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2021.06.27
京都市左京区岩倉の歯医者、金田歯科医院の、院長の金田直樹です。
今日はインプラント治療のおおまかな流れについてです。
1)検査と治療計画
まず、全身状態を把握するためお話を伺います。既往歴や現在飲まれているお薬などについてもです。
次に、お口の中の状態を診させていただきます。 その後、あごの骨の状態を確認するためにレントゲン・CT撮影、お口をカメラで撮影、上下の歯の型取り、歯周病検査をします。
これらのデータを用いて、あなたの状態に合わせた治療計画をお話しします。
2)まずはお口の中の清掃
歯周病検査の結果を参考にしたりし、お口の中が綺麗な状態でインプラントを入れないととインプラントが長持ちしません。
まずは綺麗にお口の中の清掃を行います。
歯周病が進行している場合にはこの段階で先に歯周病治療を行います。
3)インプラント手術
インプラントを入れる手術を行います。
骨にインプラントを入れるとなると驚かれる方も多いですが、親知らずを抜く時と同じように基本的に局所麻酔で行える手術です。
手術後、インプラントと骨が接着するまでの期間をおきます。
接着までの期間は、通常1~2ヶ月です。 インプラントの種類や骨の健康状態、患者さんの体調などによって変わってくるので、どのくらいの期間がかかりそうかは手術前にご説明します。
4)かぶせ物の土台の装着
インプラントの上にかぶせ物を入れるための土台を装着します。
インプラント部分の精密な型取りを行い、あなたのお口の状態に合わせた土台(アバットメント)を装着します。
5)かぶせ物の装着
かぶせ物を作るための型取りをします。
かぶせ物の種類はいくつかあります。
こちらでしっかりとお口の中を確認し、色と形を合わせたかぶせ物を作ります。 この時に噛み合わせのチェックも行います。
6)治療後の歯磨きと定期検診
インプラント治療は手術を終えてかぶせ物が入って終わりではありません。
長持ちさせるには他の歯と同様に定期的なお手入れが必要です。 放っておくとインプラントの周りが炎症を起こして、せっかく入れたインプラントが抜け落ちてしまうこともあります。
末永くあなたの食生活を支えるためにご自身でのお手入れはもちろん、必ず定期的なメインテナンスにお越し下さい。その時に部分的なレントゲンを撮り状態を確認することもあります。
※治療期間が伸びるケース
被せ物が入りインプラント治療が完了するまでの期間は半年ほどです。 ですが治療期間が長引くことがあります。
次回は”インプラント治療期間が伸びるケース”についてです。