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2024.03.17
歯槽膿漏(歯周炎)とは、歯を支えている歯茎に炎症が起き、腫れたり、血や膿が出たり、さらには歯そのものを支えきれなくなってぐらぐらしてしまう病気のことです。
歯槽膿漏は、目立った症状や大きな体調の変化をともなわずに、少しずつ進行していく疾患です。
病気に気づかず手遅れになってしまう前に、思いあたる自覚症状がないかチェックをしてみましょう。
□朝起きたときに、口の中に粘り気を感じる
□歯と歯の間に、食べかすが詰まりやすい
□歯肉が赤く腫れている
□歯みがきをしたときに、出血する
□固いものが噛みにくい
□歯茎がかゆくなったり、ムズムズしたりすることがある
□歯茎を押すと、膿が出ることがある
□口が臭いと言われることがある
□歯ならびが悪くなってきた
□歯が長くなってきた気がする
□歯が浮いているような気がすることがある、またはグラグラしている
3つ以上あてはまる項目がある人は
歯槽膿漏(歯周炎)の可能性あり。
5つ以上あてはまる項目がある人は
歯槽膿漏(歯周炎)が進行している可能性があります。
7つ以上あてはまる項目がある人は
歯槽膿漏(歯周炎)の症状が、かなり進んでいる恐れがあります。
歯槽膿漏の治療法は、症状によって異なります。歯肉や歯槽骨の状態、症状などを確認し、どの治療法が適切か判断します。
毎日の歯みがきでしっかりと歯垢を除去できるようにブラッシング指導を行います。
専用の器具で、歯垢と歯石を除去します。
歯周ポケットが深くなり、スケーリングで歯石が取りきれない場合に、歯肉を切開して歯石を除去します。
歯周病で破壊された歯を支える顎の骨の再生を促すので、歯を支えられるようになり、大切な天然歯を残せる可能性が高まります。
生活の中で、次のようなポイントを気にかけましょう。
◇定期検診に通い歯垢や歯石を除去する
◇食後にしっかり歯みがきをする習慣をつける
◇正しい歯みがきの方法を覚える
◇フロスや歯間ブラシも使う
◇ストレスをためないように心がける
◇タバコは控える
◇食生活を見直し栄養バランスのとれた食事を意識する
これらを「思い出したときにときどき実践する」のではなく「毎日無理のない範囲で意識する」ことが、なによりの予防につながるでしょう。