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2024.06.28
目次
こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。
歯科衛生士の仕事に興味があるけれど資格は必要なのか、どのような人が向いているのか気になってはいませんか。歯科衛生士の仕事の幅は広く、需要の高い職業のひとつです。
そこで本記事では、歯科衛生士になるためには資格は必要なのか解説します。歯科衛生士の仕事内容や持っているといい資格、適正についても解説しますので、歯科衛生士の仕事に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
歯科衛生士は、歯科医院や病院の歯科、介護施設などで働き、患者さんのお口の中の健康を守るための重要な役割を果たす専門職です。
歯科衛生士の仕事内容は、大きく歯科予防処置・歯科保健指導・歯科診療補助の3つに分類されます。以下に、歯科衛生士の仕事内容について詳しく解説します。
歯科衛生士の主な業務の一つは、患者さんのお口の中の健康管理です。具体的には、プラークや歯石の除去、歯のクリーニング、フッ素塗布、シーラントの施術などをおこないます。
歯科衛生士は、虫歯や歯周病を予防するために、日々のケアだけではカバーできない部分をサポートします。昨今では、健康意識の高まりから定期的に口の中のメンテナンスをおこなう歯科医院が多いです。
定期メンテナンスは歯科衛生士の主な仕事のひとつで、患者さん一人ひとりに合わせたブラッシング指導や歯石除去などの一連の業務を任されるケースが多いでしょう。
歯科衛生士は患者さんが健康な口の中を維持できるように予防指導や教育も担当します。正しいブラッシング方法やデンタルフロスの使い方、症例によっては食生活のアドバイスなどをおこないます。
治療が終わったあとも、患者さんがどのようにケアを続ければいいのか具体的にアドバイスをして、再発しないようにサポートしていきます。歯科医院だけでなく教育機関や介護施設などでも、自宅でできるケア方法や食生活の指導をおこなうケースも少なくありません。
歯科衛生士は、歯科医師がスムーズに治療を進められるようにサポートする役割も担っています。診療前の準備や器具の消毒、診療中の補助など、さまざまな業務をこなす必要があるでしょう。
具体的には、初診や定期検診時に来院された患者さんの歯や歯茎の状態をチェックし、異常がないか確認します。チェアーサイドでは、歯科医師が治療中に必要とする器具を手渡したり、患者さんの不安を軽減するための声掛けなどをおこなったりします。
また、歯科医師の指示のもとで、治療の一部をおこなうこともあるでしょう。
歯科衛生士は国家資格のひとつです。そのため、歯科衛生士になるためには国家試験に合格する必要があります。国家試験を受けるためには、はじめに歯科衛生士養成機関へ進学し、専門科目を学び、実技訓練を受けて基本的なスキルを身に付ける必要があります。
養成機関を卒業したあとに、歯科衛生士の国家試験を受験して合格することで歯科衛生士の資格を取得できます。国家試験は毎年1回おこなわれ、筆記試験が中心です。合格率は高い資格ですが、事前にしっかりと対策をする必要があるでしょう。
ほかにも歯科衛生士が持っているといい資格があります。これらの資格を持っていると、キャリアアップや昇給はもちろん、転職の際に役立つ場合があるでしょう。
以下に歯科衛生士が持っているといい資格について解説します。
日本歯周病学会認定歯科衛生士は、日本歯周病学会が認定する専門資格を持つ歯科衛生士です。歯周病の予防・治療に関する高度な知識と技術があることを証明する資格になります。
取得には厳しい基準が設けられており、歯周病の臨床経験が5年以上必要で、学会が実施する認定試験に合格しなければなりません。
日本歯周病学会認定歯科衛生士は、非常に高いレベルの知識と技術が要求されます。難易度が高いため資格を取得していると信頼を得られる資格のひとつです。
日本口腔インプラント学会認定歯科衛生士は、インプラントの専門知識やインプラントのケアに関する専門的な技術などを認める資格のひとつです。日本口腔インプラント学会が定める基準をクリアした者に与えられます。
主な業務には、インプラント治療のサポートや患者さんへのメンテナンス指導などがあります。特に、インプラントの清掃方法やケアの指導はインプラントの寿命に大きくかかわるため重要です。
日本小児歯科学会認定歯科衛生士は、小児歯科の分野に特化した高度な知識と技術を持つ者が取得できる認定資格のひとつです。資格取得には、日本小児歯科学会の会員であることや、指定された研修プログラムを受講するなどの条件があります。
子どもの歯の健康を維持するためのフッ素塗布・シーラントなどの予防処置や歯磨き指導、食生活のアドバイスなどをおこないます。
また、子どものお口の健康を守るためには保護者の方の協力が必要不可欠です。保護者の方に適切なケアの方法や予防の重要性について説明することも歯科衛生士の役割になります。小児歯科で働くことを考えている方は取得すべき資格だといえるでしょう。
日本成人矯正歯科学会認定矯正歯科衛生士は、成人の矯正治療に関する専門的な知識と技術を認定する資格です。資格取得には、3年以上矯正歯科に勤務しているなどの条件があります。
主な業務は、矯正装置の装着や調整、患者さんへのケア方法の指導、治療中のトラブルへの対応などが挙げられるでしょう。
成人の矯正治療は増加傾向にあるため、これから注目される資格になる可能性が高いです。矯正歯科に勤める方は取得を検討してみると良いでしょう。
ホワイトニングコーディネーターは、ホワイトニングの際に必要な専門的な知識や技術を持っていることを認定する資格です。
患者さんの歯を白くするための施術を担当します。ホワイトニングコーディネーターの役割は多岐にわたり、カウンセリングから施術、アフターケアまでを一貫して担当する場合が多いです。
ホワイトニングの効果やリスクについて詳しく説明することはもちろん、患者さんの歯の状態や生活習慣を確認して最適なホワイトニング方法を提案する必要があります。
ホワイトニングコーディネーターは、専門的な知識や技術だけでなく、患者さんとのコミュニケーション能力も必要です。審美歯科では、一人ひとりの悩みに寄り添い信頼関係を築くことで、満足度の高いサービスを提供することができます。
歯科食育士は、食育と歯科医療の知識を得ることができる資格です。子供やその家族に対して、口の中の健康と食生活の改善を目的とした指導をします。
食生活と歯の健康は密接に関連していることが明らかになり、歯科医院でも食育について指導するケースが増えています。歯科食育士は、栄養バランスの取れた食事の提案や虫歯・歯周病の予防につながる食生活のアドバイスをおこないます。
歯科衛生士は、歯科医療の現場で欠かせない存在です。歯科衛生士は、患者さんとの対話を通じて、口の中の状態を把握する能力や治療内容を正確に伝える高いコミュニケーション能力が必要になります。
また、患者さんが不安や緊張を抱えて来院している場合は、その気持ちを理解し安心させる対応が求められるでしょう。思いやりを持って接することができる歯科衛生士は、患者さんから信頼してもらいやすいです。
歯科衛生士の業務は繰り返し作業が多く、長時間の集中力が求められます。医療事故が起こらないように常に注意を払うことも必要です。患者さん一人ひとりの異なる状態に対応しなくてはならないため、集中力と状況を判断する力も必要といえます。
上述した要素を持ち合わせている人は、歯科衛生士として活躍することが期待できるでしょう。
歯科衛生士は国家資格のひとつで、歯科衛生士養成学校を卒業した後、国家試験を受験して合格する必要があります。歯科衛生士の主な業務は、歯科予防処置・歯科保険指導・歯科診療補助です。
業務を通じて患者さんの口の中の健康をサポートすることはもちろん、患者さんの気持ちをくみ取り寄り添うことも大切です。
また、歯科医療にはさまざまな分野があるため、歯科衛生士として働きながら専門分野に特化した資格取得も可能です。歯科衛生士は、歯科医療の現場で必要不可欠な存在で需要のある職業だといえるでしょう。
当院では、一緒に働く歯科衛生士を募集しております。歯科衛生士として働きたいとお考えの方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にお問い合わせください。