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インプラントのメンテナンスとは?重要性とメンテナンスの内容を解説

2023.08.04

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

インプラントの模型を使用して患者に説明する

天然歯に近い見た目で噛む機能を回復できるため、インプラントを検討する方は多いです。インプラントの寿命を延ばし、問題なく使用し続けるにはメンテナンスが欠かせませんが「インプラントのメンテナンスとは?」「メンテナンスは具体的に何をするの?」などの疑問をもつ方もいるでしょう。

今回は、インプラント後のメンテナンスの重要性や具体的な内容、必要な費用を解説します。インプラントを長く使い続けるために、正しいメンテナンス方法を身につけましょう。

インプラントのメンテナンスの重要性

青い背景にあるプラスマークを虫眼鏡で見る

インプラント後のメンテナンスを適切に行うことは、インプラントの寿命や口腔内の状況に大きな影響を与えます。

インプラントは保険適用外のため、高額な費用を払う必要があります。できるだけ長く使用したいと思う方が多いでしょう。インプラントを長く使うためには、しっかりとメンテナンスをすることが大切です。

インプラントのメンテナンスと聞いても、具体的なイメージが湧かない方もいるでしょう。インプラントのメンテナンスには、2つの方法があります。

  • 歯科医院での定期検診と口腔ケア
  • 自宅でのセルフケア

インプラント手術を受けた歯科医院で定期検診を受けてプロにメンテナンスしてもらう方法と、自宅でセルフケアする方法です。インプラント後のメンテナンスは、上記2つどちらも行うことが非常に重要です。

インプラント後にメンテナンスを怠ると、以下のリスクがあります。

  • インプラントの不具合に気づけない
  • トラブルが発生したときに保証を使えない
  • インプラント周囲炎になる

インプラントの寿命は長いので、使用していると不具合が生じる場合も少なくありません。突然、人工歯が欠けるなどのトラブルが起きることもあります。

メンテナンスを怠ると、不具合に気づくのが遅れて取り返しがつかなくなることもあるでしょう。また、保証を受けるには適切にメンテナンスをしていなければならない場合が多く、トラブルが発生したときに保証を使えない可能性があります。インプラント周囲炎になり、インプラントを失う可能性もあるでしょう。

不具合に早期に気づいて対応するため、トラブルがあった際に保証を受けるため、メンテナンスは非常に重要なのです。

インプラントの寿命

人の寿命のイメージ

適切にメンテナンスを行った場合、インプラントの寿命は10〜15年です。歯を補う方法として、インプラント以外に入れ歯やブリッジが挙げられます。

入れ歯の寿命は2〜3年、ブリッジの寿命は7〜8年といわれています。ほかの治療方法に比べると、インプラントの寿命は長いことがわかるでしょう。

また、適切にメンテナンスをしているインプラントは、20年後も問題なく使用できるケースも少なくありません。日本口腔インプラント学会が行った調査によると、インプラントの手術後20年経過した方のうち、77%が「問題ない」、83%が「何でもよく噛める」と回答しています。

メンテナンスを適切に行うことは、インプラントの寿命を延ばすことにつながるのです。

参照元:日本口腔インプラント学会 第31巻2号

インプラントのメンテナンスの頻度

顎に手を当てて考える女性

インプラント後にメンテナンスのために通院する頻度は、年に2〜4回が一般的です。一般的にインプラントの手術を受けた初めの年は、3か月ごとに定期検診で状況をチェックします。インプラントや口腔内に問題がなければ、頻度が減るでしょう。

メンテナンスの頻度は、口腔内やインプラントの状態を考慮して歯科医師が決定します。年に2〜4回と聞くと、多いと感じる方もいるでしょう。

しかし、インプラント手術をしていなくても、年に2回ほど歯科医院を受診して定期検診を受けている方は少なくありません。一般的なメンテナンスと同じと考えると、決して多くはないでしょう。

インプラントのメンテナンスの内容

歯科医院で治療を受ける男性

歯科医院で実施するメンテナンスの主な内容は、以下のとおりです。

  • 口腔内のチェック
  • レントゲン撮影
  • PMTC(プロが専用の機械を使って行う口腔清掃)
  • ブラッシング指導

歯周ポケットの深さや噛み合わせの状態、インプラントのグラつきや破損はないかなど、口腔内をチェックします。レントゲンを撮影して、歯槽骨の状況も確認します。定期的に確認することで、問題が大きくなる前に対処できるのです。

検査と同時に、PMTCというプロによる口腔内清掃を行い、歯磨きだけでは清掃できない部分もきれいにします。セルフケアをスムーズに行うために、ブラッシング指導も行われます。

インプラントや口腔内について気になることがある場合は、メンテナンスのときに相談しましょう。

自宅でのセルフケアも重要

鏡を見ながら歯磨きをする女性

歯科医院でのメンテナンスを受けることも大切ですが、自宅でのセルフケアも非常に重要です。毎日丁寧にセルフケアを行うことが、口腔内の状態を改善しインプラントの寿命を延ばすことにつながります。

自宅で行えるセルフケアは、以下のとおりです。

口腔内の清掃

毎日の口腔内の清掃をきちんと行いましょう。インプラントだけでなくほかの歯や歯周組織にとっても、口腔内が清潔であることは非常に重要です。

歯ブラシを正しく使って丁寧に磨いてください。また、以下のツールを使うと歯ブラシだけでは除去できない汚れも落とすことができます。

  • フロス
  • 歯間ブラシ
  • タフトブラシ

ツールを使いこなすことで、歯と歯の間や、歯と歯茎の境目など、歯ブラシの毛先が届きにくいところも清掃できます。磨き残しがあると、歯周病になるリスクが高まるでしょう。

適切なフロスの種類や歯間ブラシのサイズは、人によって異なります。ご自身に合った使い方やサイズについては、歯科衛生士に指導してもらうとよいでしょう。

生活習慣の見直し

生活習慣を見直すことも重要です。以下の内容を行いましょう。

  • 歯ぎしりや食いしばりを改善する
  • 禁煙する
  • 歯磨きができないときはデンタルリンスを使用する

歯ぎしりや食いしばりがあると、インプラントの人工歯が破損するリスクが高いです。

また、喫煙の習慣があると、歯茎の血行が悪くなります。歯茎の血行が悪いと、歯周病を発症しやすく、歯槽骨に埋め込むインプラント体が歯槽骨と結合しにくくなります。

夜は丁寧に口腔内を清掃していても、昼間は外出しているなどで歯磨きができないこともあるでしょう。歯磨きができないときは、デンタルリンスを使用してください。

インプラントのメンテナンスの費用

机に置かれた電卓と植物

インプラントのメンテナンスの費用は、3,000〜10,000円が一般的です。

インプラント治療は保険適用外のため、メンテナンス費用も歯科医院によって異なります。同じ歯科医院でメンテナンスを受けていても、口腔内の状態やメンテナンス内容によって費用が変わることも珍しくありません。

まとめ

青い机に置かれたインプラント

インプラントは、適切にメンテナンスを行っていれば、10〜15年と長期間使用できます。歯科医院でのメンテナンスと自宅でのセルフケア、双方の重要性を理解して続けましょう。

歯科医院でのメンテナンスと自宅でのセルフケアを適切に行い、インプラントを20年以上使用している方もいます。しっかりとメンテナンスを行うことが、インプラントの寿命を延ばすのです。

インプラントや口腔内の状況について不安なことがある場合は、歯科医師や歯科衛生士に相談してください。インプラントを長期間維持し、おいしく食事ができる口腔内を維持しましょう。

インプラントを検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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