分割で支払えたりすることもあります。専門学校や大学によって、支援の内容はさまざまですので気になる学校があれば調べてみるとよいでしょう。

分納制度

分納制度とは学費を分割払いできる制度のことです。学費を一括で支払うのが難しい方は分納制度がある学校を選ぶとよいでしょう。学校によって、前期後期の2回に分けて支払う場合や毎月払いの場合などがあります。

経済状況に合わせて無理なく支払いができる学校を選ぶことが大切です。

歯科衛生士になるまでにかかる期間

歯科衛生士になるまでにかかる期間イメージ

先にも述べた通り、歯科衛生士になるためには専門学校や大学などの指定養成機関を卒業する必要があります。そのため、最低でも3年、大学であれば4年学ぶことになります。

できるだけ早く歯科衛生士として働きたいと考える方は専門学校を、幅広い分野の学習をしたいと考える方は大学を選ぶとよいかもしれません。

歯科衛生士の平均年収

歯科衛生士の平均年収イメージ

歯科衛生士の平均年収は、全国平均で369万円程度といわれています。実際には働く場所によって異なりますが、平均月収は26万円前後となります。歯科衛生士の給与は専門学校卒業者、大学卒業者など学歴によっても変動します。

なお、歯科衛生士の初任給は16万〜19万円程度といわれています。

歯科衛生士を目指すメリット

歯科衛生士を目指すメリットイメージ

歯科衛生士の仕事が気になっている方のなかには「歯科衛生士になるメリットは何?」といった疑問をおもちの方もいるかもしれません。ここでは、歯科衛生士を目指すメリットについて解説します。

さまざまな場所で活躍できる

歯科衛生士の勤務先として歯科医院をイメージする方は多いかもしれませんが、病院や市町村、介護保険施設など、歯科衛生士はさまざまな場所で働くことができます。選択肢が豊富なので、自分に合った働き方を選択しやすいでしょう。

全国どこでも働ける

歯科衛生士の資格があれば、全国どこでも働くことが可能です。例えば、結婚や配偶者の転勤を機に転居するような場合でも、転職先が見つけやすいのはメリットといえます。また、将来的に移住などを検討している方にとっても働きやすい職業といえるでしょう。

夜勤がない

歯科医院は看護師などとは異なり、夜勤はありません。一般的な歯科医院であれば19時頃には診療が終了となるため、プライベートな時間を充実させられます。歯科医院は基本的に予約制で診療を行うため、勤務時間が安定しやすいのです。

結婚・出産後でも働きやすい

歯科衛生士は結婚や出産で一度離職をしたりブランクがあったりしても復職支援を受けられます。また、常勤だけでなく非常勤の求人も豊富なので、家事や育児、介護などと両立しながら長く続けられることもメリットといえるでしょう。

やりがいが得られやすい

歯科衛生士は直接人と関わり、手助けができる仕事です。お口の健康を守ることは、その人の健康を守ることにもつながるため、やりがいが得られる大変意義のある職業ともいえます。

キャリアアップを目指せる

近年では歯科衛生士の分野でも専門性の高い資格を取得できるようになっています。例えば、障害者歯科・老年歯科・在宅療養などの分野で貢献できるような認定研修などもあります。認定資格を取得することで歯科衛生士として活躍できる場が広がるでしょう。

まとめ

歯ブラシを持った歯科衛生士の女性

歯科衛生士になるためには指定された教育機関を卒業し、国家資格を取得する必要があります。最低でも3年、大学であれば4年かかりますが、歯科衛生士を目指すことにはさまざまなメリットもあります。

学費は専門学校では300万〜400万円ほど、大学では500〜600万円ほどかかりますが、費用負担を軽減できる制度もありますので、活用を検討してみてください。

当院では一緒に働く歯科衛生士を募集しております。

歯科衛生士の仕事にご興味がある方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にお問い合わせください。

当院は、皆さまの「行きたい歯医者」を目指して診療を行っております。虫歯・歯周病治療、ホワイトニング、矯正治療、予防歯科など、さまざまな治療に力を入れています。

ホームページはこちらWEB予約も受け付けております。ぜひ一度ご覧ください。

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