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2021.06.19
京都市左京区岩倉の歯科医院、金田歯科医院の院長、金田直樹です。
下の総入れ歯は非常に安定が悪いです。その理由ですが下顎には内側にベロがあります。このベロは何か食事をしたり何か話をするたびに動きます。
するとベロが入れ歯を押すので安定が悪くなるのです。それに加えて、総入れ歯の場合、歯が1本もないことが大多数なので顎の骨も痩せています。歯を支える顎の骨ですが、はがなくなると一気に痩せてなくなります。ちょうど寝たきりになると、足の筋肉が痩せて細くなるのと同じです。骨がなくなると、下の顎が真っ平らになってきます。真っ平らの顎の上に入れ歯は安定しません。さらに食事や会話など口が動くたびにベロが入れ歯を押します。するとさらに安定が悪くなります。
そこでどうすれば下の入れ歯安定するのか?答えはインプラントを併用するのです。下の顎ににインプラントを2本、場合によっては4本使用することで、そのインプラントが入れ歯を安定させます。
こういった入れ歯を、インプラントオーバーデンジャー(IOD)と呼びます。
入れ歯安定剤などによって入れ歯をある程度安定させる事は可能かもしれません。しかし安定剤はさらに骨や歯茎を痩せさせるという報告もあります。また安定剤の部分は不潔になりやすいです。また厚みを均一にすることがなかなか難しいので、噛み合わせが安定しないこともあります。
下の総入れ歯安定しないと言うお悩みをお持ちの方は一度ご連絡をいただければ幸いです。
スタッフ一同お待ちしております。