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インプラントの治療期間は?安心して進めるために知っておきたいこと

2024.03.15

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

インプラントの治療期間イメージ

「インプラントの治療期間はどれくらいかかる?」「インプラントの治療は決まった期間で終わるものなの?」と疑問をもっている患者さまもいるでしょう。

今回は、インプラントの治療期間について詳しく解説します。インプラント治療後のメンテナンスの重要性もご紹介するので、ぜひご覧ください。

インプラントとは?

インプラントイメージ

インプラントとは、虫歯や歯周病、スポーツでの怪我などで歯を失った場所へ、金属でできた人工歯根を埋めて、その上に被せ物を装着し、歯を補う治療です。

人工歯根を歯槽骨(しそうこつ)に埋め込むため、患者さまご自身の歯と同じように噛めるようになることが特徴です。天然歯に近い構造なので、入れ歯やブリッジよりも自然に使用できるでしょう。

人工歯にはセラミックを使用することが多く、見た目も自然に仕上がります。天然歯の色味だけでなく、艶や透明感まで再現することが可能です。

ただし、人工歯根を顎の骨に埋め込む外科手術が必要なため、希望しても受けられないことがあります。歯茎や顎の骨の状態が悪い方や、全身疾患により健康状態が良くない方などは、治療を受けられないことがあるでしょう。

また、基本的に成長途中の子どもも治療を受けられません。インプラントは歯槽骨と結合して安定させますが、成長途中の顎の骨に埋め込むと安定しないからです。顎の骨の成長を阻害する可能性もあるでしょう。

インプラントの治療期間はどれくらい?

歯医者に相談

インプラントの治療期間は、3か月から1年ほどが目安です。インプラントと歯槽骨の結合を考えると、どんなにインプラント治療がスムーズに進んでも最低3か月はかかるでしょう。

インプラントの治療期間に行われることは、以下のとおりです。

初診

初診では、ヒアリングと患者さまの口内の状態のチェック、顎の骨のレントゲン写真撮影などを行います。インプラントや他の治療法について説明があるので、疑問や不安があればこの時点で解消しておきましょう。

治療の流れを説明

初診でチェックした口内の状態やレントゲン写真、模型から、どのような流れで治療が進むのかを説明します。治療に同意できる場合は次の検査にうつります。

詳しい検査と手術前の処置

CT撮影をおこなって、インプラント治療をおこなう場所の骨の状態を確認します。そのままの状態でインプラントの埋入が難しい場合は、骨を増やす骨造成などの処置が必要です。

治療計画を立てる

今までに得た情報から、担当の歯科医師が最終的な治療計画を立てます。実際にかかる期間・費用の目安などが判明するでしょう。

どんなに小さな疑問でも、気になることがある場合は遠慮なく聞いてください。インプラント治療を安心して受けるためには、疑問や不安を残さないことが重要です。

インプラント手術

歯茎を切開し、顎の骨に人工歯根を埋め込みます。インプラントの手術には1回法と2回法があり、患者さまに合わせて選択します。

1回法は、手術の回数が1回なので負担が少なく治療期間を短縮できる可能性がありますが、細菌感染のリスクが2回法よりも高いデメリットがあります。また、歯茎や顎の骨の状態が良好な方しか選択できません。

2回法は、人工歯根の埋入と、被せ物と人工歯根をつなぐアバットメントの装着を別日に行う方法です。手術回数が2回になるので負担は大きいですが、インプラントを安定させやすいです。

どちらの手術方法でも、人工歯根と顎の結合を待ってから次のステップに進みます。

上部構造の作製

インプラント上部構造である歯の部分の作製をおこないます。上部構造にはいくつか種類があるので、歯科医師と相談してから選択しましょう。

定期的にメンテナンスを受ける

上部構造を装着したら、後はトラブルがなければこまめに通院する必要はありません。定期的に受診して状態を確認してもらうことは重要なので、歯科医師の指示に従って受診してください。

インプラント治療中に歯がない期間はある?

インプラントで歯がない状態

結論から申し上げますと、インプラント治療中に歯がない期間はあります。インプラントの人工歯根を歯槽骨に埋め込んでから、上部構造の被せ物をつける期間です。

しかし、歯がない期間をそのまま歯がない状態で過ごすわけではありません。歯がない間は仮歯や仮入れ歯を使うので、審美面や機能面での心配は必要ないでしょう。

仮歯や仮入れ歯はあくまで仮のものなので、耐久性はあまり高くありません。硬いものは噛まないなど、破損しないように注意して過ごしてください。

インプラントの治療期間が長くなるケースは?

インプラントの治療期間が長くなる懸念がある女性

インプラントは、どのような方でも決まった期間で終わるわけではありません。インプラントの治療期間が長くなるケースは、以下のとおりです。

骨や歯ぐきを増やす処置が必要なケース

そのままの状態ではインプラントの埋入ができない場合は、骨を増やす骨造成を行う必要があります。骨造成が終わってからインプラントの手術をするので、治療期間が長くなるでしょう。

歯ぐきが足りないケースでは、歯肉移植手術をおこなってからインプラント手術することが多いです。

手術したところが細菌に感染した

インプラントの手術では、歯ぐきを切開して人工歯根を埋め込みます。手術は滅菌処理した器具を使い清潔な環境でおこないますが、まれに細菌感染を起こすこともあります。

手術したところが細菌に感染すると、インプラントの人工歯根と歯槽骨の結合がうまく進まず、治療期間が長くなることがあります。

糖尿病などの持病がある

糖尿病の方は、免疫力が低くなりやすいです。そのため、インプラント手術後に細菌感染する可能性が高くなるでしょう。血糖値をコントロールできていれば問題ないこともありますが、すぐに治療に進めないケースもあります。

糖尿病以外にも、持病がある患者さまはインプラント治療をしたい旨を主治医に相談してください。

たばこを吸っている

喫煙の習慣があると、血液の流れが悪くなります。たばこの中に入っているニコチンは血管を収縮させるため、歯ぐきに十分な栄養が届かなくなるのです。

そのため、喫煙者は手術の傷が治りにくくなり治療期間が長くなりやすいです。たばこは口臭や歯周病の原因にもつながるので、できるだけ避けるようにしましょう。

インプラント治療後は定期的にメンテナンスを!

インプラント治療後の定期メンテナンスをおすすめする女性

インプラント治療が無事に終わったあとも、定期的にメンテナンスを受けましょう。メンテナンスが重要な理由は、以下のとおりです。

歯周病のリスクが高まる

定期的にプロのメンテナンスを受けずにいると、歯石がたまってインプラントの周囲が炎症をおこしたり歯周病になったりしやすいです。口内にトラブルが起こると、インプラントが抜け落ちる可能性があるでしょう。

インプラントを長持ちさせるためには、定期的に通院してメンテナンスを欠かさないことが重要です。

トラブルを早期発見・早期治療できる

定期的に口内を診てもらうと、口内トラブルの早期発見・早期治療に繋がります。インプラント治療後に注意すべき疾患の一つに、インプラント周囲炎があります。これは、インプラント周辺の組織が細菌に感染し、炎症を起こす疾患です。

インプラント周囲炎が進行すると顎の骨が溶かされ、最悪の場合はインプラントの脱落に繋がります。インプラントの寿命を短くする大きな要因とされているのです。

天然歯の歯周病と同様の経過を辿りますが、初期段階では自覚症状が乏しく、重症化するケースが非常に多いです。定期的にメンテナンスを受けていれば、自覚症状がない初期段階のインプラント周囲炎を発見できるかもしれません。

他の歯の虫歯や歯周病を発見できることもあるので、インプラントだけでなく口内の健康を守るために、定期的にメンテナンスを受けましょう。

まとめ

インプラントのイメージ

インプラントの治療期間は、患者さまの歯ぐきや歯槽骨の状態によって異なります。骨造成や歯肉移植といったインプラント手術前の処置が必要ないケースでも、治療は最短で3か月はかかるでしょう。

インプラント治療は入れ歯やブリッジよりも治療期間が長いです。治療をはじめてから思ったよりも長期間かかると感じないように、不明点はしっかり聞いてからインプラント治療を開始しましょう。

インプラント治療を検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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