金田歯科医院
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12月は忘年会やパーティーが続く季節。楽しい集まりが増える一方で、お口の環境には注意が必要です。
アルコールには利尿作用があり、体内の水分が失われやすくなります。その結果、唾液の分泌が減少し、お口の中が乾燥しがちに。唾液には食べかすを洗い流し、虫歯菌の活動を抑える大切な働きがありますから、唾液が減ると虫歯や歯周病のリスクが高まります。お口が乾燥すると口臭の原因にもなるため、エチケット面でも気をつけたいところです。
また、忘年会では味の濃い料理やお酒を楽しむため、ついつい歯磨きがおろそかになりがちです。帰宅が遅くなったり、疲れて眠ってしまったりして、そのまま朝を迎えることも。さらに、不規則な食事時間や夜遅い食事は、お口の中が酸性に傾く時間が長くなり、歯のエナメル質を溶かす原因となります。唐揚げやフライドポテトなど、歯に詰まりやすい料理が多いのも要注意です。
忘年会シーズンを楽しみながら歯の健康を守るには、お酒と一緒にお水も飲んでお口を潤すこと、帰宅後は疲れていても必ず歯磨きをすること、そして翌朝もしっかりケアすることが大切です。携帯用の歯ブラシやマウスウォッシュを持ち歩くのもおすすめです。楽しい年末を健康な歯で過ごしましょう。
クリスマスはケーキにお菓子の詰め合わせ、パーティーでのジュースやチョコレート、子どもたちにとって甘いものを食べる機会が一年で最も多い時期です。特に注意したいのが「ダラダラ食べ」です。ケーキを少しずつ何度も食べたり、あめを長時間なめ続けたりすると、お口の中が酸性の状態が続き、虫歯菌が活発に働いてしまいます。おやつは時間を決めて、メリハリをつけて食べることが重要です。食べ終わった後は、お水やお茶を飲んでお口の中をすすぐだけでも効果があります。
また、クリスマス前後は生活リズムが乱れがちです。夜更かしをして朝寝坊したり、歯磨きのタイミングがずれたりすることも。しかし、虫歯予防の基本は毎日の丁寧な歯磨きです。特に就寝前の歯磨きは絶対に欠かせません。長ている間は唾液の分泌が減り、虫歯菌が繁殖しやすくなるからです。仕上げ磨きも普段以上に丁寧に行いましょう。
楽しいイベントを楽しむことは大切ですが、その後のケアも忘れずに。お子さんと一緒に「食べたら磨く」習慣を守り、冬休みを虫歯ゼロで過ごしましょう。甘いものを食べた日こそ、親子で歯磨きタイムを楽しんでください。
年末といえば大掃除の季節。家中をきれいにして新年を迎える準備をする方も多いでしょう。実は、お口の中も「大掃除」が必要なタイミングです。普段の歯磨きでは落としきれない歯石や着色汚れは、時間とともに蓄積していきます。歯石は歯周病の原因となり、放置すると歯ぐきの炎症や出血を引き起こします。また、コーヒーや紅茶、赤ワインなどによる着色汚れも、年末までには気になるレベルになっていることも。新年の集まりで笑顔に自言を持つためにも、今のうちにクリーニングを受けておくのがおすすめです。
さらに、年末年始は歯科医院の多くが休診となります。もし虫歯や歯の痛みがあっても、すぐに治療を受けられない可能性があります。痛みを我慢しながらお正月を過ごすのは辛いものです。少しでも気になる症状があれば、年内のうちに受診しておきましょう。
お部屋をきれいにするように、お口の中もすっきりとした状態で新年を迎えませんか。定期検診やクリーニングのご予約は、お早めにお問い合わせください。清潔なお口で、気持ちの良い新年のスタートを切りましょう。