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京都市左京区岩倉の歯医者「金田歯科医院」木野駅徒歩5分です。

健康な歯を守るため!歯科医院で歯のクリーニングだけ受けられる?

2023.06.12

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

綺麗な歯の女性

「歯科医院」ときくと、虫歯や歯周病などの治療をする場所というイメージをおもちの方が多いと思います。歯科医院でクリーニングだけ受けられるのか疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、歯科医院の役割には「健康な歯を維持するサポート」もあります。健康な歯を維持するために、ご自宅でのセルフケアにあわせて歯科医院でクリーニングを受けることが効果的です。

本記事では、歯科医院でクリーニングだけ受けられるのかどうかや歯科医院で歯のクリーニングを受けるメリットや施術内容についてわかりやすく解説します。

歯科医院で歯のクリーニングだけ受けられる?

疑問の様子の女性

歯科医院で歯のクリーニングだけ受けることはできるのでしょうか。結論からいうと、歯のクリーニングだけを受けることは可能です。

しかし、クリーニングのみを受ける場合、保険が適用されず自費診療となることがあります。以下、保険適用と自費診療のちがいについて解説します。

保険が適用されるクリーニング

保険が適用されるのは、虫歯や歯周病など治療の一環として行うクリーニングです。治療を目的として行うことで保険が適用されます。

保険適用の場合、3割負担で1,000~3,000円程度で受けることができます。

自費診療のクリーニング

自費診療となるのは、美容や予防目的のクリーニングです。例えば「歯をきれいに見せたい」「歯周病予防でクリーニングを受けたい」という方は自費診療となります。

自費診療では、保険適用と違い施術内容や回数に制限がありません。そのため、ご自身で受ける施術内容を細かく選択できます。料金は施術内容により大きく異なりますが、自費診療では5,000~20,000円程度かかることが多いです。

歯のクリーニングを受けるメリット

メリットのイメージ

次に、歯のクリーニングを受けるメリットを解説します。

セルフケアで取りのぞけない歯垢や歯石を取りのぞくことができる

歯科医院でのクリーニングは、セルフケアで取りのぞくことのできない歯垢(プラーク)はもちろんのこと、歯石も取りのぞくことができます。

しっかりセルフケアを行うことで、ある程度の歯垢は取りのぞくことができますが、歯石は一度付着するとご自身では取りのぞくことができません。そのため、歯科医院でクリーニングを受け歯垢や歯石を取りのぞく必要があります。

虫歯や歯周病を予防できる

歯垢や歯石が歯に付着した状態だと、虫歯や歯周病のリスクを高めます。そのため、定期的にクリーニングを受けることが虫歯や歯周病予防につながります。

また、クリーニングでは歯科医師や歯科衛生士がお口の状態を細かく観察するため、歯周病や虫歯の早期発見・早期治療につなげることも可能です。

口臭を予防できる

セルフケアで取りのぞけない汚れを放置しておくと、細菌が増殖して口臭の原因となることがあります。クリーニングでお口の中をきれいにすることで、口臭の改善や予防につなげることができます。

本来の歯の白さにすることができる

歯科医院のクリーニングでは、歯垢や歯石のほか、歯の表面についた着色汚れやヤニなどもきれいに落とすことができます。それらの汚れを落とすことで、本来の歯の白さを取り戻すことができるのです。

ホワイトニングのように歯そのものの色を白くすることはできませんが、クリーニングで本来の色を取り戻すだけでも口元の印象が大きく変わることがあります。

歯科医院で行う歯のクリーニングの内容

歯科医師から治療を受けている患者

次に、歯科医院で行う歯のクリーニングの内容を解説します。

プラークの染め出し

クリーニングの前にプラークの染め出しを行います。

プラークの染め出しをすることで、磨き残しの多い場所を可視化できます。可視化により、今後気をつけて磨く必要がある場所をご自身で知ることができ、クリーニングで効果的に歯垢や歯石を除去できるメリットがあるのです。

スケーリング

スケーリングとは、スケーラーとよばれる専用の器具を用いて歯垢や歯石を取りのぞくことをさします。

歯石は歯垢が石灰化した状態であり、ブラッシングで取りのぞくことができません。そのため、専用の器具を用いて取りのぞく必要があります。スケーリングには、以下の2種類があります。

ハンドスケーラー

ハンドスケーラーは、フックのような器具を用いて歯と歯のすき間の歯石をカリカリと取りのぞきます。主に細かいところの歯石を取りのぞく際に使用することが多いです。

超音波スケーラー

超音波スケーラーは、超音波による微細振動により歯石を取りのぞきます。超音波スケーラーの先端は、刃先を交換でき、刃先の交換によって歯周ポケットなど歯石が取りのぞきにくい場所もきれいにすることが可能です。

ルートプレーニング

ルートプルーニングとは、キュレットという器具を歯肉の間から入れ、歯の根面を研磨することでなめらかにする処置です。基本的に、スケーリングで歯垢や歯石を取りのぞいたあとに行います。

スケーリングで歯石などを取りのぞいたあとの歯の表面はザラザラしています。そのため、ルートプルーニングで歯の根面をツルツルにすることで、再び汚れがつくことを防ぐだけでなく、歯茎との再付着がしやすくなり、歯周ポケットを浅くする効果があるのです。

フロッシング

デンタルフロスを用いて歯と歯の間の汚れを取りのぞきます。

フロッシングはセルフケアとしても取り入れることができるため、歯科衛生士から正しい使用方法を指導してもらい、継続して行うことで歯垢の除去率があがります。

エアフロー(ジェットクリーニング)

エアフローとは、専用のパウダー粒子をジェット噴射で歯に吹きつけることで歯の着色汚れを落とす処置です。別名ジェットクリーニングともいいます。

食事でついた着色汚れはもちろんのこと、なかなか落としにくいたばこのヤニまで効果的に落とすことができます。また、専用のパウダー粒子には、歯の表面をツルツルにする役割もあり、再び着色することを防ぐことが可能です。

フッ素やトリートメント材の塗布

クリーニングの終わりに、フッ素やトリートメント材の塗布を行います。

フッ素には虫歯や歯周病を予防する効果があります。また、トリートメント材を塗布することで、より表面をツルツルにすることができ、汚れの再付着を予防することができるのです。

定期的に歯科医院でクリーニングを受けましょう

白い歯の男性

健康な歯を維持するためには、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが大切です。では、どのくらいの頻度でクリーニングを受けるとよいのでしょうか。

基本的に3か月に一度クリーニングするのがよいでしょう。しっかりセルフケアをしていても、3か月程度経過すると再び歯石が付着することが多いとされているからです。

しかし、3か月に一度というペースはあくまで目安であり、ご自身の口腔内の状態に合わせて受ける必要があります。例えば、虫歯や歯周病になりやすい方やセルフケアに自信がない方は、1~2か月に一度クリーニングを受けたほうが安心です。

逆に、セルフケアに自信があり虫歯や歯周病になりにくい方は、3~6か月に一度のクリーニングでもきれいな状態を保つことができる場合もあります。

どのくらいの頻度でクリーニングを受けるのが効果的かわからないという方は、歯科医師や歯科衛生士と相談して決めるのがよいでしょう。

まとめ

ポイントを指さす女性

歯科医院でのクリーニングは、セルフケアで取りのぞくことのできない歯垢や歯石を効果的に取りのぞくことが可能です。また、歯科医院は歯の治療だけでなく歯の健康を維持するためのサポートをしてくれる場所でもあります。毎日のお口のケアに加えて、歯のクリーニングを定期的に受けることで健康な歯を維持しましょう。

歯のクリーニングを検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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