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2025年8月 院内新聞

2025.07.22

夏の虫歯にご用心!「だらだら食べ」が危険な理由

夏バテなどで食欲が落ちやすい時期になりました。
毎日の食生活が不規則になっていませんか?「喉が渇いたからジュ ースを」「食欲がないから小腹を満たすお菓子を」と、一日中何かを口にしている「だらだら食べ」は、虫歯のリスクを劇的に高めてしまいます。
私たちのお口の中では、食後に虫歯菌が糖分を分解して酸を作り出します。この酸によって歯の表面が一時的に溶ける「脱灰」という現象が起こり、唾液の働きで酸が中和 され、溶けた歯が修復される「再石灰化」というサイクルが繰り返されています。
ところが、だらだらと食べ物を口にしていると、この再石灰化の時間がほとんどなくなり、お口の中が常に酸性の状態になってしまいます。
例えるなら、お口の中に酸のプールが常に満たされているようなもので、歯が溶けつばなしになってしまい、あっという間に虫歯が進行してしまうのです。
特に甘いお菓子や清涼飲料水は要注意です。また、頻繁に口にすることで、歯の表面に食べ物の残りカスがつきやすくなり、これも虫歯菌の温床となります。
熱中症や夏風邪の予防のために体調管理が必要な時期ですが、体だけでなく歯の健庫にも気をつけましょう。

睡眠と歯の意外な関係

夏休みやお盆休みなど、お休みが多い時期はついつい夜ふかしをしてしまいがちですね。
いつもより遅くまで起きていると、歯の健康にも影響を与えることがあるのです。まず、夜ふかしによって睡眠時間が削られると、疲れがたまり、体全体の抵抗力が低下することがあります。
体力が落ちると、歯蓋の炎症や口内炎といったお口のトラブルが起こりやすくなる傾向があります。
そして最も大きな影響は、歯磨きの質の低下です。
普段であれば丁寧に磨けていても、眠気や時間の制約から、寝る前の歯磨きがおろそかになってしまうことがあります。特に、寝ている間は唾液の分泌量が減
るため、虫歯菌の活動が活発になりやすい時間帯です。
この時に磨き残しがあると、虫歯が非常に旱く進行してしまうリスクが高まります。また、夜遅くまで起きていることで、夜食を摂る機会が増えることも問題です。
寝る直前に甘いものを食べたり飲んだりすると、さらに虫歯のリスクを高めてしまいます。
歯の健康を保つためには、お休みの日もできるだけ規則正しい生活リズムを保つことが大切です。

お子さんの歯と健康を守るために

待ちに待った夏休み!
お子さんにとっては楽しいことが盛りだくさんの特別な期間ですね。
しかし、長いお休みは生活リズムが乱れやすく、お口の健康にとって思わぬ落とし穴が潜んでいることもあります。特に気をつけたいのが、お菓子やジュースの摂りすぎです。冷たいジュースやアイスクリーム、スナック菓子など、ついつい手が伸びてしまいがちですが、これらに含まれる糖分は虫歯菌の大好物。
だらだらと食べ続けたり、甘い飲み物を口にしたりする時間が増えることで、虫歯のリスクが格段に高まります。
また、糖分の過剰摂取は、肥満の原因にもなりかねません。
肥満は歯周病を悪化させ、歯周病が肥満を引き起こすと考えられています。肥満と歯周病が相互に影響しあい、全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
お口の健康を守るために大切なポイントは「おやつは食べる時間と回数を決める」「規則正しい生活リズムを保つ」「食後は歯磨き、またはうがいをする」。
食後すぐに歯磨きができない場合は、水やお茶で口をゆすぐだけでも効果があります。健康な歯を保って、楽しい夏をお過ごしください

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