京都市左京区岩倉の歯医者「金田歯科医院」です。

親知らずは必ず抜かないといけないのですか？

親知らずの抜歯は必ずしも必要ではありません。正常に生え、清潔に保てる場合は抜歯の必要はありません。ただし、むし歯や歯周病のリスクが高い場合や斜めに生えて隣の歯を圧迫している場合、痛みや腫れがある場合は、抜歯が推奨されます。

過剰歯とは何ですか？治療が必要ですか？

過剰歯は通常の歯数を超えて生える余分な歯のことです。特に症状がなければ治療を要しませんが、歯並びに影響を与えたり隣接歯にダメージを与える場合は、抜歯が必要になることがあります。

親知らずを抜くタイミングはいつが良いですか？

親知らずの歯根が完成していない段階（10代後半～20代前半）が、抜歯に適した時期とされています。成長が進むと骨と癒着しやすく、抜歯が難しくなることがあります。

顎骨隆起とは何ですか？治療は必要ですか？

顎骨隆起は顎の骨が局所的に盛り上がる状態で、多くの場合は無症状です。入れ歯や矯正装置の装着に支障が出る場合は外科的な除去が検討されますが、日常生活に支障がなければ経過観察で十分です。

嚢胞とは何ですか？どのように治療しますか？

嚢胞は液体や半固体が入った袋状の病変です。小さいものは経過観察されることもありますが、大きくなると顎の骨や隣接する歯に影響を及ぼすため、外科的な除去が必要です。早期発見と診断が重要です。

黒毛舌はどのように治療しますか？

黒毛舌は舌の表面が黒っぽく変色する状態で、多くの場合、舌苔や口腔内の衛生状態が原因です。治療は舌ブラシや口腔清掃で改善しますが、薬剤や病気が原因の場合は、それらの治療が必要です。

腫瘍が口の中に見つかったらどうすればいいですか？

口腔内の腫瘍は良性・悪性どちらの可能性もあります。自己判断せず、早めに口腔外科を受診してください。組織検査で腫瘍の性質を調べたうえで、適切な治療法が選択されます。

親知らずの抜歯後、どのくらいで普通の生活に戻れますか？

通常の抜歯なら2～3日程度で腫れや痛みが軽減し、1週間程度で普通の生活に戻れます。埋伏歯の場合は腫れや痛みが長引くことがあります。抜歯後は歯科医師の指示に従い、安静を保つことが大切です。

下顎骨の痛みは何が原因ですか？

下顎骨の痛みは、親知らずの影響、顎関節症、骨の病変などさまざまな原因があります。痛みが続く場合は早めに専門医に相談し、原因を特定して適切な治療を受けましょう。

口腔外科手術の際に注意すべきことは何ですか？

手術前は、体調を整え、飲酒や喫煙を控えましょう。また、薬を服用している場合は事前に医師に伝えます。手術後は、腫れや痛みを軽減するための指示を守り、口腔内を清潔に保つことが重要です。ただし、頻回のうがいをすると、血餅（穴を塞ぐ血の塊）が取れやすくなり、ドライソケット(抜歯後の傷口にできるはずの血餅が失われ、骨や神経が露出し、強い痛みを伴う状態)を引き起こして治りが悪くなる可能性があるため注意が必要です。