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京都市左京区岩倉の歯医者「金田歯科医院」木野駅徒歩5分です。

入れ歯からインプラントに変えられる?メリットや費用も詳しく解説!

2024.07.05

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

インプラントイメージ画像

「入れ歯にしたけど、見た目が気になる」「これまでと変わらず思いっきり噛みたいのに噛めない」などのお悩みを抱える方はいませんか。そのお悩みはインプラントに変えることで改善できるかもしれません。

今回の記事では、インプラントと入れ歯の違いや、入れ歯からインプラントに変えるメリット・デメリット、インプラントに変える方法などについて解説します。入れ歯からインプラントにしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントとは?

インプラントの歯

インプラントとは、失った歯の顎の骨にインプラント体と呼ばれる、歯の根っこの代わりとなるパーツを埋め込み、その上から人工歯を装着する治療法です。

入れ歯と大きく違う点は、歯根から形成することです。歯根があることで、周りの歯を頼ることなく、歯を顎の骨で支えることができるため、自分の歯と変わらない噛み心地を再現できます。

入れ歯とは?

入れ歯の画像

入れ歯とは、失った歯の部分に取り外しができる人工歯を入れる治療法のことを指します。入れ歯には大きく分けて、一部分のみを補う部分入れ歯と、全部の歯を失ったときに使用する総入れ歯の2種類があります。

部分入れ歯は1本から作製可能で、残っている周囲の歯にバネをかけて使用します。保険適用外の部分入れ歯を選べば、金属のバネを使用しないものを作ることも可能です。

総入れ歯は、歯がない状態で使用するので、歯茎に吸着させることで固定します。そのため、食事の際にずれたり、違和感をおぼえやすかったりして、慣れるまでに時間がかかることもあります。

入れ歯からインプラントに変えられる?

入れ歯からインプラントにできるか考える女性

入れ歯治療をしたあと、インプラントに変えることは可能です。

ただし、インプラントにするためには、人工歯根のインプラント体を埋めるための、十分な骨の量が必要です。検査や診察を行い、骨の量が足りない場合は、骨造成という骨を増やすための手術が必要になるケースもあります。

顎の骨が痩せる原因には、長年歯茎や顎の骨の形と合わない入れ歯を使っている、歯周病により顎の骨が溶かされている、骨粗しょう症を患っていることなどがあります。

入れ歯からインプラントに変えるメリット

入れ歯からインプラントに変えるメリットイメージ

入れ歯からインプラントに変えるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。入れ歯からインプラントに変えるメリットは、以下のとおりです。

  • 見た目が自然になる
  • 天然の歯のように噛める
  • 特別なケアをしなくてもよい
  • 周りの歯へのダメージがない
  • 長期間使える可能性が高い

それぞれ詳しく解説します。

見た目が自然になる

保険が適用される部分入れ歯の場合、固定するための金具が見えていたり、プラスチック部分が不自然に見えたりすることがあります。

一方でインプラントの場合は、口を開けたときに見える位置にプラスチックや金具を使用しません。見た目が自然であるため、自信を持って笑えるようになるでしょう。

また、インプラントの人工歯部分にはセラミックなどの天然の歯に近い見た目が再現できる素材を使用します。陶器の一種であるセラミックは、自然な光沢感と透明感があるので周りの歯と自然に馴染み、見た目が良いことが特徴です。

天然の歯のように噛める

入れ歯の場合は、金具で周囲の歯に固定したり、歯茎に吸着させたりして使用します。そのため、食事の際に口の中でずれたり、思いっきり噛めなかったりすることがあります。また、粘着性のある食べ物や硬い食べ物を食べられない方も少なくありません。

その点、インプラントは顎の骨にインプラント体を結合させるため、しっかりと咀嚼することができます。避けなければいけない食べ物も特にないので、好きなものを思いっきり食べる楽しさを失わずに済むでしょう。

特別なケアをしなくてもよい

入れ歯の場合は、食事のあとに取り外して汚れを落としたり、洗浄液で洗浄したりするなどのケアが必要です。

一方、インプラントの場合は、歯磨き以外に毎日行わなければいけない特別なケアはありません。天然の歯と同じように歯磨きをすればよいのです。

ただし、インプラントを長く使用するためには定期的にメンテナンスに通う必要があります。

周りの歯へのダメージがない

インプラントは入れ歯のように周囲の歯にバネをひっかける必要がないため、天然の歯や周囲の歯茎に負担がかかることがありません。歯に強い力がかかると健康な歯の寿命を縮める可能性があります。インプラントは独立しているため、周囲の歯の健康を守ることができるでしょう。

長期間使える可能性が高い

入れ歯の平均寿命は3〜5年程度です。長期的に使用すると劣化するため、定期的に作り直す必要があります。

一方、インプラントの平均寿命は10〜15年程度で、なかにはもっと長く使用している方もいます。

毎日しっかりと歯磨きを行い、定期的にメンテナンスを受けることで、寿命を延ばすことができるでしょう。インプラントの治療費は高額ですが、長期間使える可能性が高く、長い目で見ればコストを抑えられる可能性もあります。

入れ歯からインプラントに変えるデメリット

入れ歯からインプラントに変えるデメリットイメージ

入れ歯からインプラントに変えるデメリットは、以下のとおりです。

  • 費用が高額
  • 外科手術が必要
  • 治療期間が長い

それぞれ詳しく解説します。

費用が高額

保険が適用される一般的な入れ歯であれば、大体5,000〜1万5,000円が費用相場とされています。

一方でインプラントは、基本的に保険が適用されず、費用相場は1本あたり30万〜40万円程度と高額です。インプラントのトラブルを防ぐために、定期的なメンテナンスも必要になるので、メンテナンス費用がかかる点も理解しておく必要があります。

外科手術が必要

インプラントはインプラント体を顎の骨に埋め込むため、外科手術を伴います。全身疾患があり薬を服用されている方などは、担当医と歯科医師との連携が必要になったり、症状によっては手術を行えなかったりする可能性もあります。

治療期間が長い

入れ歯とインプラントでは治療期間も大きく異なります。入れ歯の場合、数週間〜3ヶ月程度で入れ歯が完成します。

一方で、インプラントの場合は、半年〜1年程度の治療期間が必要となります。顎の骨にインプラント体が結合するのには数ヶ月時間を要し、また切開した歯茎の炎症が治まるのにも時間がかかるためです。

部分入れ歯からインプラントに変える方法

部分入れ歯の画像

部分入れ歯からインプラントに変えるときは、基本的に通常のインプラント治療と同じような治療方法を用います。失った歯の本数分、インプラントを埋め込みます。

上述のとおり、インプラント1本あたりの費用相場は30万〜40万円程度と高額です。インプラントを複数本埋め込む場合、その分費用がかかる点はデメリットといえるでしょう。

総入れ歯からインプラントに変える方法

総入れ歯の画像

総入れ歯からインプラントに変える方法には、大きく分けて2つの方法があります。

従来のインプラント治療

通常のインプラント治療と同じように歯を失った部位にインプラントを埋める方法です。10〜12本程度のインプラントを埋め込む場合、手術の範囲が広く体への負担がかかりますし、費用もさらに高額になります。

オールオン4

オールオン4とは顎の骨に最小4本のインプラント体を埋め込み、そこを固定源として前歯から奥歯まで一体となった人工歯を装着する治療法です。

歯が全てない方でも、1本の歯に対して1本のインプラント体を埋入する必要がなく、最小4本のインプラントで片顎すべての歯を支えることができます。

オールオン4の場合、顎の骨の量がある部分にインプラント体を埋め込めるため、顎の骨の量が少ない方でも対応できる可能性が高い治療法です。

入れ歯からインプラントに変える場合にかかる費用

入れ歯からインプラントに変える場合にかかる費用イメージ

入れ歯からインプラントに変える場合の費用は、1本あたり30万〜40万円程度が相場です。オールオン4の費用は片顎の費用相場が200万〜400万円程度、両顎の場合は倍の費用がかかります。

インプラント治療は基本的に保険が適用されません。自由診療となるため、歯科医院によって費用は異なります。詳しい費用については、治療を受ける歯科医院で確認しましょう。

まとめ

インプラント治療のイメージ画像

入れ歯の噛み心地や見た目が気になるという方は、インプラントに変えることが可能です。一部の歯がない部分入れ歯の場合も、ほとんどがない総入れ歯の場合も多くのケースでインプラントに変えることができるでしょう。

インプラントに変えることにはメリットだけでなくデメリットもあるので、両方確認したうえで治療にのぞむようにしてください。インプラントが適応となるかは、歯科医院で相談しましょう。

インプラント治療を検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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