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京都市左京区岩倉の歯医者「金田歯科医院」木野駅徒歩5分です。

歯がなくなったらどうする?治療法と費用も解説!

2025.10.10

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

歯がなくなった状態

加齢や虫歯、歯周病など、さまざまな要因で歯を失う方は少なくありません。歯がなくなると、見た目が変化するだけでなく、日常生活や健康に大きな影響を与えます。

しかし「1本歯がなくなったくらいなら問題ないだろう」と考える方も少なくありません。

本記事では、歯がなくなる主な原因や歯を失うリスク、そして治療方法についてわかりやすく解説していきます。

歯がなくなる主な原因

歯がなくなる主な原因の歯周病のイメージ

歯が失われる主な原因は、以下のとおりです。

歯周病

歯がなくなる最大の原因は、歯周病です。歯周病は、歯を支える部分の歯茎や骨が炎症を起こし、歯を支えられなくなる病気です。初期段階ではほとんど痛みを感じず、気づいたときには重症化していることが少なくありません。

日本人の8割ほどが歯周病に罹患している、または予備軍と言われているほど身近な病気でもあります。重症化すると、最終的には抜歯が必要となる可能性があります。

虫歯

歯を失う原因として次に多いのが、虫歯です。歯の表面にあるエナメル質が溶かされる病気で、進行すると歯の内部にある神経や血管にまで達し、激しい痛みを引き起こします。

重症化すると、歯の神経を除去する治療(根管治療)が必要になります。根管治療では歯の神経や血管を除去するため、治療後の歯には栄養が供給されなくなります。そのため、通常の歯よりも脆くなる傾向があります。

少しの衝撃でかけてしまうなど、虫歯を治療しても歯を維持できなくなるケースも存在するのです。また、虫歯が重症化すると根管治療でも改善が見込めなくなり、抜歯することになる可能性があります。

事故などによる外傷

交通事故やスポーツ中の事故、転倒などによる外傷も、歯を失う原因になります。子どもから成人まで、事故による外傷で歯を失う事例は少なくありません。

特に、バスケットボールやラグビー、ボクシングなど、選手同士が接触しやすいスポーツをしている方は、歯に外傷を受けやすいです。スポーツ用のマウスピースを装着するなど、歯を保護するための対策が必要といえるでしょう。

歯がなくなったらどうなる?

歯がなくなったことで噛む力が弱くなり食事が進まない女性

歯は、会話や食事など、日常生活に欠かせない場面で多くの役割を担っています。歯を失うことは、口腔内の見た目や機能に直接的な影響を与えるだけでなく、全身の健康状態や生活の質までも左右するといえるでしょう。

ここでは、歯がなくなった場合に考えられる問題点をご紹介します。

噛む力が弱くなる

歯がなくなると、噛む力が低下して食事の質が下がる傾向があります。噛める食べ物が限られてしまうことで、栄養バランスが乱れる方も少なくありません。

しっかり噛めない状態では唾液の分泌も減るため、消化不良の原因にもなり得ます。

会話がしづらくなる

歯の喪失は、会話にも影響を及ぼします。特に、前歯や上の奥歯などを失うと、話すときに空気が漏れて言葉が不明瞭になることがあります。結果として、人と話すことにストレスを感じるようになる可能性もあるでしょう。

人前で話すことを避けるようになるなど、社会生活に影響を及ぼすかもしれません。

顎の骨が痩せる

歯は顎の骨に埋まっており、噛み合わせの刺激によって骨の健康が保たれています。歯がなくなるとその部分の顎の骨には刺激が伝わらなくなるので、顎の骨が次第に痩せていきます。

顎の骨が痩せると、顔の輪郭が変化し、見た目の印象も大きく変わる可能性があります。

噛み合わせが悪くなる

歯がなくなると、空いたスペースに隣の歯が倒れ込んできたり、噛み合う歯が伸びてきたりすることがあります。その結果、歯並びが乱れたり噛み合わせが悪化したりする可能性があります。

上下の歯の噛み合わせが悪くなると、十分に噛めなくなるだけでなく、他の歯への負担が増加します。他の歯の寿命を縮めることにも繋がりかねないのです。

見た目が変化する

歯がなくなると、見た目にも大きな影響を与えます。歯がなくなることで顔の骨格が変化し、口元が下がったり頬がこけたりして、老けた印象を与えることがあるのです。

歯を失ったあとの治療法

歯を失ったあとの治療法として使用する入れ歯やインプラント

歯を失ったまま放置すると、上述したようにさまざまなリスクが伴います。そのため、何らかの治療を受けて歯を補わなければなりません。治療法としては、入れ歯、ブリッジ、インプラントが一般的です。

ここでは、それぞれの特徴や治療の流れについて解説します。

入れ歯

入れ歯とは、失った歯の部分に合わせて作った人工歯を、残っている歯やあごの骨に固定して装着する治療法です。保険が適用される部分入れ歯と、審美性や耐久性が高い自費の部分入れ歯があります。

保険適用の部分入れ歯は、費用を抑えられる反面、素材や構造が決められているため装着時に違和感が生じやすい点がデメリットです。自費の部分入れ歯は、自由診療のため自由に素材を選べ、フィット感や審美性の高い入れ歯を作製可能です。費用は高額ですが、ご自身に合うものを作れるでしょう。

ブリッジ

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を支えとし、人工歯を固定装置で固定する治療法です。隣接する歯を削る必要がありますが、手術が不要で治療期間も短く、見た目も自然に仕上げられます。

ただし、支えとなる歯に負担がかかるため、将来的に健康な歯を失うリスクがある点には注意しなければなりません。

インプラント

インプラントは、人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。歯根部分から再現するため、ご自身の歯と同程度まで噛む力を回復でき、見た目も自然に仕上がります。

ただし、人工歯根を埋め込む手術が必要なため、適応できない方もいます。また、基本的には自由診療になるため、1本あたり30〜50万円ほどの費用がかかることが多いです。

全身の健康状態なども考慮して、ご自身に合う治療を選択する必要があります。

歯を失うのを防ぐためには

歯を失うのを防ぐための口腔ケアグッズ

歯を失っても補うための治療法はありますが、ご自身の歯を維持できるのが理想です。ここでは、歯の喪失を防ぐためにできることをご紹介していきます。

正しいセルフケア

歯ぐきの健康を保つためには、毎日のセルフケアが欠かせません。歯磨きは最低でも1日2回行いましょう。特に、就寝前には必ず丁寧にブラッシングを行ってください。就寝中は唾液の分泌量が減るので、虫歯になりやすいためです。

歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間に汚れが残りやすいため、フロスや歯間ブラシなどの補助用具も活用しましょう。

また、硬すぎる歯ブラシを使ったり、力強くブラッシングしたりすると、歯ぐきや歯を傷つける可能性があります。ふつう、またはやわらかめの歯ブラシを使って、歯にあてた毛先が曲がらない程度の力で磨きましょう。

磨き残しを減らすには、ブラッシング指導を受けるのも効果的です。

定期的な歯科検診

歯科医院で定期的に検診を受けることも大切です。検診では、虫歯や歯周病の兆候がないか確認したり、歯石を除去したり、口内を健康に保つための処置を受けられます。虫歯や歯周病になっていたとしても、早期に発見できれば歯の喪失は防げます。

3か月に1回程度が目安とされていますが、歯科医師と相談しながらご自身に合った頻度で受診しましょう。

歯ぎしり・食いしばりのケア

歯ぎしりや食いしばりが習慣になっている場合、歯に過剰な負荷がかかり、すり減ったり欠けたりすることがあります。就寝時にマウスガードを使用するなどの対策を講じましょう。

歯ぎしりや食いしばりは無意識のうちに行っている方が非常に多いので、ご家族や友人に指摘してもらうようお願いするのも効果的です。ストレスも原因とされているので、趣味の時間を設けるなどストレスを解消する習慣も意識してみてください。

まとめ

歯の健康を守り笑顔を見せる女性

年齢問わず、さまざまな原因で歯を失うことがあります。その場合でも、入れ歯、ブリッジ、インプラントなどの治療法で歯を補い、機能と見た目を回復させることが可能です。歯がなくなったまま放置するとさまざまなリスクが伴うので、歯科を受診して適切な治療を受けましょう。

歯の治療を検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、皆さまの「行きたい歯医者」を目指して診療を行っております。虫歯・歯周病治療、ホワイトニング、矯正治療、予防歯科など、さまざまな治療に力を入れています。

ホームページはこちらWEB予約も受け付けております。ぜひ一度ご覧ください。あわせて公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

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