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京都市左京区岩倉の歯医者「金田歯科医院」木野駅徒歩5分です。

女性だけじゃない?男性歯科衛生士のニーズを詳しく解説!

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

男性の歯科衛生士

歯科衛生士と聞くと女性を思い浮かべる方が多いかもしれません。男性でも歯科衛生士になれるのか気になっている方がいるのではないでしょうか。

そこで今回は、男性でも歯科衛生士になれるのか解説します。男性歯科衛生士のニーズやデメリット、勤務先についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

男性でも歯科衛生士になれる?

男性歯科衛生士と患者様

歯科衛生士は、口腔ケアや歯科診療において重要な役割を担う専門職であり、性別にかかわらず、多くの人々に貢献できる職業です。歯科衛生士と聞くと女性というイメージをおもちの方が多いかもしれませんが、男性でも歯科衛生士になれます。

とはいえ、女性歯科衛生士に比べて男性歯科衛生士の割合が少ないのが現状です。日本歯科衛生士会の調査によると、歯科衛生士として働く女性が99%であるのに対して、男性は0.4%と非常に少ないことがわかります。

しかし、男性歯科衛生士には女性歯科衛生士にはないニーズがあります。男性歯科衛生士のニーズについては、このあと詳しく解説します。

参照元:公益社団法人 日本歯科衛生士会「歯科衛生士の勤務実態調査報告書」

教育と資格取得の道

男性が歯科衛生士になるためには、女性と同様に専門の教育機関で学び、国家試験に合格する必要があります。現在、多くの専門学校や大学で男女問わず平等に教育を受けることができます。

また、実際に男性歯科衛生士として活躍している方の成功例も多く、これから目指す人々にとって励みとなるでしょう。教育機関では、最新の医療技術や知識を学びながら、実践的な経験を積むことができます。

男性歯科衛生士のニーズ

男性と女性の歯科衛生士

歯科衛生士の多くは女性ですが、近年、男性歯科衛生士のニーズが増加しています。ここでは、男性歯科衛生士のニーズについて解説します。

力仕事を依頼できる

歯科治療には、しばしば力を必要とする場面があります。例えば、患者さんの体を支えたり、診療で使用する器具を移動させたりする際に、男性歯科衛生士の体力が役立つことが多いです。

特に高齢者や身体的にサポートが必要な患者さんにとって、力がある男性がいることは安心感につながるでしょう。

男性に対応してもらいたい患者さんもいる

患者さんのなかには、男性歯科衛生士に対応してもらいたい方もいます。女性に口の中を見られたくないという患者さんもいるでしょう。

特に男性の患者さんの場合は、同じ性別の歯科衛生士に対応してもらったほうがリラックスできることもあり、デリケートな問題についても相談しやすいというメリットがあります。

また、男性特有の口腔健康問題に関するアドバイスやサポートが提供されることで、患者さんの満足度や信頼感が向上することもあるでしょう。

結婚や出産による退職が少ない

女性の場合、結婚や妊娠、出産を機に退職される方がいます。

しかし、男性の場合はこれらを理由に退職する方はほとんどいないでしょう。長期的に働いてもらえるという点も男性歯科衛生士が求められる理由といえます。

コミュニケーションが活性化する

男女がバランスよく働くことで、職場の雰囲気が和らぎ、コミュニケーションも活発化する場合があります。これにより、歯科医療チーム全体のパフォーマンス向上が期待されます。

また、男性の視点が加わることで、より創造的な問題解決が可能となり、患者さんに提供されるケアの質も向上するでしょう。

男性歯科衛生士として働くデメリットはある?

男性歯科衛生士として働くデメリットはあるか考える男性

男性が歯科衛生士として働くことには多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットや課題も存在します。ここでは、男性歯科衛生士として働くデメリットについて解説します。

性別による偏見や固定観念

歯科衛生士は女性が多い職種であるため、男性がこの職業を選ぶ際には、周囲からの偏見や固定観念に直面することがあります。歯科衛生士は女性の職業といったステレオタイプが根強く残っているため、男性はその固定観念を打破するための努力を求められる場合があるでしょう。

職場での孤立感

職場において男性歯科衛生士の数が少ないと、孤立したように感じることもあるでしょう。女性が多数を占める職場環境では、コミュニケーションや職場文化において、男性が馴染みにくいと感じることがあるかもしれません。

特に、女性同士のコミュニケーションが密である職場の場合、男性は一部の話題に入りにくいと感じることがあるでしょう。

警戒感を抱かれることがある

一部の患者さんは、性別に対する好みや偏見から、男性歯科衛生士に対して警戒心を抱くことがあります。特に、口腔内というプライベートな領域を扱う仕事であるため、女性の患者さんが男性歯科衛生士に対して抵抗感を持つことが考えられます。

これにより、スムーズなコミュニケーションが難しくなることもあるかもしれません。

力仕事に対する過度な期待

男性であるために、力仕事を過度に期待されることがあります。歯科衛生士の仕事には、必ずしも力仕事が必要な場面ばかりではありませんが、男性であることでその役割を担うことが多くなる可能性があります。体力的な負担が増える可能性がある点はデメリットといえるでしょう。

男性歯科衛生士の勤務先

男性歯科衛生士の勤務先の歯科医院

男性歯科衛生士は、女性と同様にさまざまな場所で働くことができます。その勤務先は、歯科医院だけでなく、さまざまな医療施設や教育機関、企業などが含まれます。以下に、男性歯科衛生士が勤務できる主な場所についてご紹介します。

歯科医院

歯科衛生士の勤務先として最も多いのは、歯科医院です。ここでは、歯のクリーニングや歯科保健指導、診療の補助などを行います。患者さんの年齢層も幅広く、子どもから高齢者までさまざまな方と接する機会があります。

総合病院や大学病院の歯科部門

総合病院や大学病院の歯科部門でも働くことができます。病院の歯科部門では、外科的な処置や特殊な治療が行われることが多く、チーム医療の一員として幅広い経験を積むことができます。

男性歯科衛生士は、手術の補助や重症患者さんのケアなど、さまざまな業務に対応することが期待されます。

介護施設

介護施設に勤務する歯科衛生士もいます。高齢になると口腔機能が低下して、誤嚥性肺炎などを起こしやすくなります。そのため、歯科衛生士による口腔ケアが重視されているのです。

介護施設では、施設に入居している方のお口の中の状態を確認したり、歯磨きや入れ歯のお手入れの指導をしたりします。

歯科衛生士の教育機関

歯科衛生士を養成する専門学校や大学で、教員として教育に携わる道もあります。男性の視点を取り入れた教育は、多様な学生にとって有益であり、後進の育成に大きく貢献できるでしょう。

企業や研究機関

医療機器メーカーや製薬会社など、歯科に関連する企業でも歯科衛生士の知識が求められます。製品の開発や販売促進、顧客サポートなど、さまざまな業務に携わることができます。また、研究機関での歯科衛生に関する調査研究に従事することも一つのキャリアパスです。

まとめ

男性と女性の歯科衛生士と患者様

歯科衛生士は女性というイメージが強いかもしれませんが、男性でも歯科衛生士になれます。男性歯科衛生士の割合は女性歯科衛生士に比べて少ないのが現状ですが、女性歯科衛生士にはないニーズが存在するのです。

例えば、男性は女性よりも力仕事に長けています。また、なかには男性歯科衛生士に対応してもらいたいという患者さんもいるでしょう。

男性歯科衛生士も女性歯科衛生士と同様、歯科医院だけでなく病院の歯科部門、介護施設、教育機関など、幅広い場所で活躍できます。性別にとらわれず、自身の興味と情熱を持ってこの職業に挑戦することが重要です。

当院では一緒に働く歯科衛生士を募集しています。ご興味のある方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にお問い合わせください。

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

インプラントと虫眼鏡

インプラントの治療費は高いため、治療を悩む方もいるかもしれません。

しかし、インプラント治療は費用が高くても、多くの方から選ばれている治療です。治療費が高くても選ばれる理由を知ることで、前向きにインプラント治療を検討することができるかもしれません。

本記事では、インプラントの治療費が高い理由と高くても選ばれる理由について解説します。インプラント治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントの治療費はいくら?

インプラントの治療費イメージ

インプラントの治療費は1本あたり30万~40万円程度が相場です。この費用にはインプラントそのものの費用だけでなくインプラントを埋入するための手術費用も含まれています。

ただし、検査費用や診察費用については、前述した費用相場に含まれていないケースがほとんどのため、総額はもう少し高額になることが考えられます。

また、前歯は奥歯よりも治療費が高くなる傾向にあります。検査費や手術費、インプラント体の値段については奥歯とほとんど変わりませんが、上部に取り付ける人工歯は前歯のほうが高額になる傾向にあるのです。

なぜなら、前歯は見た目が重視されるため、細かく調整し、完璧な見た目や色合いのものを作らなければなりません。高い技術力と作成時間が必要となることから費用が高くなる傾向にあるのです。

インプラントの治療費が高い理由

インプラント治療の手術風景

インプラントの治療費はなぜ高くなるのか疑問に思う方もいるかもしれません。ここではインプラントの治療費が高くなる理由について解説します。

保険が適用されないため

インプラント治療は基本的に保険が適用されません。そもそも保険診療は、治療をしないことによって人間としての生活が難しくなるケースにおいてのみ適用されます。そのため、風邪やケガなどは一般的に保険適用の対象になるのです。

歯科分野においては保険で決められた方法や材料を使った場合において保険が適用されます。例えば、虫歯を削ってプラスチック素材や銀歯を詰める場合には保険が適用されるのです。

一方、インプラントは審美目的の治療とみなされるため保険が適用されません。保険診療外となることから治療費が高くなるのです。

保険が適用されるケース

インプラントは必ずしも保険適用外となるわけではありません。以下のケースに当てはまり、なおかつ条件が整った施設で治療を受ける場合には保険が適用されるケースもあります。

・病気や第三者行為の事故によって顎の骨が広範囲に渡って欠損した

・生まれつきの1/3以上の顎の骨の欠損や形成不全がみられると診断された

これらの条件に当てはまれば保険が適用される可能性があるため、歯科医師に相談してみましょう。

インプラント自体が高いため

インプラントはさまざまなメーカーから販売されています。安全かつ高品質なインプラントは高額である傾向があるため、治療費も高くなるのです。

なかには格安なインプラントもありますが、品質が低く、術後にトラブルが起こる可能性があります。そのため、金額だけで選ぶのではなく、品質の高いものを選ぶことがトラブルを防ぐためにも重要なのです。

最新の設備や環境が必要であるため

インプラントは高度な治療であるため、最新の設備や環境が必要です。歯科用CTや衛生環境を整える設備、インプラント専用の特殊な器具などが必要ですが、これらをそろえるためには高額な費用がかかります。これらが治療費にも反映されるため、高額になるのです。

治療費が高くてもインプラントが選ばれる理由

治療費が高くてもインプラントが選ばれる理由イメージ

インプラントの治療費が高くても選ばれるのには理由があります。

厚生労働省が実施した歯科疾患実態調査の2016年のデータと2022年のデータを比較すると、2016年のインプラントの普及率が約2.7%であるのに対して、2022年では3.2%となっており、インプラント治療を受ける方の割合はわずかに増えています。

治療費が高いのにも関わらずインプラントが選ばれる理由は、次の通りです。

参照元:厚生労働省「平成28年 歯科疾患実態調査結果の概要」

参照元:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要」

審美性が高い

治療費が高額でもインプラントが選ばれる理由は審美性の高さにあります。インプラントは自分の歯と見分けがつかないほど白く美しい歯を再現できます。人前で口を開けてもインプラントだと気づかれることはほとんどないでしょう。

このように審美性が高いため費用が高くても選ぶ方が多いのです。

しっかり噛めるようになる

インプラント治療では、顎の骨に人工の歯根であるインプラント体を埋入し、結合させます。そのため、ズレることなく自分の歯と同じようにしっかりと噛めるようになるのです。

歯がなくなってから硬い物を食べられなくなった方や、噛み心地が不安定で悩んでいたという方でもインプラントにすることでしっかり噛めるようになるでしょう。このように、しっかり噛めるようになることも高額であってもインプラントが選ばれる理由といえます。

寿命が長い

インプラントはしっかりとメンテナンスをすれば約10~15年程度もちます。入れ歯の寿命は3~4年程度、ブリッジの寿命は7~8年程度であるため、インプラントの寿命が長いのがわかるでしょう。

インプラントの費用は高額になるものの、寿命が長いことから選ばれる傾向にあるのです。

ほかの歯に負担がかからない

部分入れ歯の場合は残存している歯に金具をかけて固定します。また、ブリッジの場合は両隣の歯を削る必要があります。そのため、ほかの歯に負担がかかり、寿命が短くなる可能性が高いです。

一方でインプラントの場合は、顎の骨に人工の歯根であるインプラント体を埋め込みます。独立させることができるため、隣接する歯に一切負担がかからず、残存歯を守ることができるのです。健康な歯に負担がかからない点も選ばれる理由といえるでしょう。

安すぎるインプラントは注意?

安すぎるインプラントは注意すべきか考える人

インプラント治療を受けたいけれど治療費用が高いから悩んでいるという方のなかには、費用が安いインプラント治療に惹かれるかもしれません。

しかし、安すぎるインプラント治療には注意が必要です。あまりにも安すぎると、インプラント治療に使う歯科材料の質が低かったり、設備が整っていなかったりするケースが考えられます。ほかにも保証がなかったり、保証期間が短かったりするケースもあるでしょう。

また、インプラント治療後に合併症を発症したり、インプラントがもたずに治療のやり直しになったりする可能性もあります。治療がやり直しになればさらに費用がかかり、結局一般的な相場のインプラントを選んだときよりもさらに費用がかさむ可能性もあるでしょう。

そのため、インプラント治療を受ける際には必ずカウンセリングを受け、費用だけではなくインプラントの品質や歯科医師の経験・実績、設備なども踏まえて選ぶことが重要です。

インプラントの治療費を安くする方法

医療費控除を利用してインプラント治療費を安くするイメージ

インプラント治療にかかる費用を安く抑えたいけれど、保険が適用されないからと諦めている方もいるかもしれません。

しかし、費用の負担を軽減する方法があります。費用が高いからとインプラント治療を諦めていたという方は、ぜひ参考にしてください。

医療費控除を活用する

医療費控除とは、1月1日〜12月31日の1年間にかかった医療費が10万円(総所得金額等が200万円未満の人は総所得金額等の5%)を超えた場合に受けられる所得控除制度です。

インプラント治療は医療費控除の対象になります。医療費控除を活用すれば費用の負担を軽減できるでしょう。

インプラントの治療費だけではなくその年にかかったほかの医療費も合算できます。生計を一にしているご家族の医療費も合算可能です。医療費控除を受けるためには、確定申告をする必要があるため、忘れずに行いましょう。

デンタルローンを活用する

デンタルローンとは歯科専用の医療ローンのことです。最終的に支払う金額は変わりませんが、分割で支払うことで1回にかかる費用を抑えることができます。クレジットカードの分割払いの手数料と比較しても金利が低いので、負担を軽減できるでしょう。

まとめ

インプラントのイメージ

インプラント治療は基本的に保険が適用されないため高額になります。また、インプラント自体が高かったり、安全に治療を行うために最新の設備を整えなければならなかったりすることも高額になる理由です。

しかし、費用が高くてもインプラント治療を受ける方が増加傾向にあるのには理由があります。インプラントは審美性が高く、しっかり噛めるようになるため高くても選ばれているのです。寿命が長い点もインプラントが選ばれる理由といえるでしょう。

費用面からインプラント治療を諦めていた方は、一度カウンセリングを受けて歯科医師に相談してみてください。

インプラント治療を検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

模型を持っている歯科衛生士

「歯科衛生士ができることはなに?」「歯科衛生士と歯科助手の違いとは?」などの疑問をお持ちの方もいるでしょう。

今回は、歯科衛生士ができること・できないことについて詳しく解説します。歯科衛生士と歯科助手の違いや、歯科衛生士の仕事の魅力も伝えますので、ぜひ最後までご覧ください。

歯科医師・歯科衛生士・歯科助手の違いとは?

歯科医師・歯科衛生士・歯科助手の違いイメージ

歯科医師・歯科衛生士・歯科助手は、仕事内容が異なります。ここでは、それぞれの主な仕事内容について解説します。

歯科医師の仕事内容

歯科医師は、歯科治療を行う国家資格を有する専門職のことです。主に、患者さまの歯の治療をおこないます。

虫歯や歯周病の治療だけでなく、詰め物や入れ歯などを製作するときの型取りや、装着する際の調整も歯科医師の仕事です。さらに、矯正治療やインプラント治療、抜歯といった外科的治療も行います。

また、お口の中を精密に把握するためのレントゲンやCT撮影なども、歯科医師にしか行うことができません。

歯科衛生士の仕事内容

歯科衛生士は、歯科医師と共に患者さまの口内の健康管理をする国家資格を持つ専門職です。歯科衛生士の主な仕事内容は、虫歯や歯周病を予防することと、歯科医師の診療を補助することです。

予防処置として、プラークや歯石の除去、フッ素の塗布などの口腔ケアを行います。また、ブラッシング方法や食生活などに対する歯科保健指導も、歯科衛生士の大切な業務のひとつです。

歯科診療の補助では、歯科医師の側で指示を受けながら、唾液や水、血の吸引をしたり、器具の受け渡しを行ったりします。歯型をとったり仮歯を作ったりするなど、治療の一部を担うこともあるでしょう。

歯科医師がスムーズに治療を進められるようサポートすることや、患者さまの負担を軽減できるように声をかけたりすることも、歯科衛生士の役割です。近年は、訪問診療で高齢者の口腔ケアを行ったり、セルフケアのアドバイスをしたりするケースもあるでしょう。

歯科助手の仕事内容

歯科助手の主な仕事は、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士の補助、受付・会計などをおこなうことです。基本的に資格は必要ないため、未経験でも始められます。

治療がスムーズにおこなえるように準備をしたり、患者さまをご案内したりすることも歯科助手の仕事です。歯科医師や歯科衛生士のように、直接患者さまの口内の治療や歯石除去などの医療行為はできません。歯科医院全体をサポートする仕事といえます。

歯科衛生士ができることは?

ブラッシング指導をしている歯科衛生士

歯科衛生士ができることは、以下のとおりです。

歯科予防処置

歯科衛生士ができることのひとつに、歯の予防処置があります。主に、患者さまが虫歯や歯周病にならないように、予防することが目的です。

例えば、薬剤を塗布して歯質を強化したり歯石やプラークを除去したりして、虫歯や歯周病を予防します。歯科医師が主に歯の治療をおこなうのに対して、歯科衛生士は歯が治療しないといけない状態にならないように、歯科医師と連携して処置を施します。

歯科保健指導

歯科保健指導も、歯科衛生士ができることの一つです。歯科保健指導とは、患者さまがご自身で口腔ケアをしっかりおこなえるように指導することです。

例えば、正しいブラッシングの仕方を指導したり虫歯の原因を伝えたりすることで、虫歯や歯周病を予防できるようにアドバイスをするのです。

歯科保健指導は歯科医院だけにとどまらず、地域の小学校や保育園・幼稚園、老人ホームなどにいって指導することもあります。口腔ケアについて理解して、正しいセルフケアができるように指導するのも歯科衛生士の大切な仕事です。

歯科診療の補助

歯科診療の補助も、歯科衛生士ができることです。例えば、治療の器具の準備やカルテの記入などの他、歯のクリーニングや治療中にバキュームで唾液・水を吸引したり器具の受け渡しをしたりするのも診療の補助にあたります。

歯科診療の補助業務は、歯科医師がスムーズに治療を進められるようにサポートする仕事です。

歯科衛生士ができないことは?

歯科治療で用いる器具

歯科における医療行為には、歯科医師のみが行える絶対的歯科医行為と、歯科医師の監督下であれば歯科衛生士が行える相対的歯科医行為があります。

絶対的歯科医行為

絶対的歯科医行為とは、歯科医師にしかできない行為です。

例えば、虫歯などで歯を削る行為は歯科衛生士にはできません。歯を削ることができるのは歯科医師だけです。神経を取ったり歯茎を切ったりする処置も絶対的歯科医行為にあたり、歯科衛生士が行うことは禁止されています。

安全に治療する技術と、トラブルが起こった時に対処するための知識と経験が必要であるため、必ず歯科医師が行うのです。

また、歯科衛生士は歯科医師の監督下であれば塗り薬の麻酔は塗れますが、麻酔の注射を打つことはできません。

歯科衛生士は、レントゲン撮影も禁止されています。レントゲンの撮影は、医師・歯科医師と、指示を受けた放射線技師だけが許されている業務です。レントゲン撮影の準備や説明をしたり、患者様を誘導したりすることは歯科衛生士でも可能です。

歯科医師の監視下にない相対的歯科医行為

相対的歯科医行為には、表面麻酔の塗布や歯石除去、ホワイトニングなどが挙げられます。相対的歯科医行為は歯科医師の監督下ではおこなえますが、歯科医師の指導がなければできません。

実際の現場で歯科衛生士がどのような業務を行うかは、歯科医院の方針や歯科医師の裁量に一任されています。歯科衛生士が相対的歯科医行為を行うときは、必ず歯科医師の監督下であるか確認することが大切です。

歯科衛生士の判断で業務を進めると事故やトラブルに繋がる可能性もあるため、絶対に避けましょう。

歯科衛生士がしてはいけないことをすると

歯科衛生士がしてはいけないことをするとイメージ

歯科衛生士の業務は法律で定められています。定められた範囲外のことをすると、法律違反により逮捕・起訴される場合があるので注意しましょう。歯科医師の監視がないにも関わらず相対的歯科医行為をして、歯科医師・歯科衛生士が罪に問われたケースも実際に存在します。

インターネットやSNSが普及しているため、患者さまも法律や歯科衛生士の業務範囲について容易に調べられるようになりました。患者様からの通報やスタッフによる告発で逮捕されるケースは、決して珍しくはありません。

最悪の事態にならないよう、歯科衛生士がやってはいけないことは「できません」としっかり意思表示して断りましょう。

歯科衛生士の仕事の魅力

キャリアアップできる歯科衛生士の魅力イメージ

歯科衛生士の仕事の魅力は、以下のとおりです。

やりがいがある

歯科衛生士は、患者さまと直接接する仕事です。ブラッシングやセルフケアについて指導したり、患者さまが気になっている口腔内のことに関して相談を聞いたりと、直接関わりを持ってお口の健康を守ります。

お口の状態が施術や歯磨き指導などで改善された場合、やりがいを感じる歯科衛生士は多いでしょう。

また、歯科医院だけではなく老人ホームや学校、保育園・幼稚園でブラッシング指導をしたときなど、感謝される機会が多いです。感謝の言葉を聞いてやりがいを感じ、モチベーションにつながっている歯科衛生士も少なくないでしょう。

ライフスタイルに合った働き方ができる

歯科衛生士は、活躍の場が多いことも魅力の一つです。歯科衛生士の勤務先には、歯科医院以外にも市町村の保健センター、介護施設、歯科関連企業などがあります。

全国に就職先があるため、結婚で引っ越したり妊娠・出産で離職したりした場合も、すぐに新しい職場を見つけられるでしょう。

また、歯科衛生士は国家資格であり、一度取得すれば更新する必要がありません。歯科医院ごとに定年制度を設けている場合はありますが、一生歯科衛生士として働くことが可能です。

結婚や妊娠、引っ越しなどのライフスタイルや環境の変化にも対応しやすく、柔軟な働き方ができるため、長く働けることも歯科衛生士の大きな魅力といえます。

キャリアアップできる

歯科衛生士は、歯科医師や歯科技工士と同じように国家資格に合格しなければ業務ができない専門職です。さらに、認定歯科衛生士という資格を取得することで、キャリアアップも図れます。

認定歯科衛生士とは、高度な技術や知識を認められた歯科衛生士だけが取れる資格のことです。キャリアアップを図れば活躍の場を広げられるので、年齢や地域に関わらず働き続けられるでしょう。

誰でも気軽に始められる職業ではないので、その分安定した収入を得られるケースが多いのも魅力です。

まとめ

三人の歯科衛生士

歯科衛生士は、歯石の除去や口腔ケアの指導などで患者さまと直接関われるため、感謝される機会も多くやりがいのある仕事です。当院では歯科医師や歯科助手と共に、大切な患者さまのお口の健康を守ってくれる歯科衛生士を募集しています。

ご興味のある方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

インプラントイメージ画像

「入れ歯にしたけど、見た目が気になる」「これまでと変わらず思いっきり噛みたいのに噛めない」などのお悩みを抱える方はいませんか。そのお悩みはインプラントに変えることで改善できるかもしれません。

今回の記事では、インプラントと入れ歯の違いや、入れ歯からインプラントに変えるメリット・デメリット、インプラントに変える方法などについて解説します。入れ歯からインプラントにしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントとは?

インプラントの歯

インプラントとは、失った歯の顎の骨にインプラント体と呼ばれる、歯の根っこの代わりとなるパーツを埋め込み、その上から人工歯を装着する治療法です。

入れ歯と大きく違う点は、歯根から形成することです。歯根があることで、周りの歯を頼ることなく、歯を顎の骨で支えることができるため、自分の歯と変わらない噛み心地を再現できます。

入れ歯とは?

入れ歯の画像

入れ歯とは、失った歯の部分に取り外しができる人工歯を入れる治療法のことを指します。入れ歯には大きく分けて、一部分のみを補う部分入れ歯と、全部の歯を失ったときに使用する総入れ歯の2種類があります。

部分入れ歯は1本から作製可能で、残っている周囲の歯にバネをかけて使用します。保険適用外の部分入れ歯を選べば、金属のバネを使用しないものを作ることも可能です。

総入れ歯は、歯がない状態で使用するので、歯茎に吸着させることで固定します。そのため、食事の際にずれたり、違和感をおぼえやすかったりして、慣れるまでに時間がかかることもあります。

入れ歯からインプラントに変えられる?

入れ歯からインプラントにできるか考える女性

入れ歯治療をしたあと、インプラントに変えることは可能です。

ただし、インプラントにするためには、人工歯根のインプラント体を埋めるための、十分な骨の量が必要です。検査や診察を行い、骨の量が足りない場合は、骨造成という骨を増やすための手術が必要になるケースもあります。

顎の骨が痩せる原因には、長年歯茎や顎の骨の形と合わない入れ歯を使っている、歯周病により顎の骨が溶かされている、骨粗しょう症を患っていることなどがあります。

入れ歯からインプラントに変えるメリット

入れ歯からインプラントに変えるメリットイメージ

入れ歯からインプラントに変えるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。入れ歯からインプラントに変えるメリットは、以下のとおりです。

  • 見た目が自然になる
  • 天然の歯のように噛める
  • 特別なケアをしなくてもよい
  • 周りの歯へのダメージがない
  • 長期間使える可能性が高い

それぞれ詳しく解説します。

見た目が自然になる

保険が適用される部分入れ歯の場合、固定するための金具が見えていたり、プラスチック部分が不自然に見えたりすることがあります。

一方でインプラントの場合は、口を開けたときに見える位置にプラスチックや金具を使用しません。見た目が自然であるため、自信を持って笑えるようになるでしょう。

また、インプラントの人工歯部分にはセラミックなどの天然の歯に近い見た目が再現できる素材を使用します。陶器の一種であるセラミックは、自然な光沢感と透明感があるので周りの歯と自然に馴染み、見た目が良いことが特徴です。

天然の歯のように噛める

入れ歯の場合は、金具で周囲の歯に固定したり、歯茎に吸着させたりして使用します。そのため、食事の際に口の中でずれたり、思いっきり噛めなかったりすることがあります。また、粘着性のある食べ物や硬い食べ物を食べられない方も少なくありません。

その点、インプラントは顎の骨にインプラント体を結合させるため、しっかりと咀嚼することができます。避けなければいけない食べ物も特にないので、好きなものを思いっきり食べる楽しさを失わずに済むでしょう。

特別なケアをしなくてもよい

入れ歯の場合は、食事のあとに取り外して汚れを落としたり、洗浄液で洗浄したりするなどのケアが必要です。

一方、インプラントの場合は、歯磨き以外に毎日行わなければいけない特別なケアはありません。天然の歯と同じように歯磨きをすればよいのです。

ただし、インプラントを長く使用するためには定期的にメンテナンスに通う必要があります。

周りの歯へのダメージがない

インプラントは入れ歯のように周囲の歯にバネをひっかける必要がないため、天然の歯や周囲の歯茎に負担がかかることがありません。歯に強い力がかかると健康な歯の寿命を縮める可能性があります。インプラントは独立しているため、周囲の歯の健康を守ることができるでしょう。

長期間使える可能性が高い

入れ歯の平均寿命は3〜5年程度です。長期的に使用すると劣化するため、定期的に作り直す必要があります。

一方、インプラントの平均寿命は10〜15年程度で、なかにはもっと長く使用している方もいます。

毎日しっかりと歯磨きを行い、定期的にメンテナンスを受けることで、寿命を延ばすことができるでしょう。インプラントの治療費は高額ですが、長期間使える可能性が高く、長い目で見ればコストを抑えられる可能性もあります。

入れ歯からインプラントに変えるデメリット

入れ歯からインプラントに変えるデメリットイメージ

入れ歯からインプラントに変えるデメリットは、以下のとおりです。

  • 費用が高額
  • 外科手術が必要
  • 治療期間が長い

それぞれ詳しく解説します。

費用が高額

保険が適用される一般的な入れ歯であれば、大体5,000〜1万5,000円が費用相場とされています。

一方でインプラントは、基本的に保険が適用されず、費用相場は1本あたり30万〜40万円程度と高額です。インプラントのトラブルを防ぐために、定期的なメンテナンスも必要になるので、メンテナンス費用がかかる点も理解しておく必要があります。

外科手術が必要

インプラントはインプラント体を顎の骨に埋め込むため、外科手術を伴います。全身疾患があり薬を服用されている方などは、担当医と歯科医師との連携が必要になったり、症状によっては手術を行えなかったりする可能性もあります。

治療期間が長い

入れ歯とインプラントでは治療期間も大きく異なります。入れ歯の場合、数週間〜3ヶ月程度で入れ歯が完成します。

一方で、インプラントの場合は、半年〜1年程度の治療期間が必要となります。顎の骨にインプラント体が結合するのには数ヶ月時間を要し、また切開した歯茎の炎症が治まるのにも時間がかかるためです。

部分入れ歯からインプラントに変える方法

部分入れ歯の画像

部分入れ歯からインプラントに変えるときは、基本的に通常のインプラント治療と同じような治療方法を用います。失った歯の本数分、インプラントを埋め込みます。

上述のとおり、インプラント1本あたりの費用相場は30万〜40万円程度と高額です。インプラントを複数本埋め込む場合、その分費用がかかる点はデメリットといえるでしょう。

総入れ歯からインプラントに変える方法

総入れ歯の画像

総入れ歯からインプラントに変える方法には、大きく分けて2つの方法があります。

従来のインプラント治療

通常のインプラント治療と同じように歯を失った部位にインプラントを埋める方法です。10〜12本程度のインプラントを埋め込む場合、手術の範囲が広く体への負担がかかりますし、費用もさらに高額になります。

オールオン4

オールオン4とは顎の骨に最小4本のインプラント体を埋め込み、そこを固定源として前歯から奥歯まで一体となった人工歯を装着する治療法です。

歯が全てない方でも、1本の歯に対して1本のインプラント体を埋入する必要がなく、最小4本のインプラントで片顎すべての歯を支えることができます。

オールオン4の場合、顎の骨の量がある部分にインプラント体を埋め込めるため、顎の骨の量が少ない方でも対応できる可能性が高い治療法です。

入れ歯からインプラントに変える場合にかかる費用

入れ歯からインプラントに変える場合にかかる費用イメージ

入れ歯からインプラントに変える場合の費用は、1本あたり30万〜40万円程度が相場です。オールオン4の費用は片顎の費用相場が200万〜400万円程度、両顎の場合は倍の費用がかかります。

インプラント治療は基本的に保険が適用されません。自由診療となるため、歯科医院によって費用は異なります。詳しい費用については、治療を受ける歯科医院で確認しましょう。

まとめ

インプラント治療のイメージ画像

入れ歯の噛み心地や見た目が気になるという方は、インプラントに変えることが可能です。一部の歯がない部分入れ歯の場合も、ほとんどがない総入れ歯の場合も多くのケースでインプラントに変えることができるでしょう。

インプラントに変えることにはメリットだけでなくデメリットもあるので、両方確認したうえで治療にのぞむようにしてください。インプラントが適応となるかは、歯科医院で相談しましょう。

インプラント治療を検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。 

当院ではこの度、自動釣銭機のペイキューブを導入いたしました。

自動釣銭機を導入した背景や、自動釣銭機によってもたらされる患者様のメリットについて詳しくお話ししていきます。

京都 左京区 岩倉 金田歯科医院 自動釣り銭機 感染対策 待ち時間短縮

「待ち時間」に感じる不満やストレス

歯科医院をはじめとする医療機関を受診するとき、患者様のストレスとなる要素の一つが待ち時間です。最新(令和2年)の厚生労働省による受療行動調査によると、項目別に見た満足度において診療・治療内容に対して「満足」と答えた人が約6割を占めるのに対し、診療までの待ち時間については「満足」と答えた人が約3割、「ふつう」と答えた人が約4割、「不満」と答えた人が約2割強という結果になっています。このように、診療の内容には満足していても「待たされる時間」に対して不満を抱く方は少なくないということです。これは、歯科医院においてその日の診療・治療が終了してから会計をするまでの待ち時間についても同様のことがいえるのではないかと考えられます。

実際に、とある医療事務機器メーカーによって実施された「医療現場における診療費の支払いに関する意識調査」においては、患者様の7割以上が会計を待つ時間がストレスであると回答しています。

このように、ただ待たされる状況に対して不満やストレスを感じる方や、待ち時間の短縮を望む方は多くいらっしゃいます。そして歯科医院側としても、診療費の支払いを効率化して患者様をできるだけお待たせしないような仕組みづくりをしたいと考えている医院は多く、医療現場全体において会計を効率化することのニーズが高まっているといえるでしょう。

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なぜ会計までの待ち時間が生じる?

では、そもそもなぜ診療が終わってから会計までに待ち時間が生じるのでしょうか。主な原因としては、以下の3つが挙げられます。

・診療内容によって支払う金額が変わる

歯科医院での受診料は、保険診療か自費診療(保険外診療)かによっても算出方法が異なります。保険診療においては処置の内容一つひとつに対して細かく保険点数が決められており、その日に行われた処置や検査にかかった保険点数を合計します。保険診療の場合は1点を10円として計算し、その金額のうち1~3割が実際に患者様が会計で支払う受診料になります。したがって、診療が終わるまでは受診料は決定されないため、その日の全ての処置が行われてから会計処理を始めなければなりません。電子カルテの導入により会計処理の時間も大幅に短縮されてはいますが、診療が終了してから会計までに待ち時間が生じる原因の一つとなっています。

・混雑や不測の事態によって会計が混み合う

多くの歯科医院では患者様一人に対し15分から30分の診療時間を想定して予約を受けています。しかし、必ずしも予約の時間通りに診療が進むとは限りません。診療中に不測の事態が生じることもありますし、公共交通機関のダイヤ乱れなどによって患者様の到着が遅れるケースもあります。このようなことから一時的に院内が混み合うと、患者様ごとの会計手続きにも通常より時間を要してしまいます。

・会計に人的ミスが起こる

人の手によって会計処理を行っている以上、いくら注意をしていたとしても全てのミスを防ぐことは困難です。例えば、電子カルテの入力ミスや表示金額の見間違い、釣銭の渡し間違いなどがヒューマンエラーとして生じうる可能性が高いものとして挙げられます。これらのミスが生じると、次の患者様の会計処理に取り掛かれるまでの時間が長くなってしまうことも考えられます。

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会計までの待ち時間を短縮する手段

このように会計までに待ち時間が生じてしまうことの原因にはさまざまな要素がありますが、これを解消するための手段の一つが「自動釣銭機の導入」です。会計において最も時間を要する金銭のやりとりを自動化することで、大幅な時間短縮が期待できます。

自動釣銭機とは現金を投入するだけで自動で会計処理が行われ、釣銭が出てくる機械です。似ているものに自動精算機がありますが、こちらは自動釣銭機とはやや性質が異なります。

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自動釣銭機と自動精算機の違い

歯科医院における会計業務では、①会計金額の入力、②釣銭の計算、③釣銭の受け渡しという3つの作業が必要です。

自動釣銭機の場合は、このうちの②と③を機械が担います。会計金額の入力はスタッフが行い、その後の釣銭の計算や受け渡しは釣銭機と患者様によって行われるということです。

一方、自動精算機の場合は①~③のすべてを機械が担います。患者様が診察券を読み込ませることで会計金額が表示され、そのまま会計処理へと進みます。機器の操作から釣銭の受け取りまでを患者様にご対応いただくということです。

自動釣銭機も自動精算機も、歯科医院で会計をする際に機械に紙幣や硬貨などの現金を投入すると自動で釣銭の払い出しが行われるという点は同じですが、会計時にスタッフがつくかつかないか、という点で大きな違いがあります。一見自動精算機のほうがメリットが大きいように感じるかもしれませんが、デジタル端末に不慣れな方の場合は自動精算機の操作方法が分かりにくく、かえってストレスに感じるというケースもあります。このような点からも、当院では自動精算機ではなく自動釣銭機を導入いたしました。

自動釣銭機の導入によってもたらされるメリット

歯科医院に自動釣銭機を導入することによって、以下のようなメリットがもたらされます。

・人的ミスを防止できる

自動釣銭機を用いて会計をした場合は、釣銭の金額が正しいものであるかを確認したり、患者様からお預かりした現金を数える必要がありません。自動釣銭機が自動で釣銭やお預かりした金額を計算するため、人の手でレジを打つ場合に比べて打ち間違いや釣銭の計算ミス、釣銭の渡し間違いといった人的ミスを減らすことが期待できます。

・待ち時間の短縮に繋がる

これまで人的ミスによって生じていた待ち時間が短縮されることで、患者様の貴重なお時間を無駄にしないというメリットが生まれます。

・待合室の混雑緩和に繋がる

患者様をお待たせしないことにより、待合室の混雑を解消することにも繋がります。待合室が混み合っていること自体が患者様にとってストレスになることもあるため、これを改善できることも非常に重要です。

・感染症対策が期待できる

自動釣銭機で会計処理を行えば、患者様がご自身で現金を機器に投入するだけで会計が完了します。スタッフと患者様の間で直接紙幣や硬貨を手渡しする必要がなくなるため、現金に付着したウイルスなどによる感染症のリスクを最大限減らせるということです。また、待合室の混雑が緩和されることも感染症対策に繋がります。

自動釣銭機ペイキューブの特徴

当院では、日本コンラックス社が製造するペイキューブを導入いたしました。日本コンラックス社は1967年に創業した電気機械器具の製造と卸売業を行う企業で、硬貨選別装置の開発をもとに自動販売機や清算機などの製造、販売を行っています。

ペイキューブは日本コンラックス社が製造、販売をしている自動釣銭機で、以下のような特徴があります。

・コンパクトで圧迫感のない設計

ペイキューブの最大の特徴はコンパクトな設計です。自動釣銭機などの機器はその性質上ある程度の大きさがあり、それにより待合室の空間や患者様に圧迫感を与えてしまうことも少なくありません。当院で導入いたしましたペイキューブはL型で、紙幣のやり取りを行うユニットは硬貨ユニットよりも低くつくられています。これにより患者様への圧迫感も軽減できます。

・業界最高水準の会計速度

ペイキューブは従来の自動釣銭機に比べて入金および出金(払い出し)のスピードが非常に速いことも大きな特徴です。従来の自動釣銭機では毎秒4枚~であった入金および出金(払い出し)のスピードが、ペイキューブでは毎秒15枚程度が可能となっています。業界最高水準のスピーディーな会計を実現することで、患者様をお待たせすることなくストレスフリーな会計が可能となります。スムーズな会計処理により、院内全体の待ち時間削減も期待できます。

・トラブルが起きにくいシンプル構造

自動釣銭機で懸念されるのが、紙幣のつまりなどのトラブルです。ペイキューブはトラブルが起きにくいシンプルな構造が特徴で、万が一クリップや紙類の異物が混入した場合でも操作が継続できます。

・音声ガイダンスによる操作の簡便化

ペイキューブでは「お会計が完了しました」、「お釣りをお取りください」といった音声ガイダンスが自動で流れます。自動釣銭機の操作に不慣れな方でも簡単に分かりやすく操作ができます。また、釣銭の取り忘れ防止ブザーも搭載されているため安心です。

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より快適な受診環境を整えるために

このように、自動釣銭機を導入することで患者様にもたらされるメリットは数多くあります。自動釣銭機によって会計手続きが簡略化されることで診療から会計までの流れをスムーズにし、患者様をお待たせすることなくお帰りいただけることが期待できます。当院ではご来院くださる患者様がより快適に受診していただけるよう、待合室や会計においての環境整備にも力を入れております。

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

歯科衛生士の女性

歯科衛生士の仕事に興味があるけれど資格は必要なのか、どのような人が向いているのか気になってはいませんか。歯科衛生士の仕事の幅は広く、需要の高い職業のひとつです。

そこで本記事では、歯科衛生士になるためには資格は必要なのか解説します。歯科衛生士の仕事内容や持っているといい資格、適正についても解説しますので、歯科衛生士の仕事に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

歯科衛生士の仕事内容

歯科衛生士の仕事内容イメージ

歯科衛生士は、歯科医院や病院の歯科、介護施設などで働き、患者さんのお口の中の健康を守るための重要な役割を果たす専門職です。

歯科衛生士の仕事内容は、大きく歯科予防処置・歯科保健指導・歯科診療補助の3つに分類されます。以下に、歯科衛生士の仕事内容について詳しく解説します。

歯科予防処置

歯科衛生士の主な業務の一つは、患者さんのお口の中の健康管理です。具体的には、プラークや歯石の除去、歯のクリーニング、フッ素塗布、シーラントの施術などをおこないます。

歯科衛生士は、虫歯や歯周病を予防するために、日々のケアだけではカバーできない部分をサポートします。昨今では、健康意識の高まりから定期的に口の中のメンテナンスをおこなう歯科医院が多いです。

定期メンテナンスは歯科衛生士の主な仕事のひとつで、患者さん一人ひとりに合わせたブラッシング指導や歯石除去などの一連の業務を任されるケースが多いでしょう。

歯科保健指導

歯科衛生士は患者さんが健康な口の中を維持できるように予防指導や教育も担当します。正しいブラッシング方法やデンタルフロスの使い方、症例によっては食生活のアドバイスなどをおこないます。

治療が終わったあとも、患者さんがどのようにケアを続ければいいのか具体的にアドバイスをして、再発しないようにサポートしていきます。歯科医院だけでなく教育機関や介護施設などでも、自宅でできるケア方法や食生活の指導をおこなうケースも少なくありません。

歯科診療補助

歯科衛生士は、歯科医師がスムーズに治療を進められるようにサポートする役割も担っています。診療前の準備や器具の消毒、診療中の補助など、さまざまな業務をこなす必要があるでしょう。

具体的には、初診や定期検診時に来院された患者さんの歯や歯茎の状態をチェックし、異常がないか確認します。チェアーサイドでは、歯科医師が治療中に必要とする器具を手渡したり、患者さんの不安を軽減するための声掛けなどをおこなったりします。

また、歯科医師の指示のもとで、治療の一部をおこなうこともあるでしょう。

歯科衛生士は資格が必要?

歯科衛生士は資格が必要かイメージ

歯科衛生士は国家資格のひとつです。そのため、歯科衛生士になるためには国家試験に合格する必要があります。国家試験を受けるためには、はじめに歯科衛生士養成機関へ進学し、専門科目を学び、実技訓練を受けて基本的なスキルを身に付ける必要があります。

養成機関を卒業したあとに、歯科衛生士の国家試験を受験して合格することで歯科衛生士の資格を取得できます。国家試験は毎年1回おこなわれ、筆記試験が中心です。合格率は高い資格ですが、事前にしっかりと対策をする必要があるでしょう。

歯科衛生士が持っているといいほかの資格

歯科衛生士が持っているといいほかの資格イメージ

ほかにも歯科衛生士が持っているといい資格があります。これらの資格を持っていると、キャリアアップや昇給はもちろん、転職の際に役立つ場合があるでしょう。

以下に歯科衛生士が持っているといい資格について解説します。

日本歯周病学会認定歯科衛生士

日本歯周病学会認定歯科衛生士は、日本歯周病学会が認定する専門資格を持つ歯科衛生士です。歯周病の予防・治療に関する高度な知識と技術があることを証明する資格になります。

取得には厳しい基準が設けられており、歯周病の臨床経験が5年以上必要で、学会が実施する認定試験に合格しなければなりません。

日本歯周病学会認定歯科衛生士は、非常に高いレベルの知識と技術が要求されます。難易度が高いため資格を取得していると信頼を得られる資格のひとつです。

日本口腔インプラント学会認定歯科衛生士

日本口腔インプラント学会認定歯科衛生士は、インプラントの専門知識やインプラントのケアに関する専門的な技術などを認める資格のひとつです。日本口腔インプラント学会が定める基準をクリアした者に与えられます。

主な業務には、インプラント治療のサポートや患者さんへのメンテナンス指導などがあります。特に、インプラントの清掃方法やケアの指導はインプラントの寿命に大きくかかわるため重要です。

日本小児歯科学会認定歯科衛生士

日本小児歯科学会認定歯科衛生士は、小児歯科の分野に特化した高度な知識と技術を持つ者が取得できる認定資格のひとつです。資格取得には、日本小児歯科学会の会員であることや、指定された研修プログラムを受講するなどの条件があります。

子どもの歯の健康を維持するためのフッ素塗布・シーラントなどの予防処置や歯磨き指導、食生活のアドバイスなどをおこないます。

また、子どものお口の健康を守るためには保護者の方の協力が必要不可欠です。保護者の方に適切なケアの方法や予防の重要性について説明することも歯科衛生士の役割になります。小児歯科で働くことを考えている方は取得すべき資格だといえるでしょう。

日本成人矯正歯科学会認定矯正歯科衛生士

日本成人矯正歯科学会認定矯正歯科衛生士は、成人の矯正治療に関する専門的な知識と技術を認定する資格です。資格取得には、3年以上矯正歯科に勤務しているなどの条件があります。

主な業務は、矯正装置の装着や調整、患者さんへのケア方法の指導、治療中のトラブルへの対応などが挙げられるでしょう。

成人の矯正治療は増加傾向にあるため、これから注目される資格になる可能性が高いです。矯正歯科に勤める方は取得を検討してみると良いでしょう。

ホワイトニングコーディネーター

ホワイトニングコーディネーターは、ホワイトニングの際に必要な専門的な知識や技術を持っていることを認定する資格です。

患者さんの歯を白くするための施術を担当します。ホワイトニングコーディネーターの役割は多岐にわたり、カウンセリングから施術、アフターケアまでを一貫して担当する場合が多いです。

ホワイトニングの効果やリスクについて詳しく説明することはもちろん、患者さんの歯の状態や生活習慣を確認して最適なホワイトニング方法を提案する必要があります。

ホワイトニングコーディネーターは、専門的な知識や技術だけでなく、患者さんとのコミュニケーション能力も必要です。審美歯科では、一人ひとりの悩みに寄り添い信頼関係を築くことで、満足度の高いサービスを提供することができます。

歯科食育士

歯科食育士は、食育と歯科医療の知識を得ることができる資格です。子供やその家族に対して、口の中の健康と食生活の改善を目的とした指導をします。

食生活と歯の健康は密接に関連していることが明らかになり、歯科医院でも食育について指導するケースが増えています。歯科食育士は、栄養バランスの取れた食事の提案や虫歯・歯周病の予防につながる食生活のアドバイスをおこないます。

歯科衛生士に向いているのはこんな人

患者に説明している歯科衛生士

歯科衛生士は、歯科医療の現場で欠かせない存在です。歯科衛生士は、患者さんとの対話を通じて、口の中の状態を把握する能力や治療内容を正確に伝える高いコミュニケーション能力が必要になります。

また、患者さんが不安や緊張を抱えて来院している場合は、その気持ちを理解し安心させる対応が求められるでしょう。思いやりを持って接することができる歯科衛生士は、患者さんから信頼してもらいやすいです。

歯科衛生士の業務は繰り返し作業が多く、長時間の集中力が求められます。医療事故が起こらないように常に注意を払うことも必要です。患者さん一人ひとりの異なる状態に対応しなくてはならないため、集中力と状況を判断する力も必要といえます。

上述した要素を持ち合わせている人は、歯科衛生士として活躍することが期待できるでしょう。

まとめ

歯ブラシを持っている歯科衛生士

歯科衛生士は国家資格のひとつで、歯科衛生士養成学校を卒業した後、国家試験を受験して合格する必要があります。歯科衛生士の主な業務は、歯科予防処置・歯科保険指導・歯科診療補助です。

業務を通じて患者さんの口の中の健康をサポートすることはもちろん、患者さんの気持ちをくみ取り寄り添うことも大切です。

また、歯科医療にはさまざまな分野があるため、歯科衛生士として働きながら専門分野に特化した資格取得も可能です。歯科衛生士は、歯科医療の現場で必要不可欠な存在で需要のある職業だといえるでしょう。

当院では、一緒に働く歯科衛生士を募集しております。歯科衛生士として働きたいとお考えの方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にお問い合わせください。

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

インプラントのイメージ画像

インプラント治療では1本あたり30万〜40万円と高額な費用がかかります。「治療後にトラブルが起きたらまた高額なお金を払わなくてはいけないの?」「インプラントには保証制度が設けられているの?」という疑問をおもちの方もいるでしょう。

そこで今回は、インプラントに保証はあるのか解説します。保証が適用される条件や、保証に関して確認しておくべきことなどについても解説しますので、インプラント治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントに保証はある?

インプラントに保証はあるかイメージ

インプラントには、抜けたり破損したりした場合に無料または一部費用を自己負担することで、再治療や修理をしてもらえる保証制度が設けられています。インプラントはさまざまなメーカーから販売されていますが、保証がついているものがほとんどです。

インプラントは一般的に以下の3つのパーツから成り立っています。

  • インプラント体
  • アバットメント
  • 人工歯

上記のすべてのパーツが保証の対象となるメーカーもあれば、顎の骨に埋入するインプラント体やインプラント体と人工歯をつなぐアバットメントのみを保証の対象としているメーカーもあります。そのため、歯科医院独自で人工歯に保証をつけている場合もあります。

インプラントの保証が適用されるケース

インプラントの保証が適用されるケースイメージ

インプラントに破損や脱落などのトラブルが起こっても、すべてのケースで保証が適用されるわけではありません。

以下の条件を満たしている必要があります。

  • 歯医者で定期的にメンテナンスを受けている
  • 日常生活での破損・脱落である
  • 歯科医師の指示を守れている
  • 保証期間内である

インプラントの脱落の原因になりやすいインプラント周囲炎などのトラブルは、歯医者で定期的にメンテナンスを受けていれば予防できる可能性が高いです。そのため、保証を受けるためには定期メンテナンスを条件としている場合が多いです。

日常生活のなかで破損した場合も保証の対象になります。禁煙などの指示が歯科医師からあった場合、その指示をしっかり守れていることも条件に含まれます。

インプラントの保証には保証期間が設けられています。そのため、ほかの条件を満たしていても、保証期間内でなければ、保証を受けることができないので注意が必要です。保証期間は大体5〜10年程度としているところが多いです。

インプラントの保証が適用されないケース

インプラントの保証が適用されないケースイメージ

逆に以下のようなケースに当てはまる場合は保証を受けられない可能性が高いです。

  • 定期メンテナンスを怠った
  • 交通事故などでの破損である
  • 歯科医師の指示を守れていない

定期メンテナンスは、インプラントの破損や脱落につながるようなトラブルを予防し、長く使用するためには欠かせないものです。そのため定期メンテナンスを怠ると基本的に保証を受けられません。

交通事故や自然災害、故意にインプラントを破損した場合も対象外となるケースが多いです。

また、喫煙をするとインプラント周囲炎を引き起こしたり、口内環境を悪化させたりするリスクが高まります。そのため、歯科医師から禁煙するように指示されることがあります。

しかし、禁煙指示を受けているにもかかわらず喫煙を続け、インプラントにトラブルが起こった場合は、保証を受けられないケースが多いです。

インプラントの保証に関して確認しておくべきこと

インプラントの保証に関して確認しておくべきことイメージ

インプラントの保証内容はメーカーや歯科医院によって異なります。状況によっては保証を受けられない可能性もありますので、事前に以下のポイントを確認しておきましょう。

保証範囲

インプラント体・アバットメント・人工歯のどのパーツが保証の対象になるか確認しましょう。例えば、インプラント体とアバットメントの破損は保証の対象でも、人工歯の破損は保証の対象にならない場合があります。

保証期間

インプラントの保証期間は5〜10年が一般的ですが、パーツによっても保証期間が異なる場合があります。人工歯は、歯ぎしりや食いしばりなどの衝撃で破損する可能性が高いため、ほかのパーツよりも保証期間が短く設定されていることが多いです。

保証開始時期

保証の開始時期も確認しておきましょう。例えば、インプラント体を埋め込んでから保証が開始されるケースもあれば、インプラント体が顎の骨に定着してから保証が開始されるケースもあります。

保証適用条件

前の項目で述べたように、インプラントの保証を受けるためには定期メンテナンスに通っていることや、禁煙などの歯科医師の指示を守れていることなどの条件を満たしている必要があります。

インプラントが破損してから指示を守っていればよかったと後悔しても遅いので、インプラント治療を開始する前に保証条件を確認しておくとよいでしょう。

保証の対応回数

保証を受けられる回数も確認しましょう。保証期間内であれば何度も保証が受けられる場合と、回数に上限がある場合とがあります。

保証費用

インプラントの修理や再治療をする場合、すべての費用が負担されるケースや、一部の費用を負担しなければいけないケース、負担される費用の上限が決められているケースなどいくつかパターンがあります。

「保証期間内の修理であればお金がかからないと思っていたのに、実際には費用がかかった」という事態を防ぐために、保証費用についてもしっかり確認しておきましょう。

インプラント治療後のトラブルを防ぐ方法

禁煙イメージ

インプラントの寿命は10〜15年程度です。使い方によっては15年以上使用できている人もいます。

インプラント治療後のトラブルを防ぐためにできることを最後に確認しておきましょう。

  • 定期検診を受ける
  • セルフケアをしっかり行う
  • 歯ぎしりや食いしばりの癖の対策をする
  • 禁煙する

それぞれ詳しく解説します。

定期検診を受ける

インプラント治療後のトラブルを防ぐためには、定期的に検診を受けることが大切です。定期検診ではお口全体のクリーニングや、インプラントにトラブルがないかなどのチェックを行います。

定期的に歯科医院でクリーニングを受けていれば、お口を清潔に保てるので、インプラント周囲炎などの口内が不衛生になることで起こるトラブルを防げるでしょう。また、インプラントに異常などがあった場合でも、重症化する前に対処できる可能性が高まります。

定期検診の頻度は3ヶ月〜半年に1回としている歯科医院が多いです。歯科医師から指示された時期に定期検診を受けてください。

セルフケアをしっかり行う

インプラントは人工物なので虫歯になることはありませんが、ケアを怠るとインプラント周囲炎になったり、インプラントが抜け落ちたりする可能性があります。

インプラント周囲炎を防ぐためには、毎日しっかりと歯磨きを行うことが非常に重要です。食後は歯磨きをする習慣を身につけましょう。また、デンタルフロスや歯間ブラシなどのアイテムを使用して、インプラントと歯茎の間や、歯と歯の間に付着した汚れも落としましょう。

歯ぎしりや食いしばりの癖の対策をする

歯ぎしりや食いしばりなどによって人工歯の部分に強い力が加わると、割れたりぐらついたりすることがあります。朝起きたときにこめかみ部分に痛みを感じたり、顎が疲れていると感じたりする場合は就寝時に歯ぎしりや食いしばりをしている可能性があります。

このような癖は無意識のうちに行なっているケースがほとんどなので、自分で意識してやめることが難しいです。歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、ナイトガードを使用するとよいでしょう。

ナイトガードとは就寝時に装着するマウスピースです。装着することで、歯ぎしりや食いしばりによって歯に加わる力を分散させることができます。ナイトガードは歯科医院で作れますので、相談してみるとよいでしょう。

禁煙する

インプラント治療後のトラブルを防ぐためには禁煙も重要です。タバコに含まれるニコチンの影響で血流が悪くなり、免疫力が低下すると、インプラント周囲炎を発症するリスクが高まります。そのため、禁煙が推奨されているのです。

インプラント治療を考えている場合は、少しずつタバコの本数を減らすなどして対策しておいたほうが、インプラントを長く使用できる可能性が高まるでしょう。

まとめ

インプラントの模型を持っている医師

インプラントには保証が設けられていることが多いです。

ただし、保証期間や保証内容、保証費用はそれぞれメーカーによって異なります。保証を受けるためには、定期検診を受けていることや、歯科医師の指示を守っていることなどの条件もあるため、あらかじめ確認しておきましょう。

インプラント治療を検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

何歳まで働けるのか考えている歯科衛生士

歯科衛生士は、患者さまの口の中の健康を支える重要な職業です。歯科衛生士を目指そうと考えている場合、歯科衛生士は何歳まで働けるのかと疑問を感じている方もいるでしょう。歯科衛生士は、他の医療職と同じように長く続けられる職業のひとつです。

しかし、実際の平均年齢や働き方には幅があります。

本記事では、歯科衛生士として働くことができる年齢について、平均年齢や定年後の働き方などを解説していきます。歯科衛生士の働き方について気になる方はぜひ、参考にしてみてください。

歯科衛生士の平均年齢とは

働いている歯科衛生士

歯科衛生士の年齢層は20〜60代と幅広く、若手からベテランまでさまざまな世代の人が活躍しています。

歯科衛生士の平均年齢は年々高くなっています。結婚や子育てがひと段落した30〜40代のベテラン層が再就職するケースが増えてきたことが、平均年齢を上げる要因として考えられます。

歯科にはさまざまな専門分野があるため、若いうちに経験を積み重ね中年期にかけてさらに専門知識を深めていくことも可能です。実際に、専門知識を活かして転職・再就職する歯科衛生士も少なくありません。

歯科衛生士は何歳まで働ける?

歯科衛生士は何歳まで働けるか考えている人

歯科衛生士は、年齢による免許返納の義務はありません。公的な年齢制限はないので、ご自身が働ける年齢まで働き続けることが可能です。

ただし、歯科医院によっては定年制度を設けているケースがあるため、定年後も働き続ける意思がある場合は事前に確認しておくと良いでしょう。定年後の歯科衛生士の働き方は多岐に渡り、同じ職場で再雇用してもらい働く方や、フリーランスとして歯科衛生士の教育や指導の道に進む方、別の歯科医院へ転職する方などがいます。

歯科衛生士になるのに年齢制限はある?

歯科衛生士の年齢制限について説明している歯科衛生士

歯科衛生士の免許取得には、年齢制限がありません。年齢に関係なく目指すことが可能なので、幅広い年齢層の方に人気のある職業です。

社会人経験を活かして歯科衛生士を目指す方や、子育てがひと段落して歯科衛生士を目指す方も珍しくありません。40代・50代から歯科衛生士を目指して勉強する方も多くいます。

歯科衛生士になるためには、国で定められている歯科衛生士養成校を卒業した後に国家試験に合格する必要があります。一度取得すれば年齢を問わず働けるため、長く働ける職場・環境を理想としている方にとって魅力的な職業といえるでしょう。

歯科衛生士の定年後の働き方

歯科衛生士の定年後の働き方を説明している歯科衛生士

定年を迎えても、経験と専門知識を活かせる多様な働き口が歯科衛生士にはあります。定年後はご自身のライフスタイルに合った働き方ができるため、プライベートとのメリハリのある生活を送れるでしょう。

ここでは、定年後の歯科衛生士の働き方を3つ紹介していきます。

  • 歯科医院での非常勤勤務
  • 教育機関や研修の講師
  • 介護分野への進出

それぞれ解説します。

歯科医院での非常勤勤務

定年後の歯科衛生士の働き方でもっとも多いのは、歯科医院での非常勤勤務です。長年の臨床経験を活かせるため、勤務する曜日や時間帯を調整すればプライベートも充実した時間が過ごせるでしょう。家事や趣味との両立も可能です。

教育機関や研修の講師

歯科衛生士としての知識や経験を活かして、歯科衛生士養成校の非常勤講師として務めることも可能です。歯科衛生士を目指す学生に対する講義や実習指導を担当します。実務経験で得た技術や知識を次世代に継承できるのでやりがいを感じられるでしょう。

また昨今では、口の中の環境が全身の健康にかかわることが注目されています。歯科衛生士が医療機関や介護施設の職員へ歯科衛生指導の講師として招かれるケースも少なくありません。口腔ケアの重要性を伝え、適切なケア方法を指導できます。

介護分野への進出

最近では、介護の現場でも歯科衛生士が活躍しています。病院や老人ホームなどの利用者への口腔ケアは、歯科衛生士の新しい仕事の選択肢となっています。

介護施設での歯科衛生士の役割は、介護が必要な高齢者に対して一人ひとりの口内環境に合わせた適切なケアを提供することです。臨床で得た経験を活かして介護職員などと協力しながら支援していきます。

また、訪問介護に同行し、高齢者宅での口腔ケアを支援することも歯科医衛生の仕事のひとつです。利用者の自宅を訪問して口腔ケアをおこないます。

介護分野での仕事は他業種との連携が大切です。歯科医療以外の専門的な知識が必要になりますが、高齢者の健康的な生活を多方面から支えていくやりがいのある仕事です。

何歳でも歯科衛生士が必要とされる理由

歯科医院の内観

どの年齢においても歯科衛生士が必要とされている理由はあるのか気になってはいませんか。何歳でも歯科衛生が必要とされる理由は、以下の3つが挙げられます。

  • 歯科衛生士の人手不足
  • 介護現場での需要の増加
  • 豊富な経験とスキル

それぞれ解説します。

歯科衛生士の人手不足

歯科衛生士の需要は年々増加していますが、供給は追いついていないのが現状です。特に、地方では歯科衛生士の不足が深刻化しており、地域医療の現場ではニーズが高まっています。

昨今では、予防意識の高まりから予防歯科をおこなう歯科医院が増加しています。予防歯科における歯科衛生士の役割は非常に重要で、ブラッシング指導など一連の業務は歯科衛生士がおこないます。

定年後も歯科衛生士として働くことは、人材不足を補い結果として地域医療の質を向上につながるでしょう。

介護現場での需要の増加

日本は世界的にみても高齢化社会です。高齢者の人口は年々増加しており、今後も増加すると予想されています。

口腔と全身の健康には深い関わりがあることがわかっています。口腔環境が全身の健康状態に影響するため、口腔ケアに注目が集まっているのです。そのため、昨今では歯科医療の需要も増加しています。

高齢者は、歯の欠損や歯周病、口腔乾燥など歯の問題が起こりやすいです。定期的なブラッシングケアや入れ歯の調整・歯周病の管理など、専門的なケアが必要になります。

定年後の歯科衛生士は、今までの臨床で得た豊富な経験と知識を活かし、高齢者の口腔ケアを担うことが可能です。口腔ケアは介護現場ではなくてはならない重要な仕事なので、今後も歯科衛生士の需要が増えることが予想されます。

豊富な経験とスキル

定年後も歯科衛生士が必要とされる理由のひとつとして、臨床で得た豊富な経験と高度な技術が挙げられるでしょう。ベテラン歯科衛生士の専門知識や技術は歯科医院で高く評価されます。

長年にわたり積み重ねてきた知識と実践経験は、新人の歯科衛生士にはないもので、困難な症例や複雑な治療への対応に重宝されます。患者さまとのコミュニケーションやトラブルが起きた時の対応など安心して任せられるでしょう。

また、経験豊富な歯科衛生士は、新人歯科衛生士の教育や指導など、習得した技術や経験を活かして歯科医院に貢献することができます。経験を積んだ歯科衛生士は、歯科医院など組織全体のスキル向上にはなくてはならない存在といえます。

まとめ

働いている歯科衛生士

歯科衛生士は、年齢による免許返納の義務がありまそん。そのため、何歳まで働けるかはご自身の健康状態や希望する働き方によって異なるでしょう。定年後もパートタイムやフリーランスとして働く選択肢があるため、多くの歯科衛生士が定年後も活躍しています。

長く働き続けるには、無理のない範囲で自分に合った働き方を見つけることが大切だといえるでしょう。また、歯科衛生士の免許取得には年齢制限がないため、社会人経験を活かして目指す方も少なくありません。

歯科衛生士の仕事は定年後も安定した需要があり長く勤めることが可能な職業です。歯科衛生士は、年齢を問わず長く働き続けたい方にとって魅力的な職業といえるでしょう。

歯科衛生士として働こうと考えている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご連絡ください。

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

インプラントで口臭がきつくなった人

インプラント治療を受けた後、口臭が気になる方がいます。中には「インプラントのせいで口臭がするのでは」と不安に思う方もいるでしょう。

この記事では、インプラントによる口臭の原因について解説します。口臭のセルフチェックの方法や対処法も説明していますので、インプラント治療後の口臭でお悩みの方はぜひ参考にしてください。

インプラントで口臭がきつくなるのはなぜ?

インプラントで口臭がきつくなるのはなぜのイメージ

インプラントの口臭の原因として考えられるのは、以下の2つです。

  • 歯磨きが十分でない
  • インプラント周囲炎になっている

それぞれの原因について詳しく解説します。

歯磨きが十分でない

十分な歯磨きができていない場合、インプラント周りにプラークが溜まり細菌が増殖します。細菌が増殖することで口臭の元になるガスが発生し、悪臭を放っている可能性があるのです。

口臭が気になった際は、まずケア方法を見直してみましょう。

インプラント周囲炎になっている

インプラント周囲炎を発症している場合は、口臭が発生しやすいです。インプラント周囲炎とは、インプラント周囲の歯周組織が細菌に感染することによって炎症を起こしている状態です。口内が清潔に保たれていないと発症しやすいです。

インプラント周囲炎になると、歯周病と同じような症状が現れます。血や膿が出たり、歯茎が腫れたりするのです。インプラント周囲炎も口臭の原因であるガスが発生するため、独特なにおいがします。

インプラント治療後に口臭が発生した場合は、インプラント周囲炎にかかっている可能性も疑いましょう。インプラント周囲炎は通常の歯周病よりも進行が早く、治療が難しい病気です。症状が進行して顎の骨まで炎症が広がると、インプラントが抜け落ちるケースもあります。

早期治療が重要な病気のため、インプラント周囲炎の疑いがあれば早めに歯科医院を受診しましょう。

口臭があるかチェックする方法

インプラントで口臭がきつくなった人

口臭があると発覚した場合も、必ずしもインプラントが原因とは限りません。他の部位で虫歯や歯周病を発症している場合も、口臭を発生しやすいです。生理的口臭とよばれる、誰にでもある口臭の可能性もあります。

口臭があると分かった場合は、口臭の原因を調べることが大切です。原因を追求すれば改善策を考えられます。口臭の原因を探るためにも、においが気になったら歯科検診を受けましょう。

インプラントによって口臭が発生しているか確認する方法は、以下のとおりです。

  • 口臭測定器を使用する
  • コップや袋を使い確認する
  • 誰かに確認してもらう

それぞれの方法を詳しく解説します。

口臭測定器を使用する

口臭測定器では、口臭の原因となるガス(メチルメルカプタン・ジメチルサルファイド・硫化水素)の測定が可能です。口臭測定器を設置している歯科医院でも測定できる他、市販されているため自宅で確認することもできます。

「歯科医院での測定には抵抗がある」という方は、市販されている口臭測定器を購入してご自身でチェックするとよいでしょう。

コップや袋を使い確認する

お金をかけずに今すぐ確認できる方法は、コップなどの容器に息を吹き込んで自分でにおいを嗅ぐ方法です。大きな容器ではにおいを確認しにくいため、できるだけ小さい容器や袋を使用するとよいでしょう。

誰かに確認してもらう

自分自身ではにおいが分からない場合もあります。その場合は、誰かに息を吹きかけてにおいを嗅いでもらいましょう。

ただし、正直に伝え合える関係性でなければなりません。家族など、身近な人にお願いするのが望ましいでしょう。

インプラントで口臭がある場合に起こるトラブル

インプラントで口臭があることによりトラブルが起きた人

インプラントで口臭がある場合に起こりやすいトラブルは、以下の3つです。

  • 歯茎の腫れや排膿
  • 歯茎の退縮
  • インプラントが抜け落ちる

インプラントによって口臭が発生・悪化した場合は、磨き残しがあったりインプラント周囲炎になったりしている可能性が高いでしょう。

プラークが付着していると歯茎が炎症を起こし、歯茎が腫れたり膿が出たりします。インプラント周囲炎が進行すると、歯茎が痩せて歯を支えている骨を溶かすため、インプラントが抜け落ちるケースもあります。

インプラントによる口臭は、インプラントの寿命を縮める可能性もあります。口臭が気になる場合は、早い段階で歯科医院を受診しましょう。

インプラントが原因の口臭の対処法

歯磨きをしっかりしている人

口臭の原因がインプラントである場合の対処法は、以下の3つです。

  • 正しいブラッシングを行う
  • 歯科医院でクリーニングを受ける
  • インプラント周囲炎の治療を受ける

それぞれの対処法について詳しく解説します。

正しいブラッシングを行う

インプラント周囲のブラッシングがきちんとできておらず、プラークが溜まって口臭が発生している場合は、正しい方法でブラッシングを行えば改善できる可能性があります。

インプラント治療を受けた際は、多くの場合は歯科医院でブラッシング指導が行われます。分からないことや不安なことがあれば、遠慮なく質問・相談しましょう。

歯科医院でクリーニングを受ける

インプラント周囲にプラークが溜まっていることで口臭が発生している場合は、歯科医院のクリーニングを受けましょう。ご自身では落とせない汚れや歯石を除去してもらえます。

口内をきれいにすることで、口臭を改善できる可能性があります。

インプラント周囲炎の治療を受ける

インプラント周囲炎を発症して口臭が発生している場合は、歯科医院で治療を受ける必要があります。インプラント周囲炎は早い段階で治療を受けると改善が見込めますが、進行すればするほど治療が難しくなります。

インプラント周囲炎は通常の歯周病と似ており、最初は自覚症状ないことが多いです。そのため、自分ではインプラント周囲炎と気付かず進行するケースも少なくないのです。

口臭だけでなく歯茎の違和感など気になることがあれば、放置せずに受診しましょう。

インプラントによる口臭を防ぐためにできること

インプラントでの口臭を防ぐために歯科医院を受診する人

インプラントによる口臭を防ぐためには、正しい歯磨きの仕方を覚えて定期的なメンテナンスを受けることが大切です。正しい歯磨きができていると、インプラントを清潔に保てるため炎症が起こる可能性も低くなります。

磨き方が分からない場合やブラッシングしにくい場所があれば、歯科医師や歯科衛生士に相談するといいでしょう。ブラッシング指導を受ければ、日々のケアの質を高められます。

歯科医院で定期検診やメンテナンスを受けることも大切です。定期検診を受けることで、インプラントの状態や噛み合わせに問題がないかなどをチェックしてもらえます。トラブルが起きた際も早期に発見・治療することが可能です。

また、メンテナンスでは専門的なクリーニングを受けられます。自分ではケアが難しい細かな部分まで綺麗にしてもらえるため、お口全体の健康を維持しやすくなります。

インプラント治療後はメンテナンス必須

インプラント治療を受けた方は、口臭がなくても必ず定期的なメンテナンスを受けましょう。定期的なメンテナンスを受けることが、インプラントの保証の条件になっている歯科医院も多くあります。

メンテナンスを受けていないと、インプラントが抜け落ちるなどのトラブルが起きた場合に保証の対象外となることがあるため注意が必要です。インプラントを健康な状態で維持すること、そして良い状態で長持ちさせるためにも、定期的に歯科医院を受診しましょう。

まとめ

口臭も良くなり笑顔になった人

インプラントによる口臭がある場合、適切な歯磨きができていない、もしくはインプラント周囲炎を発症している可能性が高いでしょう。どちらの場合も、細菌が繁殖することで悪化します。

特に、インプラント周囲炎の場合は、進行が早く治療が難しいため注意が必要です。重度まで進行した場合は、インプラントが抜け落ちることもあるでしょう。

インプラントが原因ではなく、口臭につながる他のトラブルが起きている可能性もあります。そのため、口臭の有無を確認し、原因を調べましょう。発見した原因に合った対策や処置をすることが大切です。

インプラントを検討されている方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

こんにちは。京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」です。

歯について指導している歯科衛生士

歯科衛生士の仕事に興味があるけれど、やりがいや魅力を感じられる職業なのか気になってはいませんか。また、仕事内容なども気になる点かと思います。

そこで本記事では、歯科衛生士のやりがいや魅力、仕事内容について解説します。歯科衛生士の仕事で大変だと感じることについても解説しますので、歯科衛生士の仕事に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

歯科衛生士の仕事内容

歯科衛生士の仕事内容イメージ

はじめに、歯科衛生士の仕事内容をご紹介します。

歯科衛生士の仕事内容は大きく3つの業務に分けられます。

歯科予防処置

歯を失う原因は歯周病と虫歯が9割を占めています。歯周病や虫歯になる原因は、歯の表面や歯周ポケットに残るプラークです。

歯科衛生士は歯科医師の指示のもと、歯や歯茎の状態を確認しながら専用の器具を用いて歯の表面に付いている歯石やプラークを除去します。また、歯の表面に付くヤニや茶しぶなどの着色汚れを除去する機械的歯面清掃をおこなうことも可能です。

歯の掃除以外にも、虫歯予防に効果的なフッ素塗布などの処置もおこないます。歯科衛生士は、自宅でのケアだけではカバーできない部分をサポートし、歯科疾患を予防する専門家として口の中の健康を保ちます。

歯科医院でおこなわれる定期メンテナンスは、歯科衛生士の主な業務のひとつといえるでしょう。

歯科保険指導

虫歯・歯周病などの歯科疾患は患者さんの生活習慣と密接にかかわります。虫歯や歯周病を予防するためには、正しい歯磨きの仕方を身につけることと生活習慣を改善することが重要です。

歯科衛生士は、患者さん一人ひとりに合わせた適切なブラッシング指導や栄養指導をおこないます。歯科医院の定期メンテナンスでは、適切なブラッシング方法や歯ブラシなどの選び方はもちろん、間食の摂り方なども指導します。

また、歯科衛生士がおこなう歯科保険指導は歯科医院にとどまらず、あらゆる施設でおこなわれています。学校や保健センター、介護施設などでおこなわれる集団へのブラッシング指導・栄養指導も歯科衛生士の業務です。

歯科診療補助

歯科衛生士は、予防処置や保健指導以外にも、治療の補助や歯科治療の一部を担当します。歯科医師に器具を受け渡すことやバキュームで唾液などの水分を吸い取るアシスタント業務も歯科衛生士の仕事です。

歯科医師の指示のもとで歯科衛生士がおこなえる歯科治療は多岐にわたります。経験や能力に応じて業務を任されることが多いでしょう。仮歯の調整や表面麻酔の塗布、オフィスホワイトニングなども歯科医師の指示のもとであればおこなうことが可能です。

歯科衛生士のやりがいと魅力

歯科衛生士

歯科衛生士はやりがいと魅力がある職業です。昨今では口の中の健康が全身の健康とも大きくかかわることが注目されており、歯科衛生士の活躍の場が広がっています。

具体的に歯科衛生士の仕事のやりがいや魅力はどのようなところにあるのか順に解説していきます。

お口の健康を守ることができる

歯科衛生士は歯科医師の指示のもと歯石除去やブラッシング指導、フッ素塗布などをおこないます。予防歯科では、患者さんのライフスタイルに合わせて日々のセルフケアの方法などを提案し、患者さんとともに健康な口内環境を目指していきます。

患者さんの口内環境が改善される様子を確認できる点や、人の健康に直接かかわれる点はやりがいとして大きいでしょう。

人に感謝される

歯科衛生士は人と直接かかわる仕事です。患者さんの口内環境を良くするために指導や施術をおこなってサポートしていきます。口内環境が改善されたときや悩み・不安をきいてあげたときなど、業務を通じて感謝される場面が多くあります。

人に感謝されることにやりがいを感じる歯科衛生士は実際に多く、仕事のモチベーションにも繋がるでしょう。

さまざまな場所で活躍できる

歯科衛生士の勤務先は歯科医院だけではありません。個人経営の歯科医院はもちろん、市町村の保健センターや介護施設、総合病院など、さまざまな場所で活躍できるのです。

昨今では、予防歯科の考えが一般の方にも普及され、健康意識の高まりから歯科衛生士の需要が増しています。多くの歯科医院や施設が歯科衛生士を求めているため、環境の変化があっても新しい場所ですぐに働ける点は大きな魅力だといえるでしょう。

チームとして働ける

歯科衛生士は歯科医師や歯科助手とともに患者さんの口内の健康をサポートしています。歯科医師や歯科助手と情報を共有し業務が円滑に進むように行動することが何よりも大切です。

単独で業務をこなす場合と比較して、チームでコミュニケーションを取りながら進められるため、大きな達成感を得られるでしょう。

プライベートの時間が守られる

看護師の場合、勤務先によっては夜勤があり生活が不規則になりやすいです。

一方、歯科衛生士は夜勤がなく勤務時間も19時前後までのケースが多いため、生活リズムも一定で無理なく働くことができるでしょう。

資格取得でキャリアアップできる

歯科衛生士の業務のなかには、より専門的な知識や技術が必要となるものがあります。自分の興味のあるジャンルや得意な分野の知識・技術を身につけてキャリアアップできる点も大きな魅力のひとつです。

インプラントや歯周病、矯正の認定歯科衛生士など、キャリアアップにつながる資格は数多くあります。意欲があれば、歯科衛生士の腕を磨くことが可能です。また、資格取得は転職する際のアピールポイントにもなり得ます。

収入に波がない

歯科衛生士は国家資格なので専門職に応じた給与が支給されます。キャリアや実績に応じて収入アップも期待できます。福利厚生や研修費の補助などの制度も充実している場合が多く、働きやすい環境にあるといえるでしょう。

収入の変動が少なく安定している点は、大きな魅力のひとつです。

歯科衛生士の仕事で大変なことはある?

治療をしている歯科衛生士

歯科衛生士の職業に興味のある方のなかには「歯科衛生士の仕事で大変なことはあるの?」という疑問をおもちの方もいるでしょう。

以下に、歯科衛生士の仕事で大変なことをご紹介します。

医療ミスが起こらないように注意を払う

歯科衛生士は歯科医師の指示のもと患者さんに処置をおこないます。患者さんの体調の変化や不快感の有無を読み取り、医療ミスが起こらないように常に注意を払わなくてはいけません。気を張った状態が続くため、大変だと感じることもあるでしょう。

体力が必要

歯科衛生士は、歯科予防処置や診療補助など細かい作業で目を酷使します。また、同じ姿勢で長時間作業をするケースも多く、腕や腰を痛める方も少なくありません。

診療室内で立ったり座ったり、移動も多いです。体力的に楽な仕事ではないので、大変さを感じる方もいるでしょう。

コミュニケーション能力が必要

歯科衛生士の業務は、歯科医師や歯科助手などと連携しながらおこないます。患者さんが安心して治療を受けられるようにスタッフ間で情報を共有し、お互いの業務をサポートすることがポイントです。

ほかのスタッフとコミュニケーションを取りながら仕事を進めなくてはいけないため、気を配ることに大変さを覚えることもあるでしょう。

勉強する必要がある

歯科治療の術式や使用する器具・機材は常に新しいものに変わっていきます。歯科衛生士学校で学んだ知識や技術だけではなく、定期的に研修や勉強会に参加して新しい知識を身につけなくてはいけません。

患者さんが安全に歯科治療を受けるためには、自分自身が正しい知識と技術を身につける必要があるでしょう。

歯科衛生士としての仕事にやりがいは必要?

仕事にやりがいを感じている歯科衛生士

「歯科衛生士の仕事にやりがいは必要なのか?」と疑問に思う方もいるかと思います。仕事を選択する際は、どの職業にもかかわらずやりがいを感じると長く続けることができるでしょう。

歯科衛生士の仕事には、さまざまな専門的な分野があるため興味のある分野や得意と感じる分野の専門知識を身に付けてスキルアップすることも可能です。

また、歯科衛生士は直接患者さんの口の中に触れて健康をサポートします。ありがとうと喜んでもらえることが多い仕事なので、患者さんの言葉や笑顔が仕事のやりがいに繋がることもあるでしょう。

歯科衛生士として、人の役に立てたことに喜びを感じ、さらに頑張ろうと思えることも魅力のひとつです。

まとめ

二人の歯科衛生士

歯科衛生士は患者さんのお口の健康を守るスペシャリストです。患者さんのお口の中の健康をサポートするため、やりがいや魅力を感じる仕事であるといえるでしょう。

勤務時間も一定なので仕事もプライベートも充実させることができます。全国どこで勤務しても仕事内容に偏りがなく、ライフスタイルに合った働き方が選択できる点も大きな魅力といえるでしょう。

当院では、一緒に働く歯科衛生士を募集しております。歯科衛生士の仕事にご興味がある方は、京都市左京区岩倉にある歯医者「金田歯科医院」にお気軽にお問い合わせください。

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