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京都市左京区岩倉の歯医者「金田歯科医院」木野駅徒歩5分です。

訪問歯科とは?対象者や治療できること、費用やメリットとデメリット

2024.11.22

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

訪問歯科で使用する器具のイメージ

訪問歯科は、歯科医院に通うことが難しい高齢者や体が不自由な方を対象に、歯科医師や歯科衛生士が自宅や施設を訪問して歯科治療や口腔ケアを行うサービスです。高齢化が進む現代において、訪問歯科は患者さまの健康維持と生活の質の向上に大きく貢献しています。

この記事では、訪問歯科の概要、対象者、治療内容、費用、メリットとデメリットについて詳しく解説します。

訪問歯科とは

訪問歯科の診療イメージ

訪問歯科は、歯科医師や歯科衛生士が患者さまの自宅や介護施設を訪問し、歯科治療や口腔ケアを提供するサービスです。高齢者や身体が不自由な方など、通院が難しい方を対象としており、歯科医院に行かずに適切なケアを受けられる仕組みです。

治療内容は幅広く、虫歯治療や入れ歯の調整、歯周病治療に加え、嚥下(飲み込み)機能の向上をサポートするリハビリも行います。また、口腔内の衛生状態を整えることで、全身の健康維持や誤嚥性肺炎の予防にも貢献します。

訪問歯科は、患者さまの健康を守るだけでなく、家族や介護者の負担軽減にもつながる重要な医療サービスです。

訪問歯科の対象者

訪問歯科の診察を受ける女性

訪問歯科は、通院が困難な方に対し、自宅や施設で歯科治療を提供するサービスです。具体的には、以下のような方々が対象となります。

高齢者や要介護者

訪問歯科は、高齢者や要介護認定を受けている方にとって重要なサポートです。寝たきりの方や、歩行が困難で介助なしでは外出が難しい高齢者が、代表的な対象者です。

障がいを持つ方

身体的・精神的な障がいを抱える方も訪問歯科の対象です。たとえば、移動が困難な身体障がいや、診療台での治療に不安を感じる精神的障がいを持つ方にとって、訪問歯科は安心して治療を受けられる選択肢です。

自宅や慣れた環境で治療を行えば、患者さまの精神的負担を軽減できることが期待されます。

一時的に通院が難しい方

骨折や病気などで一時的に体を動かすのが難しく、通院が困難になった方も対象です。こうした状況にある患者さまが、治療を先延ばしにすることなく必要なケアを受けられるようサポートします。

短期間であっても、訪問歯科を利用することで口腔内の健康を維持しやすくなります。

訪問歯科で行える治療

訪問歯科で入れ歯のメンテナンスを行う様子

訪問歯科では、通院が難しい方でも歯科医院と同等の治療を受けられます。具体的には、次のような治療が行われます。

虫歯や歯周病の治療

訪問歯科では、虫歯の治療や歯周病のケアが可能です。虫歯治療では、虫歯を削って詰め物をする処置や、重度の場合には抜歯が行われることもあります。

歯周病治療は、歯石の除去や歯茎の炎症を抑える処置が中心で、口腔内の衛生状態を改善することを目的としています。

入れ歯の作製・調整・修理

入れ歯の治療は、訪問歯科で最もよく行われる処置の一つです。新しい入れ歯の作製から、既存の入れ歯の調整、破損した入れ歯の修理まで対応可能です。患者さまの口腔状態に合わせて入れ歯を調整することで、食事や会話が快適にできるようサポートします。

特に、高齢者や入れ歯が合わなくなっている方にとって重要な治療です。

口腔ケアと予防処置

口腔ケアは、口内を清潔に保ち、全身の健康を維持するために欠かせません。歯科衛生士が歯のクリーニング、口腔マッサージ、舌の清掃を行い、口腔内の環境を整えます。

また、誤嚥性肺炎の予防を目的としたケアも行われます。

摂食・嚥下リハビリ

訪問歯科では、食べ物を噛んで飲み込む機能をサポートする摂食・嚥下リハビリも提供しています。専門的なトレーニングにより嚥下機能を改善し、誤嚥性肺炎のリスクを軽減します。このリハビリは、高齢者や嚥下機能が低下した方にとって非常に重要です。

訪問歯科の費用

訪問歯科にかかる費用のイメージ

訪問歯科は、患者さまが自宅や施設で歯科治療を受けられる便利なサービスですが、費用についてはいくつかのポイントを理解する必要があります。ここでは、訪問歯科にかかる費用について詳しく説明します。

診療費と訪問費用

訪問歯科の費用は、診療費と訪問費用の2つに分けられます。診療費は、虫歯治療や入れ歯の調整などの施術にかかる費用で、保険が適用されることが多く通院治療と同じ料金体系が採用されます。

訪問費用は、歯科医師や歯科衛生士が患者さまのもとへ訪れるための出張費で、こちらも保険が適用されることが一般的です。訪問費用は、訪問距離や頻度によって異なるため、歯科医院で詳細な説明を受けることが大切です。

保険適用の範囲

訪問歯科の多くの治療は保険が適用され、自己負担は1割から3割程度です。具体的には、一般的な虫歯治療、歯周病治療、入れ歯の調整などが保険の範囲内で受けられます。

ただし、保険適用外の治療を選ぶ場合は全額自己負担となるため注意が必要です。また、医療保険と介護保険のどちらが適用されるかは、患者さまの状況や治療内容によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

自己負担額の目安

自己負担額は、治療内容や訪問回数によって異なりますが、保険適用の場合、虫歯の治療で数千円程度、入れ歯の調整も数千円が一般的です。訪問費用は1回あたり500円から1,000円程度の負担となることが多いです。

介護保険を利用する場合は、ケアプランに基づいて費用が設定されるため、担当ケアマネージャーと相談しましょう。

訪問歯科のメリットとデメリット

訪問歯科のメリットとデメリットのイメージ

訪問歯科は通院が難しい方にとって非常に便利なサービスですが、メリットとデメリットがあるため、よく理解しておく必要があります。

訪問歯科のメリット

訪問歯科のメリットは、以下の通りです。

移動の負担が軽減される

高齢者や身体が不自由な方にとって、歯科医院への移動は大きな負担です。訪問歯科では、歯科医師や歯科衛生士が自宅や施設を訪れるため、患者さまや家族が移動する必要がなく、体力的な負担が軽減されます。

より安心して治療を受けることができるでしょう。

よりリラックスして治療が受けられる

自宅や慣れた施設というリラックスできる環境で治療が受けられるため、特に認知症の方や精神的に不安を感じやすい方にとってはメリットが大きいです。患者さまが落ち着いた状態で治療を受けられることは、治療の成功にもつながります。

口腔ケアが継続しやすい

歯科医師や歯科衛生士が定期的に口腔内の健康状態をチェックし、必要な治療やケアを行うことで、全身の健康維持に貢献します。特に、誤嚥性肺炎の予防にも効果的です。

訪問歯科のデメリット

訪問歯科のデメリットは、以下の通りです。

治療内容に制約がある

訪問歯科は基本的な治療や口腔ケアに対応できますが、設備が限られているため、外科手術や精密な診断が必要な場合は対応できません。その場合は、歯科医院への通院が必要となります。

診療スペースの準備が必要になる

患者さまの自宅や施設で治療を行うため、診療スペースの確保が求められます。患者さまが快適に治療を受けられるよう、ある程度のスペースを準備する必要があり、家族や介護者が事前に対応しなければなりません。

治療に時間がかかる場合がある

訪問歯科は、患者さまの体調や環境に配慮しながら治療を進めるため、通院治療に比べて時間がかかることがあります。また、歯科医師が複数の場所を訪問するため、予約の調整が難しくなる場合もあります。

まとめ

訪問歯科を受けて喜ぶ女性と歯科医師

訪問歯科は、通院が難しい高齢者や身体が不自由な方のために、歯科医師や歯科衛生士が自宅や介護施設を訪問して治療や口腔ケアを提供するサービスです。対象者には、寝たきりの高齢者、障がいを持つ方、一時的に通院が困難な方が含まれます。

治療内容は、虫歯や歯周病の治療、入れ歯の調整・作製、口腔ケア、嚥下リハビリなど多岐にわたります。費用には保険が適用されることが多いです。

訪問歯科は、移動の負担が軽減され、慣れた環境で治療を受けられる点がメリットですが、設備の制約で対応できない治療があることも理解しておきましょう。

訪問歯科を検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、皆さまの「行きたい歯医者」を目指して診療を行っております。虫歯・歯周病治療、ホワイトニング、矯正治療、予防歯科など、さまざまな治療に力を入れています。

ホームページはこちらWEB予約も受け付けております。ぜひ一度ご覧ください。

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