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インプラントにおける8つのリスクとは? 安全に治療するためのポイント

2024.08.09

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

インプラント

歯を失った際、歯を補うための治療法として、入れ歯やブリッジではなくインプラント治療を行う方が近年増加しています。インプラント治療には、天然歯に近い見た目や高い機能性を得られるなどのメリットがあります。

しかし、インプラント治療にはメリットばかりではなく、リスクも存在します。

この記事では、インプラント治療におけるリスクについて解説します。インプラント治療を検討している方は、インプラントのリスクについてあらかじめ理解を深めておきましょう。

インプラントとは

インプラント

インプラントとは、失った歯を補うための治療法です。顎の骨にインプラント体と呼ばれる人工歯根を埋め込み、上から人工歯を装着します。インプラント体が顎の骨に固定されるため、天然歯のようにしっかり噛むことができます。

また、人工歯にセラミックなどの素材を使用することで、見た目も天然歯と同じように仕上げられます。

ただし、インプラント治療は、顎の骨にインプラント体を埋め込むための外科手術が必要です。そのため、治療期間が入れ歯やブリッジと比べ長いでしょう。

インプラントにおける8つのリスク

インプラントにおけるリスクイメージ

インプラントは審美的にも機能的にも優れていますが、全くリスクがないというわけではありません。インプラント治療を選択する前に、リスクについても理解しておきましょう。

インプラント周囲炎

インプラント治療をしたあと、インプラント周囲炎を発症することがあります。インプラント周囲炎とは、インプラント周囲の組織が歯周病菌に感染することよって、炎症を起こす病気です。インプラント治療後、ケアを怠った場合などに起こります。

インプラント周囲炎が進行すると、歯槽骨が溶かされてインプラントがぐらつき、最終的には抜け落ちる可能性があります。インプラント周囲炎は、通常の歯周病よりも進行が早いので注意が必要です。

歯茎が下がる

インプラント手術時の技術的な問題や、加齢、口腔衛生の悪化など、さまざまなことが原因で歯茎が下がる場合があります。歯茎が下がると歯が長く見えるため、バランスが悪く見えるでしょう。

歯茎が下がると見た目への影響以外にも、インプラントの安定性が低下するなどの問題が生じる可能性があります。

骨との結合がうまくかない

インプラント治療では、顎の骨にインプラント体と呼ばれる人工歯根を埋め込み、骨と結合させる必要があります。骨とインプラント体がしっかり結合することによって安定し、天然歯と同じように噛めるのです。

しかし、骨密度や骨の高さ・厚みが不足していたり、術後にインプラント周囲の組織が細菌感染したりすると、骨とインプラントが上手く結合しない可能性があります。

骨とインプラント体が上手く結合しないと、インプラントの脱落やインプラント体が骨を突き抜けるなどのトラブルが起こります。経験豊富な歯科医師がいる病院を選んだり、術後に細菌感染しないようケアを徹底したりすることが大切でしょう。

上顎洞炎

上顎にインプラント体を埋入する場合、埋入位置や顎の骨の厚さを誤って認識すると、上顎洞の骨に傷がついたり穴が開いたりする恐れがあります。

上顎洞とは、鼻の奥にある上顎の上に位置する骨の空洞のことです。インプラント手術によって上顎洞の内側の粘膜が細菌感染すると、上顎洞炎になるのです。

上顎洞炎になると、発熱や頭痛、蓄膿症などを発症する可能性があります。また、炎症が原因でインプラント体と顎の骨の結合が弱まり、抜け落ちる可能性もあるでしょう。

血管や神経の損傷

インプラント治療では、顎の骨にインプラント体を埋めるために、ドリルで穴を開けます。穴を開ける際、稀にあやまって血管や神経を損傷するケースがあるのです。

特に、下顎は大きな血管や神経と隣接しているため、損傷すると出血が止まらなくなくなったり神経麻痺が起こったりする可能性が高いでしょう。また、インプラントが神経の圧迫や損傷を引き起こし、知覚異常を引き起こすこともあります。

金属アレルギー

インプラントはチタンで作られています。チタンは金属アレルギーが起こりにくいとされている素材ですが、アレルギー症状が出る可能性が全くないわけではありません。

金属アレルギーがある場合は、治療前に歯科医師としっかり相談することが大切です。

持病によるリスク

インプラント治療は、持病の種類によってはできないことがあります。できたとしても、治療が失敗するリスクがあります。

例えば、糖尿病の方の場合、血糖値が高く身体全体の治癒力が低下しているため、口腔内の感染リスクが高いです。手術後、治療箇所の治癒に悪影響を及ぼし、インプラントの成功率が低下すると言われています。

そのため、血糖値をコントロールしながら治療することになるでしょう。

高血圧の方の場合は、手術中および術後の出血リスクを増加させ、手術の安全性と結果に影響を及ぼします。

保険適用外

インプラントは、基本的には保険が適用されない自由診療です。治療費は患者さまの全額自己負担になるため、同じ歯を補うための治療でも、保険適用の治療と比較すると高額になるでしょう。

しかし、条件によっては保険が適用されるケースもあるので、一度歯科医師に相談してみると良いでしょう。

インプラントでリスクを避けるためにできること

複数の歯間ブラシ

リスクを避けるためにできることは、以下のとおりです。

日常のケアをしっかり行う

インプラントを長期的に使用できるようにしたり、インプラントのトラブルを防いだりするためには、日常のケアをしっかり行うことが大切です。

特に、インプラント周囲炎は、インプラント治療後にケアを怠ると引き起こされます。毎日丁寧に歯を磨き、磨き残しがないようにしましょう。歯と歯の間は磨き残しが生じやすいため、歯間ブラシやフロスも使用すると効率的に汚れを除去できるでしょう。

実績のある歯科医院を選ぶ

インプラントは外科手術も必要であり、歯科治療の中でも難しい治療です。そのため、骨の状態などを正確に把握して治療計画をしっかり立てられ、さまざまな症例に対応できる知識と経験が豊富な歯科医師がいる歯科医院を選ぶことが大切です。

また、インプラント治療後のアフターケアなども充実している歯科医院であれば、より安心して治療を受けられるでしょう。

定期的にメンテナンスをする

インプラントを長く快適に使用するには、定期的に歯科医院を受診してメンテナンスを受けることが大切です。日常のセルフケアも大切ですが、ご自身で行う歯磨きだけでは汚れが落としきれません。

歯科医院の専用器具でのクリーニングであれば、しっかり汚れを除去できるため虫歯や歯周病を予防できます。

また、定期的に通院することで、インプラントなど口腔内の状態も確認してもらえます。問題がある場合も早期に発見して対処できるため、口腔内全体の健康を維持することにつながるでしょう。

インプラントのメリットも知っておこう

インプラントのメリットイメージ

インプラントには、リスクだけでなくメリットも多くあります。

機能性が高い

入れ歯やブリッジでは、天然歯のような咀嚼力を再現することは難しいでしょう。

しかし、インプラント治療では、インプラント体を顎の骨に埋め込んでしっかりと結合させます。そのため、天然歯と同じような感覚で食べ物を噛めるという大きなメリットがあるのです。

審美性が高い

インプラントのメリットには、天然歯のような色や透明感を再現できる審美性の高さも挙げられます。特に、前歯など見えやすい部分は審美性が求められるため、インプラントが向いているかもしれません。

周りの歯への負担を軽減できる

歯が失われた場合の治療には、インプラント以外にも入れ歯やブリッジがありますが、入れ歯やブリッジは周囲の歯に負担をかけます。

しかし、インプラントは独立した状態で機能します。そのため、周囲の健康な歯は影響を受けることなく、健康を維持できるのです。

まとめ

綺麗な歯の女性

インプラントにはさまざまなリスクがありますが、日常の歯磨きや定期的な通院、歯科医院選びなどでリスクを軽減できます。

特に、インプラント治療を受ける歯科医院選びは重要なポイントになるでしょう。ホームページなどで実績や設備を確認するだけではなく、実際にカウンセリングを受けて話を聞いてみることも大切です。

インプラント治療を検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、皆さまの「行きたい歯医者」を目指して診療を行っております。虫歯・歯周病治療、ホワイトニング、矯正治療、予防歯科など、さまざまな治療に力を入れています。

ホームページはこちらWEB予約も受け付けております。ぜひ一度ご覧ください。

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