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2025.07.11
目次
こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。
歯を白くしたいけれど、忙しくて歯科医院に何度も通うのは難しいという人には、ホームホワイトニングが向いているかもしれません。市販のホワイトニング製品とは異なり、歯科医師のサポートのもとで行うため、自然で透明感のある白い歯を目指すことができます。
ホームホワイトニングにはどのようなメリットがあるのか、また、効果がどれくらい持続するのかなど、気になる方が多いのではないでしょうか。
今回は、ホームホワイトニングを取り上げ、特徴やメリットについて見ていきます。治療の流れや効果が持続する期間についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ホームホワイトニングは自宅で行うホワイトニングです。薬剤の主成分は過酸化尿素で、知覚過敏などの副作用が少ないとされており、安全性が高いとされています。
薬剤は、歯科医院で製作したマウスピースに入れて使います。マウスピースを毎日1~2時間装着して歯を白くします。即効性はなく、2週間程度継続することで効果を実感できるケースが多いです。
ホームホワイトニングとよく比較されるのがオフィスホワイトニングです。オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が過酸化水素を含む高濃度の薬剤を使用し、特殊なライトを当てて短時間で歯を白くします。
即効性があり、1回の施術でも白さを実感できるのが特徴です。
ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングほどの即効性はないものの、歯の内部からじっくり白くする施術です。色戻りが少なく、自然な白さが長く続くのが特徴です。
ホームホワイトニングには、次のようなメリットがあります。
ホームホワイトニングは自宅で行えます。好きな音楽を聴きながら、テレビを見ながら、読書をしながらなど、普段の生活の一部として自然に取り入れることができます。人目を気にすることなくマウスピースを装着できるので、心理的な負担も軽減されます。
ホームホワイトニングは頻繁に通院する必要がありません。最初にマウスピースを作成すれば、後は自宅で行うことができます。通院の手間や、通院のための交通費がかからないメリットがあります。
ホームホワイトニングでは、過酸化尿素という薬剤を用いて時間をかけて歯を白くします。表面的な白さではなく、歯の内部から根本的な白さを実現できます。適切なケアを行えば白さを長期間維持できるのが特徴です。
ホームホワイトニングでは、一度作製したマウスピースを用いて自宅でメンテナンスを行うことができます。時間の経過とともに起こる色戻りを修正することをタッチアップといいます。
ホームホワイトニングでは、このタッチアップの頻度や強度を自分でコントロールしながら行えます。
ホームホワイトニングで使用される薬剤は、安全性を優先して設計されています。主成分である過酸化尿素は、オフィスホワイトニングで使用される過酸化水素と比較して、穏やかで安全性の高い薬剤として知られています。
初めてホワイトニングを行う人や、化学薬品に対して不安を感じる人でも、安心して治療を始められます。
オフィスホワイトニングで使用される高濃度の薬剤は、即効性がある反面、知覚過敏の症状を引き起こしやすく、治療中や治療後に歯がしみることがあります。ホームホワイトニングでは低濃度の過酸化尿素を使用するため、歯への刺激が少なく抑えられています。
痛みに敏感な人でも無理なくホワイトニングを続けられるでしょう。
ホームホワイトニングでは2回目以降のホワイトニングの費用を抑えられます。引き続き同じマウスピースを使用でき、追加の出費は薬剤の費用のみです。薬剤の費用は5,000円~1万円ほどなので、経済的な負担を抑えられます。
ホームホワイトニングには、次のようなデメリットがあります。
オフィスホワイトニングでは1回の施術で目に見える変化を実感できるのに対し、ホームホワイトニングは歯が白くなるまでに2週間~1か月程度かかります。結婚式や大切な面接のために歯を白くしたい場合、ホームホワイトニングでは間に合わないこともあるかもしれません。
マウスピースの装着時間は使用する薬剤によって異なりますが、通常30分から2時間ほど装着します。これを毎日行うために、工夫して装着時間を確保する必要があります。
歯の着色を引き起こしやすい飲食物については制限があります。ホワイトニング剤の作用により、一時的に普段より着色しやすくなるためです。例えば、コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレー、ベリー類、タバコなどは施術後1〜2時間は避けるべきでしょう。
ホームホワイトニングではすべての管理を自分自身で行います。マウスピースの使用後は丁寧に洗浄し、専用のケースで清潔に保管する必要があります。
ホワイトニング剤の正しい使用方法を理解し、適量を守って継続することも大切です。毎日決まった時間にマウスピースを装着し、指定された時間分使用するというルーティンを作って継続するには、自己管理能力が求められます。
ホームホワイトニングの効果は歯の質や、もともとの色合い、生活習慣などに左右されます。特に重要なのは、歯の表面のエナメル質の厚さと象牙質の色合いです。
例えば、遺伝的に歯のエナメル質が薄い人や、象牙質の色が濃い人は理想の白さに到達するまでに時間がかかります。
ホームホワイトニングは次のような流れで行われます。
歯科医師や歯科衛生士が現在の歯の状況を丁寧にチェックします。歯の色を測定するシェードガイドという色見本を用いて、どのくらいの白さにするのが適切かを患者さまの希望を聞きながら決めていきます。
また、歯垢や歯石、コーヒーやタバコの着色をクリーニングでしっかり除去します。
歯型を採って専用のマウスピースをつくります。マウスピースは型取り後1〜2週間で完成します。完成後にマウスピースとホワイトニングジェルを受け取り、使用方法の指導を受けます。
歯磨きとデンタルフロスで口の中の汚れをしっかり落とします。清潔な状態にすることで、ジェルが浸透しやすくなります。
マウスピースにジェルを入れて装着します。濃度によって装着時間が変わりますが、1~2時間ほどと指示されることが多いです。
指定された装着時間に達したらマウスピースを外し、口を軽くすすいでホワイトニング剤を除去し、やさしく歯磨きを行います。マウスピースは洗浄し、専用のケースで保管しましょう。
ホームホワイトニングで得られた白さは6か月~1年程度続くとされています。持続する期間には個人差があり、生活習慣や口腔内の環境によっては2年以上持続することもあります。
例えば、コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーなど色素の濃い食べ物や飲み物を頻繁に摂る人や、喫煙の習慣がある人は、ホワイトニングの効果が薄れるスピードも早まります。また、歯の表面のエナメル質が薄い場合は、内部の象牙質の黄色味が見えやすく白さを維持しにくいです。
一方、歯磨きなどのセルフケアがしっかりしており、歯科医院で定期的にクリーニングを受けている人は歯に汚れが付着しにくく、白さを維持しやすいでしょう。
ホームホワイトニングは2万円~5万円程度で受けることができます。この中にはマウスピース作成費用とホワイトニング薬剤の費用が含まれます。
内訳としては、マウスピースの作成に1万円~3万円ほど、1週間分の薬剤費が5,000円~1万円ほどです。薬剤を追加で購入する場合は、その分の費用がかかります。
ホワイトニングの対象になる歯の本数や範囲によって使用する薬剤の量が変わります。前歯だけの場合と奥歯を含む全体を対象とする場合では、長期的にみたときに費用に差がでるでしょう。
ホームホワイトニングは、歯科医院でマウスピースを作成した後、自宅で継続するホワイトニングです。歯科医院に通院する必要がないので、忙しくてなかなか時間がとれない人にも選ばれています。
オフィスホワイトニングに比べ、即効性で劣るものの、自然な白さを比較的長期間キープすることができます。ホワイトニングにはいくつも種類があるので、目的や予算に合わせて自分に合った治療を選ぶことが大切です。
ホワイトニングで実績のある歯科医院でカウンセリングを受け、相談してみるとよいでしょう。
ホームホワイトニングを検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院は、皆さまの「行きたい歯医者」を目指して診療を行っております。虫歯・歯周病治療、ホワイトニング、矯正治療、予防歯科など、さまざまな治療に力を入れています。