金田歯科医院
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こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

奥歯を失っても「見えない場所だし、特に困っていないから」とそのまま放置していませんか。
しかし、奥歯がない状態を続けると、周囲の歯が動いて歯並びや噛み合わせが崩れ、将来の治療が一段と難しくなるリスクがあります。健康な体を維持するためにも、奥歯の機能を正しく補うことは非常に重要です。
この記事では、奥歯の治療にインプラントを選ぶメリットやデメリット、難しいと言われる理由、気になる費用相場まで分かりやすく解説します。奥歯の欠損治療でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

奥歯は、食べ物を噛み砕いてすり潰し、飲み込みやすい形に整える役割を担っています。食べ物が細かくなるほど胃や腸での消化と吸収が進みやすくなるため、奥歯の働きは「食べること」そのものの質に直結します。
また、奥歯は噛み合わせの高さを保ち、上下の歯が安定して当たる位置を作る役割もあるため、お口の中だけでなく顎の動きや筋肉のバランスにも関わる重要な歯です。
一方で奥歯は、頬側や舌側に歯ブラシが届きにくく、歯の溝や歯と歯の間に汚れが残りやすい部位です。特に第一大臼歯は噛む力が強くかかり、噛み合わせの中心になりやすい歯ですが、溝が深く虫歯になりやすいことでも知られています。治療を繰り返すうちに歯が弱くなり、最終的に抜歯に至るケースもあります。
奥歯を1本失うだけで噛む力が30~40%低下するといわれています。噛む力が落ちると、食事の内容が偏ったり、よく噛めないまま飲み込んで胃腸に負担がかかったりするため、結果として全身の不調につながる可能性も否定できません。
奥歯は見えにくい場所ですが、生活の質と健康を支える歯ですので、失った場合は早めに治療方法を検討することが大切です。

奥歯は噛む力の中心であり、噛み合わせの安定にも関わるため、失ったままにするとお口の中で少しずつ変化が起こります。
変化は痛みのように分かりやすく出ないことも多く、「今は困っていないから」と放置してしまいがちですが、時間が経つほど治療の選択肢が狭くなることがある点が重要です。
奥歯を失うと、上下で噛み合っていた相手の歯が「噛む相手を失った状態」になります。歯は噛み合う相手がいないと、少しずつ伸び出すように動くことがあり、これを挺出(ていしゅつ)と呼びます。挺出は急に起こるのではなく、数か月から年単位でゆっくり進むため、ご自身では気づきにくいのが特徴です。
挺出が進むと、失った奥歯のスペースに人工の歯を入れようとしても高さが合わず、入れ歯やブリッジ、インプラントの設計が難しくなる場合があります。結果として、先に伸びてきた歯を削って高さを調整したり、場合によっては矯正治療が必要になったりすることもあるため、欠損部の早期対応が大切です。
奥歯を失ってできたスペースは、周囲の歯が倒れ込むように移動しやすくなります。特に奥歯は噛む力が強くかかるため、隣の歯が斜めに傾いたり、歯と歯の間に食べ物が詰まりやすくなったりして、虫歯や歯周病のリスクが上がることがあります。
また、歯がなくなった場所を舌で触る癖がつくと、舌の力で周囲の歯が押され、歯並びが乱れるきっかけになることもあります。歯並びの変化は見た目だけでなく、清掃性や噛み合わせにも影響するため注意が必要です。
挺出や歯の移動が起こると、上下の歯が当たる位置が変わり、噛み合わせがずれていきます。噛み合わせのずれは、単に「噛みにくい」という問題にとどまらず、一部の歯に力が集中して歯が欠けたり、詰め物が外れたりする原因にもなります。
さらに、噛み合わせが不安定になると顎の関節や周囲の筋肉に負担がかかり、顎関節症につながるリスクが高まります。顎の違和感だけでなく、頭痛や肩こり、集中力の低下など、日常生活に影響する症状として現れることもあるため、奥歯の欠損は軽視できません。
歯がある部分の顎の骨(歯槽骨)は、噛む刺激が加わることで保たれています。奥歯を失って刺激がなくなると、骨が少しずつ痩せていき、それに伴って歯茎が下がったように見えることがあります。
骨量が減ると、将来インプラントを希望した際に、インプラント体(人工歯根)を十分な長さや太さで入れにくくなる場合があります。その結果、骨造成など追加処置が必要になり、費用や期間が増えることがあるため、欠損後は早めに検査を受けることが望ましいです。
奥歯がなくなると、歯があった場所から空気が漏れやすくなり、発音が不明瞭になることがあります。特にサ行、タ行、ラ行は舌の位置や空気の流れの影響を受けやすく、会話の聞き取りやすさに差が出る場合があります。
発音の変化はご本人が気づきにくいこともありますが、仕事や対人コミュニケーションの場面でストレスになることがあるため、機能回復の観点からも治療の検討が必要です。
奥歯を失うと、無意識に反対側だけで噛む癖がつくことがあります。片側噛みが続くと、左右の筋肉の使い方に偏りが生じ、顎の動きや姿勢のバランスが崩れやすくなります。
その結果として、顎周りの筋肉の緊張が首や肩に波及し、頭痛や肩こりとして感じられることがあります。もちろん原因は複合的ですが、噛み合わせの偏りが一因になっているケースもあるため、奥歯の欠損は早めに整えることが重要です。
奥歯がないと、食べ物を十分に噛み砕けないまま飲み込むことが増えます。噛む回数が減ると唾液の分泌も減りやすく、食塊がまとまりにくくなるため、胃や腸に負担がかかる可能性があります。
腹部の不快感や消化不良のような症状が出る方もいますので、「噛めているつもり」でも奥歯の欠損が生活の質に影響していないか、一度歯科医院で確認することが大切です。

奥歯を失った場合、治療の選択肢としてインプラント、ブリッジ、入れ歯が挙げられます。どの方法にも長所と短所がありますが、奥歯は噛む力が強くかかる部位であるため、「しっかり噛めること」と「周囲の歯を守ること」を重視してインプラントが選ばれるケースがあります。
ブリッジや部分入れ歯は、失った歯の両隣の歯を支えとして使うため、健康な歯を削ったり、噛む力の負担がかかったりします。特に奥歯は咬合力が大きいため、支えになった歯に負担が集中すると、将来的に被せ物のトラブルや歯の破折、歯周病の悪化につながることがあります。
インプラントは顎の骨に人工歯根を固定して単独で歯を補うため、基本的に周囲の歯を削る必要がありません。欠損部を欠損部として独立して回復できる点は、残っている歯を長く守るうえで大きな利点です。
インプラントは顎の骨に固定されるため、噛んだ力が骨に伝わりやすく、天然歯に近い感覚で噛めることが期待できます。奥歯は食べ物をすり潰す役割が中心ですので、ここが回復すると食事のストレスが減り、硬いものや繊維質の多い食材も選びやすくなります。
一方で入れ歯は、歯茎の上に乗る構造のため、噛む力が弱くなりやすい傾向があります。部分入れ歯では天然歯の30〜40%程度の噛む力とされ、噛むときに痛みが出たり、外れないか気になったりする方もいます。奥歯をインプラントで補うことで、噛む機能を取り戻しやすく、食事を楽しみやすくなります。
ブリッジは、人工歯と土台の歯の境目に汚れが溜まりやすく、清掃が難しい形になることがあります。その結果、土台の歯が虫歯になったり、歯周病が進んだりして、ブリッジ全体のやり替えが必要になるケースもあります。部分入れ歯も、留め具の周りに汚れが残りやすく、支えの歯が虫歯になりやすい点が課題です。
インプラントの上部構造(人工歯)は虫歯にはなりません。ただし、汚れが溜まるとインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)につながるため、虫歯にならないことが「何もしなくてよい」という意味ではありません。毎日のセルフケアと歯科医院でのメンテナンスを続けることで、長期間の維持が期待できます。

インプラントは奥歯の機能回復に有効な選択肢になり得ますが、外科手術を伴う自費診療である以上、デメリットも理解したうえで検討することが大切です。特に奥歯は噛む力が強く、清掃もしにくい部位のため、治療後の管理まで含めて判断する必要があります。
インプラント治療は基本的に保険が適用されないため、費用が高額になりやすい治療です。保険診療は「歯の機能回復のための最低限の治療」が中心であり、材料や治療工程に制限があります。インプラントは機能回復に加えて、見た目や快適さ、長期安定を目指す治療として位置づけられることが多く、保険適用外となります。
ただし、費用は「初期費用の安さ」だけで比較すると判断を誤ることがあります。インプラントは平均寿命が10~15年とされ、適切なメンテナンスで長期に使える可能性があります。
ブリッジや入れ歯も良い治療法ですが、支えの歯の状態や使用状況によっては作り替えが必要になることもあるため、長期的な通院や再治療の可能性も含めて比較することが現実的です。
インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病と同じように歯茎や骨が炎症を起こす「インプラント周囲炎」を発症することがあります。主な原因は、磨き残しによる細菌の増加で、歯茎の腫れや出血、膿が出るといった症状が進行して現れます。
注意したいのは、初期には自覚症状が乏しいことが多い点です。気づいたときには骨が減っていて、インプラントの維持が難しくなるケースもあるため、予防が非常に重要です。毎日の歯磨きに加え、歯間ブラシやフロスなどの補助清掃用具の使い方を身につけ、歯科医院で定期的に状態確認とクリーニングを受けることが欠かせません。
インプラントは、インプラント体(人工歯根)を顎の骨に埋め込んだ後、骨と結合するまでの定着期間が必要です。一般的に3~6か月程度とされていますが、骨の状態や全身状態、喫煙習慣などによって長くなることもあります。
定着後に上部構造(人工歯)の型取りを行い、完成した歯を装着して治療が終了となるため、全体として短くても6か月程度かかることが多いです。
さらに顎の骨の厚みや高さが不足している場合は、骨造成など追加の処置が必要になり、その分だけ期間が4~5か月程度延びる可能性があります。
インプラントは「入れたら終わり」の治療ではありません。インプラント周囲炎の予防と、噛み合わせの微調整、部品の緩みや破損の早期発見のために、歯科医院での定期メンテナンスが必要です。
奥歯は噛む力が強く、噛み合わせがわずかにずれるだけでも負担が増えやすい部位です。定期的に噛み合わせを確認し、必要に応じて調整することで、インプラントだけでなく周囲の歯も守りやすくなります。ご自宅でのセルフケアと歯科医院での管理を両立させることが、長期維持の前提になります。

「奥歯のインプラントは難しい」「奥歯はできないことがある」と聞いて不安になる方もいらっしゃいます。実際には、奥歯は前歯と比べて解剖学的な制約が多く、噛む力も強いため、診査と設計の精度がより重要になります。
難しいという言葉は「不可能」という意味ではなく、「条件を確認し、必要なら追加処置や工夫が必要」という意味で使われることが多い点を押さえておくとよいでしょう。
奥歯は噛む力の中心で、食いしばりや歯ぎしりがある方では特に大きな力がかかります。インプラントは天然歯と違い、歯根膜(噛む力を感じ取るクッションのような組織)がないため、噛み合わせの当たり方が強すぎると、上部構造の破損やネジの緩み、周囲の骨への負担につながることがあります。
そのため奥歯のインプラントでは、手術の成功だけでなく、最終的な噛み合わせの調整が非常に重要です。必要に応じてマウスピース(ナイトガード)を併用し、過剰な力から守る設計を取ることもあります。
上の奥歯の上方には上顎洞(じょうがくどう)という空洞があり、骨の高さが不足しやすい部位です。歯を失って時間が経つと骨が痩せ、上顎洞との距離がさらに短くなることがあります。
この場合、インプラントを入れるための骨の高さを確保する目的で、上顎洞を持ち上げて骨を増やす処置(サイナスリフトやソケットリフトなど)が検討されることがあります。どの方法が適しているかは、CTで骨の高さや形を確認したうえで判断します。
下の奥歯の近くには、下歯槽神経(かしそうしんけい)という太い神経と血管が通っています。インプラントの位置や長さの設計が不適切だと、しびれなどの神経症状につながるリスクがあるため、術前のCT検査で神経の位置を正確に把握し、安全域を確保した計画が必要です。
奥歯は口の奥に位置するため、口が開きにくい方や頬の張りが強い方では、手術器具が入りにくく、視野や操作性が制限されることがあります。こうした条件は、手術の難易度や治療時間に影響するため、事前に開口量や顎の動きも含めて評価します。
奥歯は骨の質が部位によって異なり、特に上顎の奥は骨が柔らかい傾向があるため、初期固定(手術直後の安定)が得にくい場合があります。また、歯茎の厚みや性質によって清掃のしやすさが変わり、インプラント周囲炎のリスクにも関わります。
このように奥歯のインプラントは、骨と歯茎、噛み合わせ、解剖学的な構造を総合的に見て計画する必要があるため、難しいと言われることがあります。

奥歯のインプラントは、噛む機能を回復しやすい一方で、外科手術を伴う治療です。安全性と長期安定のためには、術前の検査と全身状態の管理、そして生活習慣の見直しが欠かせません。ここでは、奥歯のインプラントで特に押さえておきたい注意点を整理します。
奥歯のインプラント手術には、神経や血管を損傷するリスクがあります。特に下顎の奥歯の近くには、神経や血管が通る管があり、位置関係を誤ると術後のしびれなどにつながる可能性があります。
こうしたトラブルを避けるために、歯科用CTで顎の骨の形や神経、血管の位置を立体的に確認したうえで、インプラントの長さや角度を計画します。奥歯は見えにくく操作もしにくい部位のため、術前診断の精度が安全性に直結します。
インプラント治療は外科手術を行うため、術後感染などの合併症リスクをゼロにはできません。インプラント体と骨が結合する過程や、傷が治るスピードは、局所の状態だけでなく全身の健康状態にも影響されます。
特に糖尿病、骨粗鬆症、貧血がある方は注意が必要です。免疫力が低下しやすかったり、骨代謝に影響が出たりすることで、治癒が遅れたり感染リスクが高まったりする可能性があります。
持病がある場合は、主治医と連携しながら数値のコントロールを行い、無理のない計画で治療を進めることが大切です。
喫煙は血流を悪化させ、インプラント体と骨の結合を妨げる要因になります。血流が悪いと、傷の治りが遅くなりやすく、感染のリスクも上がります。
また、喫煙はインプラント周囲炎のリスクを高めることも指摘されています。治療の成功率を下げないためには、少なくとも手術前後は禁煙に取り組むことが重要です。禁煙が難しい場合でも、どの程度の期間が必要か、代替策があるかを歯科医院で相談しておくと安心です。

インプラント治療は自費診療のため、費用は歯科医院や使用する材料、検査内容によって異なります。一般的な相場としては1本あたり30万〜40万円程度が目安で、ここには手術費用に加えて、インプラント体、アバットメント(インプラント体と人工歯をつなぐ部品)、上部構造(人工歯)の費用が含まれることが多いです。
ただし、初診相談料、CT撮影、術前検査、仮歯の有無、麻酔方法などが別途になる場合もあるため、見積もりの内訳を確認することが重要です。
奥歯は前歯ほど審美性が最優先になりにくい一方で、噛む力が強くかかるため、上部構造の材料選びは「強度」と「清掃性」も含めて検討する必要があります。素材によって費用が変わり、結果として前歯より安くなる場合もあれば、設計や補強の必要性から同程度になる場合もあります。
また、骨造成が必要なケースでは、50,000〜250,000円程度の追加費用がかかることがあります。骨造成は治療の安全性と長期安定のために行う処置であり、必要性はCTで骨の量や形を確認したうえで判断します。
インプラント治療は決して安い治療ではありませんが、医療費控除の対象になることが多く、確定申告によって税負担が軽くなる可能性があります。
治療を開始する前に、総額だけでなく、追加処置が必要になった場合の費用、保証やメンテナンスの扱いまで含めて説明を受け、納得したうえで進めることが大切です。

奥歯は、食べ物を噛み砕いてすり潰し、消化と吸収を助けるだけでなく、噛み合わせの高さと安定を支える重要な歯です。奥歯を失ったまま放置すると、噛み合う歯の挺出や歯並びの乱れ、噛み合わせの崩れが起こりやすくなり、結果として顎関節や全身の不調につながる可能性もあります。
また、骨が痩せて将来の治療が難しくなることがあるため、欠損後は早めの対応が大切です。
奥歯を補う治療にはインプラント、ブリッジ、入れ歯があり、インプラントは周囲の歯を削らずに噛む力を回復しやすい点が大きな利点です。
一方で自費診療で費用負担が大きく、治療期間が長くなる場合があり、インプラント周囲炎を防ぐためのセルフケアと定期メンテナンスが欠かせません。さらに奥歯は、上顎洞や下歯槽神経、咬合力、口の開きやすさなどの条件で難易度が上がることがあるため、CTを用いた精密な診断と治療計画が重要になります。
奥歯の欠損をどう治すかは、お口の状態だけでなく、生活習慣や通院のしやすさ、将来の見通しも含めて決めるべきテーマです。
奥歯のインプラントを検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院は、皆さまの「行きたい歯医者」を目指して診療を行っております。虫歯・歯周病治療、ホワイトニング、矯正治療、予防歯科など、さまざまな治療に力を入れています。
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数ある歯科医院の中から金田歯科医院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
金田歯科医院、院長の金田直樹です。
当院は1984年から岩倉で開業し、地域の皆様に支えられて、また皆様と一緒に皆様の健康作りをしてきました。
息子夫婦も歯科医師として2020年秋より一緒に働いております。
今後は息子夫婦も一緒に皆様の健康維持とより一層の健康増進に貢献したいと思っております。
家族や自分の大切な方に通っていただきたい歯科医院を目指して、自分ならこんな歯科医院に通いたい、家族や大切な人にぜひ受けて欲しい歯科治療を第一に考えております。
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